近所に桜の名所があります。4月最初の日曜日、子どもとその桜並木を歩きました。桜は5~7分咲き、花見の人出は例年の3割程度だったでしょうか。東日本大震災以来、歌舞音曲、華美艶麗を慎む風潮があり、人出が少ないのはそのせいかと思われます。被災された方を思うと、はしゃいでいられない気持ちになるのは自然なことです。しかし、外出を避け、家でセンバツの決勝戦を見ているのでは電気を消費してしまいます。暖房をつけていればなおさら電気を消費します。それよりも、桜の咲いているところへ歩いて行き、しばし桜の花びらが風に揺れ、そして舞うさまを眺める方がエネルギー消費が抑えられます。我が家では、今年はせいぜい散歩に精を出そうかと思っています。家に居て電気を使うよりは、街を歩いて移ろいゆく自然を感じる方がましかなと思います。日中、外を歩けば、夜の寝付きも良いでしょうから、これまた電気を使わずに済みます。どんちゃん騒ぎはもってのほかですが、散歩の途中で軽く一杯ってのもありかなと思います。ともあれ、先ずは出来る範囲のこと、無理せず続けられること、そういったところから自分の生活を見直していきたいと思います。次の休みには、植物園に出掛けてみようかと考えています。もちろん、歩いて。