村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

木枯らしの声

2014-12-04 01:09:22 | 村雨庵 稽古 
12月一週目の村雨庵稽古日
悩むことなく床は
例年通り
看々臘月尽 みよみよろうげつつくし

菓子は「芝の雪」
そのお菓子を届けてくれた千草庵のご主人が
お菓子を渡すなり「紅葉がきれいですね」とひとこと



そうなのだ 今年は格別
わが木戸のいろはもみじが
色鮮やかな黄金色に紅葉している
風は吹いていないのだが
寒波が来ているとかで
寒い 寒い
さすが12月だ


身にしみて寒けかりけり色かへぬ松にもかよふ木枯のこゑ 一葉

樋口一葉
樋口 一葉(ひぐち いちよう、1872年5月2日(明治5年3月25日)- 1896年(明治29年)11月23日)は、
日本の小説家。東京生まれ。
本名は夏子、戸籍名は奈津。

中島歌子に歌、古典を学び、
半井桃水に小説を学ぶ。
生活に苦しみながら、
「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」といった秀作を発表、
文壇から絶賛される。
わずか1年半でこれらの作品を送ったが、
24歳6ヶ月で肺結核により死去。
『一葉日記』も高い評価を受けている。
≪ウィキペディアより≫

むかし音読会を友人とふたりでしていた
いちばん初めに一葉の「にごりえ」から始めたが
七五調の美文であり、声に出して読む嬉しさがあった
一葉記念館に一度行きたいといいつつ
いまだ果たしていない



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