新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

ピクルス、その後もピクルス

2018年08月31日 | 食・レシピ

いつも冷蔵庫でスタンバってるピクルス。キュウリのピクルスを使い終わったあとにも美味しい液が残るので、そこにまた元気色の野菜を入れます。酢は入っていますがツンと尖った酸味でなく、夏には貴重なピクルスです。
もう40数年前ロシア料理店で食べた、塩だけで漬けこんだ乳酸発酵ピクルスの美味しさが忘れられません。発酵した酸味は体に優しく馴染みます。最近は酢が入っているのがほとんどで、これも時短かなというのが感想です。

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サバ缶-サバ=汁

2018年08月29日 | 食・レシピ

夕食のアップをする度に代わり映えのしないメニュー・・・。また言い訳ですが、冷蔵庫の野菜のぶっ込み料理です。

サバ缶、キャベツ、トマト缶、エリンギ、ニンジンと一度に野菜が摂れるけど私は食傷気味。野菜好きの夫には好評ですが。

濃い味の方が生臭さを消すので味噌煮缶を使うのですが、汁は甘すぎて捨てていました。しかしテレビでは汁に流れ出た栄養分までキチンと使うことを勧めていました。

 そこで缶の汁を薄めて少々の醤油と塩を足してナスを煮ました。「ナスのしぎ焼き」があるほどだからナスと味噌味は相性はいいです。

ご飯はトウモロコシの炊き込みご飯。きっちり100グラムの海苔巻き弾丸おにぎりで、この形が気に入っています。残ったご飯は100グラムずつに分けて冷凍します。

あるブログで、いつも美しい盛り付け、カラフルな食材の使い方、垢抜けした料理法、バランスの良さがまるで料理本みたいで、そのセンスよさに敬服しています。さすが京都人と参考にする事たびたびです。

その方のご飯の量が「一口サイズ」。年齢は私より数歳若く、私の100グラムは多過ぎるのかなと気になっています。でもご飯が大好きなのです。自分のことはさておき、コメント欄が閉じられているので聞けないのが残念・・・。

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全く火を使わない晩ご飯・・・

2018年08月27日 | 食・レシピ

夕食のテーブルについたとき、「ん・・・」と今日は全然火を使ってないことに気づきました。

5時過ぎボランティアの帰りに買ってきたのはチキンの味つきのみ。あとは冷蔵庫の中の作り置きや常備菜を盛っただけ、並べただけの晩ご飯です。

豆腐、ナス、ハス、ゴーヤ、海苔、とろろ昆布、麩、キャベツ、ニンジン、大葉、しらす、鶏肉、梅味噌、ご飯。食材は一応万遍なく使っています。

「おすまし」は「一汁一菜」の土居善晴さんのヒントから。とろろ昆布と少々の液体ダシと醤油少々と耳かきほどの塩を器に入れ、お湯を注ぎ乾燥の手まり麩を乗せます。質のいいとろろ昆布を使えばかなり美味しいおすましです。

でも主婦として、チクリと心が痛むのは否めません。でも、でも、手をかけないでこんなにうまくいったという「自負」も心の片隅に巣くっているのも本当です。

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レンジ料理「ナスの中華和え」

2018年08月25日 | 食・レシピ

背中に若干の疲れを感じ、カーブスに行くの止めようかな・・・と思いつつ、体は行く準備をしていました。8月は半月休んでいたので、残りの半月で目標の8回に近づけないと。

ナスの中華和えは、縦4等分にしたナスにオリーブ油を塗り、レンジ500Wで3~4分。カツオだしと水大さじ6、酢小さじ1、醤油、ごま油で液を作りこの中に漬け込み冷蔵庫へ。大葉としょうがをトッピング。器の中でしそとしょうがを混ぜながら食べるのがとても美味しいです。

小ぶりのニンジンはバター、コンソメ、砂糖を入れた圧力鍋で3分ほど圧力をかけたグラッセ風。作り置きしておくと付け合わせにも便利です。

無限ピーマンは度々登場する時短メニューで、飽きの来ない味です。

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アメリカ経由の「上杉鷹山」

2018年08月23日 | 本・新聞小説

上杉鷹山の名前がはっきりと私の心に刻まれたのは、故ケネディ大統領が「尊敬する日本人に鷹山の名前を挙げた」ことを知ったつい最近のことです。アメリカのトップによる高い評価は、日本に居ながら無知だった私には衝撃的でした。そこで先ず読んだのが童門冬二『小説 上杉鷹山』。

そしてまた少し前、北米の大自然の中で凛として生きる主婦のブログで鷹山を描いた藤沢周平『漆の実のみのる国』を知り、これまたアメリカ経由の情報が心に残りました。

江戸時代18世紀半ば、九州南国の小さな藩から東北の上杉家に養子に入った治憲(鷹山)は17歳で9代藩主になります。上杉家は豊臣政権下で景勝の会津藩120万石だったのが、家康に30万石に減封されて米沢に移り、さらに跡継ぎ問題で15万石にまで減らされます。(因みに米沢は家臣・直江兼続の領地で、米沢の町計画の基礎や農業振興の元を作っており、彼は喜んで景勝を迎え入れました。)

代々藩主には吉良上野介の血も流れて武士の格式がことさら重んじられ、また名門の誇りも捨てられず、更には藩士は景勝の時のままの5000人、藩の収支は合わずじまいで借金は16万両(160億円)にも膨らんでいました。

前藩主の重定は領地返上を検討するほど追い込まれていましたが、その時鷹山に託されたのが破たん寸前の藩の改革でした。
ブレーンに選んだのは細井平洲門下生で、いわば米沢藩の保守派とは対立する改革派でした。「大倹約令」を出し自らも実行、武士もクワを持ち開拓地を広げます。
身分制度が秩序だった江戸時代には武士の優位は常識、なかなか理解の得られる改革ではありませんでしたが、少しずつ鷹山の心を共有できる武士が増えていきました。
改革が進みつつある中で、改革派に対抗する重臣7名のいわばクーデターが起き広間に閉じ込められますが、最後は側近と前藩主重定の助けもあり脱出します。愛情と優しさを持つ鷹山でしたが、改革を実行するために7人に対して断固たる意志で厳しい処罰を科しました。

鷹山が行った改革は、漆、桑、楮を100万本ずつ植え、絹糸、和紙、そして漆の実から蝋をとり江戸に売りさばくことでした。しかし不運にも、その頃は西日本から櫨の実のロウソクが安価に出回るようになり計画は失敗。折から浅間山が噴火し「天明の大飢饉」が襲います。藩の収入を上回る損害、餓死者・・・と農村は再び荒れ果て、僅かに成果を出し始めていた改革も水泡に帰しました。
改革では鷹山の存在が大き過ぎ頼られ過ぎること、強硬な改革がうまくいかなかった責任などを考えて藩主を引退し隠居、家定の子・治広が10代藩主になります。

隠居から5年、借金はさらに膨れ上がっていました。鷹山は心を痛めながらも隠居の身分を固く守っていました。
そんな時に、鷹山の復帰を願うかつてのブレーンで引退している竹俣当綱がやってきて、政治の舞台に戻るように、更には莅戸義政を取り立てるように策をとります。

強硬に進めた第1次改革の失敗を冷静に反省し、藩の借金を公開して藩の苦しい状況を共有し藩民の理解を求めます。復帰した鷹山は町民、農民、下級武士からも意見を求める意見箱も設置しました。藩民の知恵と力を合わせて再建する道が開かれたのです。藩政のトップも反対しませんでした。「堰作り」を投書した武士にすべてを任せて実行、水の確保もできました。絹糸は織物に商品化。織り手は武家の子女、商品の流れが始まりました。鷹山はこうして米沢の土地と人に息を吹き込み、大地も人も豊かな藩へと導いていったのです。

ここには書き切れず、複雑な全体が見えてきませんが、2冊共に、藩の置かれた特異な状況、改革の実例、自然環境、幕藩体制、米から通貨へ移り変わろうとする江戸の経済状況など細かく、視野を広げて書いてあります。
特に藤沢周平の経済の細かなデータの記述は古文書をやっていると参考になりました。


鷹山の「藩主は藩と領民の安全のためにある」「藩主の贅沢を維持するために、藩と領民があるのではない」という、人権、民主の思想があったことは驚愕でした。
この頃儒学は官学の朱子学と、対する伊藤仁斎、荻生徂徠の三派が主流。細井平洲はそれぞれの長所を採用する折衷派で「訓詁の学識よりも、修身経世の実践を尊ぶ」ものでした。
その師の教えを幼い時から学んだという事が、根っこのところで鷹山の思想を形成したものでしょう。


『漆の実のみのる国』を読み終えて、再度『小説・上杉鷹山』を読み直しました。細井門下の竹俣当綱、莅戸(のぞき)善政、木村高広、藁科松柏などの個性的な藩士の能力を見いだし登用したところ、前例の失敗を分析する冷静さなど、鷹山はリーダーとしての手腕を持ち合わせていました。両方を読めばこの中に出てくる名前にもすっかり親しみを覚えました。

『成せば成る、成さねば成らぬ何事も、成らぬは人の成さぬなりけり』有名な鷹山公の言葉です。
ちなみにケネディが鷹山を知ったのは、内村鑑三の5人の『代表的日本人』の英訳の本から。その5人に鷹山が入っていたのです。

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電子レンジで煮びたし

2018年08月22日 | 食・レシピ

この猛暑、少しでも火を使わない料理を見つけると飛びつきます。小松菜ときのこの煮びたし。まずラップして小松菜をチン。次にきのこを入れ、水とダシと醤油、おろしショウガとごま油各大さじ1を入れて混ぜ、又ラップしてチンで出来上がり。

卵の黄味を味噌漬けしたら白身が残ってひじき入りの卵焼きにしました。黄味は長く漬けすぎたので塩っ辛く、2時間ぐらいが適当かな。

ゴーヤの収穫も終わりがけです。いびつなゴーヤは佃煮にしました。酢も入れるので夏には食べやすい佃煮です。

冷凍の釜揚げしらすが手に入り、久々のしらす丼です。このうち二皿は手をつけず。でも味付けが下手なので、和食にするとどうしても塩分が高くなり、今晩は足がむくむだろうな。

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半調理品「パエリヤ」

2018年08月20日 | 食・レシピ

ボランティアの帰り。5時。夕食のために、あの保健婦さんのアドバイス「神の言葉」のお陰で、堂々とこんなパックを買いました。

シーフードパエリヤ、1パック537円。この価格が信じられず何度もひっくり返してみました。裏の説明をよーく見ると、サフランではなくてターメリックを使用しています。なるほど納得。サフランは1グラム1000円もするので使わないんだ・・・

エビ、アサリ、ムール貝、パプリカ、エンドウも入ってポルトガル産の半調理品です。ということで試すことにしました。

材料はカット済みだから、後はフライパンとオリーブオイルで10分もかからずにできそう。

パエリヤ鍋に収まればそれらしくなりましたが、ターメリックとサフランでは、味も香りも全然違います。夫は美味しいとは言ってくれましたが、やはりサフランで、アルデンテでないとね。サフランはまだ沢山残っているので使ってしまわないと。

4月にポットで発芽した苗12個を庭の隙間やに植えていたので、あちこちで咲いています。時が経つと、虫なのか病気なのか葉が丸まって醜くなります。今から木酢液で消毒していますが、この美しさが保てるかどうか・・・。

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鈴木春信 ボストン美術館浮世絵名品展

2018年08月20日 | 美術館&博物館

福岡市博物館で8月26日まで開催されています。

春信の活躍期間は10年ほど。その絵も8割が海外に流出し、日本で見るのは難しいとさえいわれているなかで、ボストンから130年ぶりに、150点が日本に里帰りしています。

春信は多色刷り版画(錦絵)の生みの親、華やかな浮世絵の歴史はここから始まったといわれています。私が好きだったのは《夕立》。いきなり降り出した雨に慌てて洗濯物を取り入れようとする女性の姿を描いています。慌てたので右足の下駄が脱げて裏返り、振り返った姿が夕立の力強い線の中で生き生きと描かれています。私の「今日の一枚」です。

春信の浮世絵には仕掛けが施されたものが多数あります。着物に隠された文字を探し出したり、古典の有名な場面を見立てた絵を読み解いたりと、当時の江戸町人の粋で知的好奇心が高い文化がしのばれます。 

三大小町、遊女、江戸の日常を描いた絵から、150年も戦のない江戸の暮らしは、ある意味では幸せな時代だったことをしのばせました。



春信亡き後に活躍した勝川春章の絵はさすが洗練されているし、最後の二枚は際立つ歌麿で締めくくられていました。歌麿の美人画は格別です。

この辺りは食事にいつも苦慮します。高級マンションとオフィスビルが建ち並びショッピングやレストランを拒んでいる気がします。そんな中でビルの奥に見つけたお寿司屋さんの1000円ランチです。「10人限り」の文字に惹かれて。

 

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ひとり昼ごはん

2018年08月18日 | 食・レシピ

スマホでブログをアップするようになったら、メールを打つような気楽さが面白くて、頻繁なアップになりました。同日に二つも・・・.

6月からは毎月11~2時間の芝生の刈り込み、草取り、花の手入れが必要です。きのう、今日と早朝から3時間ずつ草取り。あの猛暑より少し低めの31度は助かりました。

お昼は1時過ぎのひとりご飯。濃いめの味が欲しかったので、冷蔵庫の残りご飯で「リゾット風」を作りました。アルデンテの歯ごたえこそないものの、ミックスチーズのコクのある味はバッチリです。

簡単な野菜摂取には、瓶詰めのザワークラウトが便利でいつも冷蔵庫に入っています。キャベツの高いときでも瓶詰めは同じ価格。青ジソに包んで食べれば、ドレッシングなしの酸味と香りでちょっと疲れもとびます。

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オクラ+たくあん!

2018年08月18日 | 食・レシピ

時々「親爺」氏のブログで豪快な料理を見てアイディアを参考にしています。主婦では考えつかない組み合わせに目からウロコの時もあります。
沢庵とオクラの組合せも早速取り入れました。歯ごたえが軽快で沢庵と塩昆布だけの塩味で十分です。

チャーハンは「奈良漬け炒め飯」。昭和の香りのする名前が返って新鮮です。姉が中学生の時、家庭科で料理実習したものを家で作ってくれたました。具材は奈良漬けとカマボコだけ。ラードを使った焼き飯は美味しくて、小学生だった私には姉がとてもまぶしく見え、今ても鮮明に覚えています。わが家のご飯は100グラムが通常なので、具材を多くしてボリュームを出しています。

鶏肉は、油をひかずに皮から弱火で20分、裏返して5分。皮がパーリパリ!辛子醤油でいただきます。鶏モモが一枚しか無かったので量は少な目になりました。

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呉汁(ごじる)

2018年08月17日 | 食・レシピ

昭和30年代初め、学校給食が始まりました。経済成長の坂を上り始めたものの食材はまだまだ。タンパク源として重宝され、鯨肉と共に給食にも度々登場したのが大豆です。

このご時世「ごじる」と言って分かる人はあまりいないかも。今、手間を省いた大豆の粉末が売られていますが、本来は茹で大豆を磨り潰した歯ごたえのある方が美味しいのです。

お味噌汁に、水で溶いて味噌の前に入れるだけです。以前、夫が味噌汁の失敗と思ったので、今回は薄めに仕上げました。夫は呉汁を知りませんでした。

郷愁からでなく、私はこんなひなびたメニューが好きなのです。多分B級グルメからもふるい落とされて、歯牙にもかかっていないでしょうね。

庭で、バッタの攻撃から逃れて沢山の青ジソが採れています。お酢の物にたっぷり使いました。

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換気扇の「お手入れランプ」が点灯!

2018年08月16日 | 住まい&掃除

昨晩就寝時に換気扇の「お手入れランプ」が点灯しているのに気づきました。ある時期から掃除日を書き出しているので確認すると2カ月程前。ついこの前掃除したと思ったけど、シニアの家にも光陰は矢のごとし・・・。

整流板を開けてみても、少しべとつく感じでさほど汚れていません。


ファンもオイルリングも深刻な汚れではありません。 

センサーの辺りに油がついていたので、ひょっとしたら誤作動? 簡単に30分を予定しましたが、油分が洗剤で取れず、スチームクリーナーの登場。この通りこびりついた油がとれました。 ついでに水廻りの排水溝にもスチームをかけたり、結局1時間半かかりました。

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アヒージョ

2018年08月15日 | 食・レシピ

カーブスからの帰りが遅くなりました。夕食はアヒージョと、昨日の残りの「スープカレー」を野菜を足して「カレースープ」に作り直したもの。

市の健康診断後の個人面談の折に、私のある日の献立表を見て「バランスもいいし、品数も多い。でも年齢的にこれを続けることは大変になるから、市販の便利な物を時々上手に使ったらいい」とアドバイスを受けました。これは嬉しい「お墨付き」。ということで、アヒージヨのスパイスは堂々の市販品です。

今日はビールではなくて、レモンサワー。市内のホテルのレモンサワーがとても美味しかったのですが、なかなかその味に近づけません。

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フラン

2018年08月15日 | 食・レシピ

おやつのフラン。台風接近ですだれ20枚を取り外していましたが、知らないうちに福岡通過。また取り付けるのは夫の仕事!そのためのおやつです。

半月休んでいたカーブスに今から行ってきます。体力が減退した感じ・・・。

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キッチンの暑さ対策

2018年08月14日 | 住まい&掃除

お盆をさけて道路が混む前に孫たちも帰って行きました。風神雷神のように賑やかに動き回った孫でしたが、その袋に賑やかさも楽しさも大変さも全部ひっくるめて持って帰りました。

「帰りたくない」と落ち込んでいた孫、少しでも長く留まれる様にと最後まで小さな抵抗を試みていました。経験からよ-く分かるので私も切ない・・・。孫の寂しさと切なさが袋には詰め込めず落ちて残っていました。心のリセットをして落ち着くまでに、私にも少し時間がかかりました。

天気がよかったので後片付けはスイスイ。でも寝具の後始末はやっぱり大変です。

娘が使ってないからとデスクファンを持って来てくれました。以前食事の準備が暑かろうと母心で送りつけていたものですが、あまり使わなかったみたい。安い物ですが、私の好きな色だし2倍の風がありがたいです。これでかなり暑さが和らぎました。暑さ対策成功です。

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