新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

そうめんカボチャ

2007年07月31日 | 食・レシピ

そうめんカボチャ、これをはじめて知ったのは20数年前。お隣の奥様にいただいた酢の物が始まりでした。黄色くて、まくわ瓜をごつくしたような感じで、金糸瓜ともいうそうです。

070803resipi_003輪切りにして1~2センチの厚さに切り、種を取り除きます。串をさして軟らかくなるまで5,6分ほど茹でます。茹ですぎないのがコツ。

070731resipi_014 それを水の中でほぐすとあらあら不思議!なんと果肉がそうめんのようほぐれてわくわくする瞬間です。皮はもちろん取り除きます。

茹でただけで変身するこの意外性が楽しいのです。私の千切りよりもよっぽど美しく、職人技の域です。

しゃきっとした歯ごたえ、清涼で透明感のある色、癖がないので酢の物にすると夏によく合います。こんなにスグレモノなのに、なんとなくマイナーな食材なのはどうして?スーパーでも1/4~1/2カットで値段も安くひっそりと売られています。我が家の夏の季語なのに・・・。

070726goya_012_1 カボチャといえば、最近1個300gほどの小さい「ぼっちゃんカボチャ」が出回っています。このかわいさはやはり食卓に乗せてみたくなります。ひき肉を詰めるつもりでしたが、なんとなくクリームを詰めてみたくなって変更。

チーズをふってオーブンで・・・となると、やはり寒いときのメニューのようですが、暑気払いにはいいと思います。

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生ゴミから駒!

2007年07月27日 | ガーデニング

070726goya_0205月のある日、勝手口のところに変わり咲きコスモスのような芽5本を見つけ、「アレ、花の種を蒔いたんだっけ…。」と、大切に育てていました。そのうちに葉っぱの形が変わり、触るとトマト特有の香がして、黄色い花が咲き、なんとトマトだったのです。梅雨が明けて、ミニトマトは赤く色づきました。

そういえば、友人のアドバイスで、春先の庭に生ゴミを埋めていました。その中からトマトの芽が出たのです。1mの茎は、まだまだ伸びています。5本でどのくらいの収穫があるか楽しみです。

以前に苗を買って植えたことがありますが、トマトは難しくて2個しか収穫できませんでした。それも気づいたときにはひび割れしていて・・・。

ハウス育ちの苗よりも、生ゴミの中から芽を出したトマトの方が強いようです。というより、生命力が強いから芽を出したのでしょう。まさに何かを暗示しているようです。

070726goya_016_4070726goya_018_5                      先日のアジア杯2-3、残念で残念で、なかなか寝付けませんでした。2度の失点のつど、すぐにセットプレーで点を取り返したものの、3度目はネットを揺らすことはありませんでした。

負けたとはいえ、2つの同点ゴールは素晴らしいものでした。テレビの映像を写真で撮ったものをアップしておきます。左はCKを中沢が頭で押し込むところ、右は阿部の素晴らしいシュートの瞬間です。 それにしても、サウジがこぼれダマを拾ったあとの逆襲速攻は敵ながらすごいと思いました。                

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イチロー、米球宴MVP!

2007年07月11日 | スポーツ

070711allstars_014 ついにイチロー選手が、米大リーグのオールスター戦でMVPを獲得しました。

0-1の五回1死1塁で、逆転2点ランニングホームランを放ちました。これはテレビの画面ですが、まさにMVPに向かう、その瞬間を写真に撮りました。

九回で、あと1アウト打ち取れば優勝というときに、はらはらどきどきの暗~い展開、2死満塁に! 4ボールをだせば同点、ヒットなら同点か逆転。勝ちは逃げたかな…、と思っているときにフライが!それをきっちりグローブに受け止めてア・リーグの優勝! イチローのMVPが決まりました。070711allstars_005

いつも古武士のような面持ちのイチロー選手が、今日は日本で活躍していた頃のような心からの笑顔を見せていました。

「作品のようだった。過去6年とは違う自分がいる。それが感じられたのがよかった。」 「打った瞬間は、入ったと思った。・・・・ここの球場はきらいです。」と軽いジョークもとびだしました。解説の長谷川さんによれば、AT&Tパークは球場が広いということでした。

070711allstars_013 いつもはユニホーム姿しか見ませんが、晴れの受賞式にはびしっとスーツで決めてグラウンドに現れました。

自信とプライドと栄光と喜びとが入り交じった素晴らしい表情でした。

長谷川さんと梨田さんの解説もよかったです。特に長谷川さんは、米オールスター出場の経験もあり、選手の気持ちもよく分かって力みのない、愛情のある解説でした。

もう一つのニュースは、ナ・リーグの37歳の斉藤選手。マイナー契約から昇格したメジャー2年目の守護神です。『1試合完全燃焼』の文字をロッカーに貼っていたそうです。070711allstars_001

七回に登板。1回3者凡退に封じて見事に役割を終えました。この日は、晴れの舞台にたつ自分を見せようと、日本にいる家族を招待したそうです。

選手紹介のときに浴びたライバルの観衆からのブーイングに、「 子供たちは、スーパースターにみとめられたんだ、と思ってくれればいい。」  「実際に投げてみて、僕自身大きくなれたと思う。」と誇りに満ちたコメントがありました。

岡島投手はブルペンで投球練習をしていましたが、出番がなかったのが残念でした。選ばれただけでもすごいことだと思うことにします。

日本語解説では、「ランニングホームラン」といっていましたが、テレビから聞こえてきたアナウンスは「inside -the-park home run」と叫んでいました。「ランニングホームラン」とはぴったりの素晴らしい日本語訳だと思います。イチロー選手は、打った瞬間はホームランと思ったらしくゆっくり走りかけていましたが、ボールがフェンスにぶつかり跳ね返ったあたりから、あの走りに変わりました。足の遅い選手では、ホームランにはならなかったかも…。

「野球」という日本語訳は、確か司馬遼太郎『坂の上の雲』に、正岡子規が松山で友人を集めて楽しんだbaseballに命名したものだと書いてありました。諸説はあるようですが…。

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『緑のクーラー』 ゴーヤ

2007年07月09日 | ガーデニング

07016niwa_021 ゴーヤの緑のカーテン、緑のクーラーを「今年も!」と張り切って植えました。(昨年のブログNHKの番組「緑のクーラーをリンクしています。)

昨年の反省を込めて、今年は早めの植え込みをと心がけていたのに、園芸店に行ったときは、もう最後の「琉球ゴーヤが5本しか残っていませんでした。あとの5本は「鹿児島ゴーヤ」で間に合わせましたが、琉球ゴーヤのほうが苦味が少ないとのことでした。植え込みは5月13日。

ネットを通した3mのポールを、2階のベランダからしっかりと紐でつるしました。1.5mポール6本とネット4枚を組み合わせた苦心の作です。のびたゴーヤよりも、苦心作のネットのほうが私の自慢です。願わくば台風が来ないことを祈るばかりです。

070709goya_013梅雨の間に、右に左に巻きひげで固定しながら、ツルがめきめきと伸びて、まさにジャックと豆の木状態。このままだと止まるところを知りません。

ツルがベランダまで到達すると蟻がよじ登ってくるので、その前にツルを切る必要があります。虫は付かなくても、蟻はけっこう花が好きなのです。

ベランダから下に向かって手を伸ばし、剪定バサミでツルを切っていると、あたかも城壁を這い上がってくる敵を上から叩き落すような感じで、あまり気持ちいいものではありません。

今年は、西日の当たる台所の窓辺にも、5本のゴーヤを植えました。苗の間隔は60cmが適当だそうですが、カーテンにするために間隔を狭くしました。

070709goya_004 ゴーヤの実は、なぜか葉の裏側にできるのです。逆光に透かした葉裏の重なりと実はなかなか味わいがあります。まさに緑のグラデーションの世界です。

『不都合な真実』で沸いたゴア氏の世界ですが、こちらのゴーヤは、室温を下げたり健康野菜を収穫したりと、地球にも人にも『都合のいい』真実のようです。

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