新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

失敗のないチャーハン

2007年08月28日 | 食・レシピ

070828resipi_003 毎日のお昼ご飯。自分ひとりならお茶漬けでも、たまには食べたいマルタイの棒ラーメンでもいいのですが、二人分となるとやはりそういうわけにはいきません。

簡単でおいしい作り方は、主婦共通の思い。ここにとっておきのレシピがあります。調理時間15分。絶対に失敗のないぱらぱらのチャーハン。簡単でびっくりするほどきれいにできます。 ( レシピは2人分 1人当たり473kcal、日経新聞より )

★焼き豚(ハムやベーコンでも可)50g  万能ネギ50g  卵2個  ご飯300g  塩小さじ1/2  こしょう少々  スープの素小さじ1  ごま油大さじ1/2  サラダ油大さじ1  しょうゆ小さじ1/2

  1. 070828resipi_001_1焼き豚は7、8ミリ角に切り、ネギは小口切り。
  2. 卵をとき、その中にご飯、塩、こしょう、スープの素、ごま油を入れて混ぜます。
  3. フライパンにサラダ油を入れて熱し、2を入れて強火でいためます。半熟程度になったら焼き豚を加え、次にネギを入れて、最後に鍋肌からしょうゆを回し入れます。

ポイントは、卵とご飯を混ぜて時間を置かないこと。油がご飯の中にも入るので炒め油が少なくて済むこと。チャーハンはぜいぜい2人分の調理がベストです。

「卵ご飯」状態でチャーハンを作ることは知っていましたが、この中に先に具と油を混ぜておくことが新情報でした。

★ゴーヤを使って 

070731resipi_015070726goya_028_2左の皿は、ちくわとキクラゲとゴーヤを炒めたもので塩コショウ味。

右は、ツナと玉ねぎとゴーヤをマヨネーズ&ヨーグルトであえた物。トマトを入れたりします。

簡単にカニかまと玉ねぎとトマトをマヨネーズ&ヨーグルトで和えてもさっぱりしています。

右の写真は、ゴーヤといかを炒め、味噌とテンメンジャンと砂糖と酒の調味料で味付けし、溶き卵を入れました。

ゴーヤはこれといったレシピがなくても、うまみ成分のある材料と合わせればいいことが分かりました。味付けも自由。薄く切り、塩をふってしばらく置き、水気切って使うといいようです。

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ぶどうジャム&ブドウジュース

2007年08月25日 | 食・レシピ

ジャム用にと、3キロのベリーAをいただきました。一度に作るのは大変だから2度に分けて作りました。

★ぶどうジャム & グレイプジュース

07082goya_001砂糖をまぶして一晩寝かせ、翌朝火にかけてます。50分ほど煮たらザルで濾してまずジュースを作ります。ザルに残った実と皮を木ベラで押し付けながら濾し、それをとろりとなるまで煮ます。約2リットルのジュースと、1キロのジャムが出来ました。

空き瓶を取っておいて、簡単なオリジナルラベルも作成。ちょっと雰囲気を盛り上げました。小分けして子供たちにもやろうかと思いましたが、甘いからと敬遠されてしまいました。

夫の出番は、木ベラで実と皮を丁寧に濾すところ。とても助かります。数少ない台所の手伝いの一つで、もう一つが栗の渋皮煮を作るときの皮むき。私より丁寧なので上等の渋皮煮が出来上がります。

ゴーヤライス

わたしのブログで「ゴーヤ入り焼きうどん」を見た友人からメールが届きました。そこに書いてあったのが、ゴーヤライス。いつもシェフのような料理をする人のおススメだから、おいしいのは間違いないと思って早速作りました。うどんよりもはるかにおいしく、子供たちにも好評でした。私のゴーヤ料理の中で、ランクが高いヒットメニューになりました。

  • ゴーヤはスライスし塩をしておく。07082goya_007
  • 豚肉200gは一口大に切る。ニンニク2個はスライス(ニンニクライスが好きな人は増やしてもいい)
  • 調味料(しょうゆ大さじ2、酒大さじ1、砂糖大さじ1)
  • 温かいご飯640g
  1. フライパンを熱しニンニクを入れて香を出し、豚肉を炒めて色が変わったら次にゴーヤを入れて炒め、最後に調味料を入れてさっと混ぜます。
  2. 温かいご飯に混ぜてお皿に盛り、トッピングにゴマとネギを。

★実が花に変化!?

07082goya_005070811asagao_020花から実が出来るのは自然界の決まり。でもその実が熟れてはじけると、まるで花が咲いたようです。

青いゴーヤの実はオレンジ色に色づいてぱちんとはじけ、中から真っ赤な種がでてきます。美しいというより、どきっとする光景です。

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ゴーヤ入り焼きうどん

2007年08月21日 | 食・レシピ

070731resipi_006ゴーヤのカーテンからは、毎日2、3本のゴーヤが収穫できます。

ゴーヤを使ったレシピを見つけると敏感に反応して、とにかく作ってみることにしています。

日経新聞に載ったこのメニュー。うどんとゴーヤのとり合わせに一瞬躊躇しましたが、説明書きの『ゴーヤの歯ざわりとうどんの組み合わせが新鮮です』に、さっそくゴーサイン。意外においしい焼きうどんでした。

材料は2人分、一人当たり504カロリーです。調理時間は20分。お昼にぴったりです。

  • ゴーヤ中1本(200g) 塩小さじ1/2
  • 豚薄切り肉100g
  • A(塩小さじ1/2 こしょう少々 おろしニンニク1片分 ごま油大さじ1)
  • ゆでうどん2玉
  • しょうゆ大さじ1 サラダ油小さじ1
  • B(酒大さじ2 塩・こしょう少々)
  • けずりがつお適宜
  1. ゴーヤは縦半分に切り、種をとり2、3ミリの厚さに切ります。塩をふり、しばらくおきます。
  2. 豚肉はひと口大に切り、Aで下味をつけます。
  3. うどんはしょうゆとサラダ油をまぶして、ほぐしておきます。
  4. フライパンをあたためて豚肉を炒め(炒め油の必要はありません)、焼き色がついたら、ゴーヤの水気をしぼって加え、さっと炒めます。3のうどんも加えて炒め、Bを加えます。器に盛り、けずりがつおを散らします。

ひとくちメモ・・・うどんにしょうゆとサラダ油をまぶすことで、下味がつき、ほぐれやすくなります。豚肉に下味をつけるのも大切です。

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『世界を創った男 チンギス・ハン』  

2007年08月10日 | 本・新聞小説

070811asagao_023 モンゴルは、朝青龍、白鵬で取り上げられることが多くなりましたが、2006年は「日本におけるモンゴル年」、2007年は「モンゴルにおける日本年」として二国の交流が深まっています。

それにあわせた堺屋太一氏の日経の新聞小説『世界を創った男  チンギス・ハン』が537回の連載を8月5日に終えました。堺屋氏は東大経済学部卒、通産官僚、経済企画庁長官を歴任しただけあって、モンゴル帝国が形成されていく中で、経済面にもしっかりと照準を当てわかりやすく書いています。

堺屋氏は、チンギス・ハンの「人間に差別なし、地上に境界なし」の理念をグローバリズムの先がけとして高く評価し、そこに21世紀の世界の未来を見ようとしています。

堺屋氏は、チンギス・ハンがどのような思想をもち、どのような人材を登用し、東西交易の商人や旅芸人から何をどのように学び取り、どのようにモンゴル帝国を広げていったかを、歴史的正確さに気をつけながら書いています。時には現代の世界や日本の政治経済と重ね合わせながら、時には日本の歴史と比較しながら、時には地図を系図をと、分かりやすく興味深く面白い歴史小説として書いています。

ユーラシア大陸を縦横無尽に走るモンゴル騎馬兵や、広大な草原の暮しのイメージがなかなかつかめずに、チンギスハンの映画も観たし、本も読んでみました。関口知宏の「中国鉄道大紀行」も大変役に立ちました。

  • 井上靖 『蒼き狼』 新潮文庫―――亡くなるまでひたすら敵を求め、侵略と略奪を繰り返したチンギスの征服欲はどこから来るのか。彼の内面の苦悩を突きとめながら、優れた為政者であり他面では非情冷酷な虐殺者としてのチンギスを、井上氏らしい格調高い文章で書いています。

  • 司馬遼太郎 『ペルシャの幻術師』 文春文庫―――この中に、西夏の李睨(リーシエン)公主の降伏を、司馬氏は40ページの短編「戈壁の匈奴」に書いています。5度目の西夏攻めでついに手に入れた西夏の女。「お前を得るために40年を費やした。世界を従えて、ついに西夏を得た。そのお前が、いまわしの前に居る」といったように、司馬氏はチンギスを性欲と好戦欲と略奪欲の人一倍激しい男として描いています。

  • 陳舜臣 『チンギス・ハーンの一族』 中公文庫

     1巻―― 「草原の覇者」  草原から世界帝国へ、殺戮の底に潜む英知

     2巻―― 「中原を征く 」  チンギスの息子たちの権謀術数と分裂の危機

     3巻―― 「滄海への道 」 骨肉の争いを制したフビライの野望

     4巻―― 「斜陽万里 」  王国の叛乱、フビライの死 帝国は終焉に向かう

  • 「中国の歴史」が分かる! 三笠文庫―― 殷の文明、秦の統一から激動の現代まで。複雑な中国史の全貌が分かりやすく書かれています。

面白い新聞小説は、毎朝の楽しみをもたらしてくれます。今度は北九州が舞台となった北方謙三『望郷の道』が始まりました。タイトルの筆の字体が東山魁夷の「道」を連想させ、それだけで気になっている小説です。

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大人の通信簿

2007年08月07日 | 健康・病気

070726goya_008健康診断の結果がやっと出揃いました。「やっと」というのは胸部レントゲンに気になるところがあるということで2回も取り直したからです。身体症状は何も出ていないし、たぶん間違いだろうとは思っていましたが、ちょっとだけ心配しました。結局は異常なしということで一件落着です。

結核は過去の病気といわれているけど、最近は罹患率が静かに上昇しているそうで、やはり検査はしておくべきだと思いました。

手にした結果表つまり通信簿を前に、いろいろな説明がありました。大腸がん検査、子宮ガン検査、胃がん検査は異常なし。

血総コレステロール値238は少し高いということで食事指導を受けました。あれほど甘いものを作って食べているから、血糖値のほうが心配でしたがこちらは正常。毎日のウォーキングの効果が出てるのかな・・・。もう10年間続けています。

骨密度は、同年令比較では110%、若年成人比較では91%。これは優等生の部類だそうで、通知表でいい評価されたときと同じ嬉しさ!女性は50代から急激に骨密度が低下するそうですから。

BMI(Body Mass Index)は20.4。最近はメタボリック症候群が取りざたされているせいかこちらの検査もありました。上記のBMIをクリックして自分の数値を入れると、肥満度が出て一応の目安になります。

閉眼片足立ちは29秒。これが40代の値といわれるとやはり嬉しい!でも体丸ごと40代ではないのが消耗品の人間の悲しさ。部品が1個だけ痛んでないといってもねぇ~。また老後の自分の姿をイメージして、気を配った生活を心がけます。

写真は部屋の中から見た、ゴーヤのカーテンです。台風がそれてくれて、今のところ健在を誇っています。収穫も毎日。新鮮なところを人さまに差し上げたくて、おそるおそる「ゴーヤはお好きですか?」。今のところ意外にも100パーセントが「好きです!」という答えが返ってきて、ゴーヤはめでたく嫁入りを果たしています。

ゴーヤが好きな人が多いことにびっくりしました。人間は生まれつき苦味は嫌いな味だそうです。でもコーヒーと同じように、試みているうちにすっかり抜けられなくなる味だとか、ラジオで学者の方が言っていました。

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冷や汁

2007年08月03日 | 食・レシピ

梅雨が明けて、暑さの中にぽっと頭に浮かんだのがまだ食べたことのない宮崎の冷や汁です。

冷や汁はロンドン在住のおちゃママさんのブログによる逆輸入情報で、ずっと気にかかっていたメニューです。それが時節柄のテレビ番組で取り上げられて、どうしても食べたくなり、パソコンで検索、検索!いくつかの作り方を自分なりに変えてみました。

070731resipi_005_1そして念願の冷や汁ができました!これは味噌汁を冷やしたものではありません。熱を通さない冷たいスープなのです!

①味噌をアルミホイルに乗せて、オーブントースターで焦げ目がつくくらいに焼く。(大さじ3)

②焼いてほぐした鯵(干物1匹分)をすり鉢でよく摺っておきます。これにゴマと①の味噌を入れてまた摺ります。

③上記にだし汁(3カップ)を注いで、摺りながらのばしていく。豆腐(小1丁)を手でくずしながら入れ、キュウリの薄切り(1本)、青ジソ(5,6枚)の千切りを浮かせて、冷蔵庫で冷やします。

④冷たくしたご飯にかけていただきます。本来は麦ご飯がいいそうです。

これは、ご飯に味噌汁をかけた「ねこまんま」ではありません!ちゃんとしたメニューなのです!(が、やっぱり見かけはよくはありません。)さっぱりしたのどごし、キュウリのカリカリ感、青ジソの香りについ食が進んでしまいます。

デパートの地下に行ったら、東国原知事がにっこり笑ったロゴマークの入った『みやざき冷や汁』が売られていました。豆腐と青ジソを入れて、「そのまんま」ご飯にかけるだけのお手軽なパックになっていました。

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