村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

消ゆる帚木

2014-12-19 21:51:01 | お勉強
「数ならぬ伏屋に生ふる名のうさにあるにもあらず消ゆる帚木」

今年最後の源氏の会
源氏物語を原文で読む会
会員は三名
何年かかけて一応は読み終えたのだが
雰囲気だけで内容がよくわからない
伊勢物語も同じように原文で読み終え
また源氏物語に戻った
今度は原文を読んだあと
読み下しを読むという方法に変えた
お喋りの時間がほとんどで
読み始めると30分くらいで終える
ストレスのない勉強会だ




今日は「帚木」(あらすじ)

五月雨の夜、17歳になった光源氏のもとに、頭中将が訪ねてきた。
さらに左馬頭(さまのかみ)と藤式部丞(とうしきぶのじょう)も交えて、
4人で女性談義をすることになる。
この場面は慣例的に『雨夜の品定め』と呼ばれる。

頭中将は、女性と付き合うなら「中の品」(中流)の女性が一番よいと前置きし、子までもうけた内縁の妻の話をする。
彼女は頭中将の正妻(弘徽殿女御の妹)の嫌がらせにあい、
現在も行方がわからないと語る(後に内縁の妻が夕顔、子供が玉鬘だということがわかる)。

翌日、紀伊守の屋敷に方違えのために訪れた源氏は、
前日話題となった中流階級の女性である空蝉(伊予介の後妻)に興味を持ち、強引に一夜を共にする。

あの一夜以来、空蝉を忘れられない源氏。
そこで源氏は、紀伊守に計って彼女の弟・小君を自分の元で仕えさせることに。
源氏から文を託された小君は、空蝉に文を届けるが「お断り申し上げなさい。」と叱られる。
姉の返事を源氏に伝えると、(何故ここまでつれなくされるのか?)と自分になびかない空蝉を、
『竹取物語』の「なよ竹(かぐや姫)」になぞらえる源氏だった。
≪ウィキペディアより≫

写真は昨日の稽古中
台目棚の点前




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木枯らし聞く夜

2014-12-19 01:09:06 | 村雨庵 稽古 
越て来た山の木がらし聞夜哉  一茶



水曜日の稽古は奈良行きで休みにした
木曜稽古はゆっくり起きて
午後から稽古と予定した

予定通り朝目が覚めたら10時だった
よく寝た 昨日の疲れは 皆無だ

久しぶりに席中でご飯を炊きたい
茶飯釜を使おう

洗い米を2カップ半
普通は二割増しの水で炊くから3カップの水

今日は
計らず適当に調整したので
焚き上りが柔らかい
それでも
釜で炊けば十分美味しい
まああ 次は 気をつけてっと

釜を洗い 
改めて掛ける

濃茶は大津袋で
薄茶は老松茶器を使う


年の暮れ だ





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