村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

手に正札や

2021-12-17 22:13:37 | お勉強

 星野立子
人形の手に正札や銀狐 

今日は病院へ
その帰りは朝日カルチャーでお勉強
「茶の湯の中の漆器」
唐物と和物の茶に使われる塗物のお話しと
スライドそして
実際の道具を手にとって拝見する

盛阿弥の大棗は
底に「盛」の針彫があった
大きい棗だ
それに引換だいたい嵯峨棗は小さめだと
 鈍翁の箱の藤の実形の日の丸香合
 藤の実形の蒔絵室町時代
 小川破立の乾湿の墨形香合
 桜の木の古い中次
 鎌倉彫は時代のものと
 三橋の作のもの
 室町時代の化粧道具を見立た 
 錫縁梨地に小菊の文様蒔絵
 根來の薬器
 金林寺の古いもの
 唐物の堆朱
ほかに何があったか
忘れたがまだまだあった
漆塗りのものも陶器と同じく
手に取り
その重さも共に味わう
作られてから時間を経て
美しく透けていく漆の妙 いいね

コメント
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