村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

試み餅

2014-12-23 23:27:45 | 菓子
天皇誕生日 祭日である
和菓子教室の卒業生向け
今日は特別授業



菱葩餅(ひしはなびらもち)は、
ごぼうと白味噌餡とピンク色の餅を、
餅もしくは求肥で包んだ和菓子である。
通称花びら餅。

平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したもので、
600年にわたり宮中のおせち料理の一つと考えられてきた。



歯固めの儀式では長寿を願い、
餅の上に赤い菱餅を敷き、
その上に猪肉や大根、
鮎の塩漬け、
瓜などをのせて食べていたが、
だんだん簡略化され、
餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を、
公家に配るようになった。
さらには鮎はごぼうに、
雑煮は餅と味噌餡でかたどったものとなった。

宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていた。
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が
初釜のときに使うことを許可され、
新年のお菓子として使われるようになり、
全国の和菓子屋でも作られるようになった。


当初はごぼうが2本であったが、現在では1本のものが主流である。
≪ウィキペディアより≫



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コメント
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