新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

巻くだけ、混ぜるだけ、乗せるだけ料理

2014年07月12日 | 食・レシピ

★巻~き 巻き・・・巻くだけ料理

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ズッキーニを拍子木に切って豚ロースで巻いたもの。コロコロと転がして焼くときに油が出るので紙で拭き取りながら焼きます。味付けは、しょうゆ、砂糖+蜂蜜で絡めます。味がしっかりついているのでご飯のおかずに似もぴったりです。
タンパク質不足に思えますが、お昼を外食にしたので調整しています。

★混~ぜ混ぜ・・・混ぜるだけ料理
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干し大根を水で戻したものと昆布巻き蒲鉾の細切り、キムチを混ぜただけの超簡単料理です。梅酒と一緒に頂きました。

庭で採りたてのゴーヤは、豚肉と炒めて、しょうゆ、砂糖、酒でさっぱりと味付けをします。

★乗~せ 乗せ・・・乗せるだけ料理

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生シイタケにとろけるチーズを乗せてフライパンで焼いた乗せるだけ料理。色の具合もよくないからオクラの輪切りをトッピングしてごまかし・・・。

私の料理は思いつき料理が多いから、なかなか身に付かず翌年にまた作るということが少ないのです。自分の過去ブログを見て、「へ~っ」と思うこともしばしば。だから、ブログって本当に役に立つものだと再認識しています。


★ゴーヤの収穫

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例年に比べてゴーヤの生育がよくありません。9年目ともなると土の状態が悪くなるのでしょうか。目的の第一は「ゴーヤのカーテン」なのですが、まだまだネットの格子模様が見え見えです。これは日の当たる表側の状態。

 

西側の台所の日よけに植えたものは2m×3mと、葉っぱも大きくてきれいなカーテンが出来上がっています。表も裏も土づくりは同じはずですが・・・。

 

しかし実の収穫はすでに24本。幾分小さ目ですが、料理に使うにはちょうどいい大きさかもしれません。
昨年tomoko様より教えていただいたゴーヤジュース、これを飲んで今年もまた暑さを乗り切らないと!昨夏は夏バテも起こさず実に快適でした。

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「ハンカチの花」

2014年07月10日 | ガーデニング

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「ホワイトコンロンカ」または「ハンカチの花」とも呼ばれます。昨年まで「ハンカチの木」と間違って覚えていましたが、それは全く違う大木でした。

純白のヒラヒラ部分はガクで、黄色い星形が花。食いしん坊の私にはハンカチよりもゆで卵を連想してしまいます。
冬場は玄関内に置いて越冬させますが、葉が落ちて枝だけの状態から、春先に芽を吹き始めあっという間にこんなにきれいに咲きます。

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ブルースター。花壇でそのまま越冬し、元気に増えています。切戻す時に切り口からミルク状の白い液体がぽたぽたぽた。白い涙みたいでちょっとっかわいそう・・・。花が過ぎるとサヤインゲンのような豆ができます。

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ヒエンソウ、飛燕草と書きます。花のが燕の飛ぶ姿に似ているところからこの名前がついたとか・・・。可憐で高貴な色をしています。近所のお庭からやってきました。

芥子みたいに小さい種がたくさん採れたので、来年は庭いっぱいに咲かせたいと思っています。

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上のヒエンソウと一緒に分けていただいたものです。そちらの庭ではもっと小ぶりな花で可憐に咲いていましたが、我が家にやってきてから何故か大ぶりの花になりました・・・。
お花をかわいがられるご婦人でしたが正月に病で亡くなられ、今ではその方の思い出の花になってしまいました。大切に育てます。

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参考になれば・・・「パリ・ガレ・リヨン駅」情報など

2014年07月05日 | '14 パリ・リヨン・南仏

今回のパリ~リヨン~南仏の旅では、パリ近郊のフォンテーヌブローを列車、リヨンとブロヴァンスとアヴィニョンへは新幹線TGV を使うので下準備を念入りにしました。参考にしたのは「地球の歩き方」とウェブサイトで調べた旅行者のブログでした。

特にブログは、写真入りで駅や列車の乗り方の手順が丁寧に説明してあり本当に助かりました。ブログのアップされた日時の古いものは変更されている可能性があるのでここは要注意。

私が助けられたように、もしこの情報が誰かのお役にたてればと思い、自分の欲しかった情報を載せておきます。2014年6月現在とします。

★ パリ・ガレ・リヨン駅での列車の乗り方★

パリ近郊へ行くときの列車、TER、新幹線TGVが発着しています。

写真① パリ・ガレ・リヨン駅の立体図。「ホール1」「ホール2」「ホール3」

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駅前広場を赤い矢印のところから駅に入ると「ホール1」。奥に「ホール2」があり、両方共に地上階になります。

ピンク部分が切符売り場、紫の部分が有料トイレでここはきれいです。ちなみに「ホール3」は地階のメトロ駅。「ホール1」「ホール2」を詳しく説明したものが下記の写真です。





写真②
  パリ・ガレ・リヨン駅の構内図 「ホール1」と「ホール2」





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駅前広場の赤矢印から入ると「ホール1」でA~Nのプラットホームがあります。右上は「ホール2」になっており5~23までのプラットホームがあります。
緑矢印は「ホール2」への道順。ピンク部分は切符売り場、紫印は有料トイレ。
ちなみに赤矢印の広場から見た駅は下記の写真です。


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 写真③  「ホール1」の様子。左手が乗り場、右手が広場から入った入口です。右奥に電光掲示板が見えます。

その下には「スターバック」があります。ちなみに、アメリカンS 3.2€(450円)、エスプレッソS 300円、チャイラテS 500円。

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写真④  「ホール1」 → 「ホール2」への移動

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「ホール1」から」ホール2」への移動は、写真②緑矢印のように右折れのカギ型に歩きます。

写真はその通路で、奥が「ホール2」です。左手はずらりと切符売り場のカウンターになっておりかなり混んでいます。右手の白い幕は工事中。一部はお店になっています。

写真⑤  「ホール2」の様子


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歩いてきた通路の突き当りが「ホール2」。写真の左手に5~23までのプラットホームが並んでいます。

  


写真⑥  
電光掲示板の見方



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「ホール1」にある電光掲示板で、先ず自分の乗る列車を探します。
予定通り発車するか、乗車するホールは「1」か「2」かを確認します。たとえば「retard 50 min.」とあれば50分遅れているということになります。

この時点ではまだ私の乗るTGVはホール名しか表示されておらず、プラットホームの記号・番号は出ていません。掲示板の時計は8時18分を指しているのに、8時37分発のTGVすらプラットホームが確定していません。

まずは「乗車するホール」の方に移動しておくと安心。電光掲示板は数カ所にあるので注意して見ておきます。15分ぐらい前になってやっとプラットホームの番号が表示されたのですぐに向かいます。

日本は新幹線専用の駅ですが、フランスは普通の列車と線路幅が同じで、だから列車と新幹線がごちゃ混ぜに停車しています。不思議な光景です。発車ぎりぎりまでプラットホームが決定しないというのも、こんな理由によるのでしょうか???

写真⑦  切符の刻印をする



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乗りこむ前に、各プラットホームの入り口にある左側の黄色い刻印機の下部に切符を通します。これを忘れると検札にあった場合にかなりの罰金がとられるそうです。
私はe-チケットだったので刻印機は必要なし。もっともA4の紙では通せるはずもありませんが。車内で検札に来た時に、光線をピッと当てて簡単に終わります。

★TGVの「号車」
の位置確認★Img_3937
プラットホームには数カ所に列車の止まる位置確認の案内が出ます。自分の乗るTGVが6号車だった場合は画面ではYとZの間ということになり、プラットフォームに記されているアルファベットの場所に行きます。
日本のように号車がきれいに順序良く並んでいるわけではないので、これをしておかないと後で困ることがあります。写真のように11号車と1号車がくっついていますが、ここは通り抜けられませんから。

★ フォンテーヌブローに行くときの切符の買い方★
写真②のピンクの部分の切符売り場の向かって左に「Ile-de-France」と表示のある窓口があります。ここで切符を買います。

「フォンテーヌブロー行」というと、切符MoBiLis(モビリス)をくれます。パリの1,2,3,4,5ゾーンをカバー出来るお得な切符です。地下鉄、列車、バスとすべてこれ1枚で、出発から帰り着くまでOKです。
行先は「Montar]gis」、「Monte]reau」で、「Fontainebleau-Avon」下車。バスで15分「Chateau」下車するとお城です。


つまりホテルから「地下鉄」⇒「パリ・ガレ・リヨン」駅⇒「フォンテーヌブロー・アヴォン」駅⇒バスで「シャトー」下車。帰りはその逆をたどって、往復16.10€で間に合うということです。時間にゆとりがあればこれを使って、さらにパリ市内の観光へと移れます。



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「モビリス」は一番上にvalable(使用日)、2段目にNom(姓)、3段目にPrenom(名)を書き入れます。これを書いておかないと発覚したら罰金ものです。




★ 新幹線TGVのチケットをウェブサイトで買う場合★
レイルヨーローッパ(日本語版)があります。ここで自分の乗る列車の予約をしてカード払いにしました。間もなくするとレイルヨーロッパからメールが送られてくるので、それを開いて自宅のプリンターで印刷すればそれが有効のe-チケットになります。A4のチケットでは心もとない感じもしますが・・・。
パリの切符売り場はかなり混雑します。前回にジベルニーに行ったときはサン・ラ・ザール駅発着でしたがとても混雑していました。窓口で時間を使うのは無駄だということでe-チケットにしてよかったです。

切符1枚に付き1500円をプラスすれば、変更・キャンセル可能なチケットになります。一人5枚分を支払うかどうか・・・、つまり保険料ですが、失くしたりキャンセルはしないという心構えのものとにプラス料金は止めにしました。

★エクス・アン・プロヴァンスTGV駅から市街地へのアクセス★
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 駅で降りると、シャトルバス(NAVETTE)乗り場は地階にあります。TGVを降りたかなりの人が乗り込むので、できるだけ速やかにバス停に行くことをお勧めします。

地階に降りて、ガラス戸から外に出てすぐバス停があります。
バスの先頭に「AIX-EN(エクスアン)」と書いてあるのを確かめてから乗車します。確かめて乗らないと「マルセイユ」に行ってしまいます。

切符は運転手さんから買い、4.1 € 。他の手段としてタクシーもあります。

市街地に着くと、ひと月前にオープンしたばかりのバスターミナル(クリックしてください)で降ります。

新ターミナルできるまでは、市中へのアクセスは「個人旅行者にとって最大級の難所」だとブログに書いてありかなり心配しましたが、旅行出発直前に新しい情報をゲットして楽々行くことが出来ました。ひと月前の5月2日にオープンしたばかりとか!

バスターミナルから街の中心地までは人の流れがあるので、着いて行けば10分ほどでロトンド広場に着きます。
帰りのTGV駅までのバスは、ターミナルの乗り場は11番と12番です。上記のHPをアクセスして乗り場を確かめてください。



★アヴィニョンTGV駅からアヴィニョン歴史地区までのアクセス★
ウェブで調べると20分おきのバスしかないようでしたが、これも旅行直前にTGV駅で乗り継ぎの列車があることがわかりました。

もちろんTGVの切符はそのままで、TGVが着いたホームを変えて駅の端にあるプラットホームに行き、「サントル」駅行に乗ると歴史地区に着くことが出来ます。
TGVと連絡しやすいような時間が設定してありますが、今年14年開通であまり知られていないのか数人しか乗っていませんでした。

旅行を思い立ったのが出発のひと月前を切っていて、課金が発生する期間に入っていました。もしパソコンがなかったらTGV等の下調べも出来ずに、この旅行は成り立たなかったと思います。
唯一役に立ったのが携帯電話。緊急に掛けるべき重要な案件が発生して、携帯の電話帳から国内と同じ操作で直接かけられたことはとても助かりました。

余分な番号を付け加えることなく電話がすぐにつながるというだけで、日本とつながっている安心感があるものです。
若い人はタブレットやノートパソコンを持ち歩いているので、これからの旅行はどんどん様変わりすることでしょう。


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リベンジのフランス料理

2014年07月01日 | 美術館&博物館

Photo_3 友人にもらった美術展のパンフレットです。

佐賀県立美術館で開催されている「ポーラ美術館コレクション展」で、間もなく終了する寸前でした。


そこにはあのセザンヌの「プロヴァンスの風景」が出ています。見てきたプロヴァンスの風景はまさにこの通りで、もう一度見たい!

と同時に心に浮かんだのが、美術館の傍においしいフランス料理のお店があった…ということです。
今度の旅では、おいしいフランス料理を口にすることなく何となく心残りがありました。

それに、ポーラ美術館が代表的な絵画をごっそり貸し出してくれるということ事体が珍しいことです。この先あまりないことでしょう。箱根のポーラ美術館は九州からはあまりに遠すぎます。絶好のチャンスでした。


佐賀県立美術館は城内に、レストランは城を取り巻くお濠のそばにあります。

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ちょうど雨が降っていましたが、雨によく似合うお堀端です。ホテルニューオオタニ佐賀のレストランで、「ポーラコレクション 街中ブラッスリーコース」を注文し、おいしいフランス料理をこんなに安く食べてきました。
あ~ぁ、フランス人に日本のフランス料理を食べさせてやりたいと思う程、パリのブラッスリーはドーンと盛った料理が多かったのです。日本のシェフの腕前は繊細で美しい料理を生み出しています!

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地場の野菜とズワイガニを使った前菜

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オニオングラタンスープ。オーブンの中で沸騰したのでしょう。器の汚れが気になります。もう一工夫欲しい所・・・。このようにコクのあるグラタンはフランスでも食べませんでした。パリでは大き目の器に一体にさらりとして量も多め。

私が作る時は玉ねぎを40分炒めます。するとこんな風に飴色をしたコクのあるオニオングラタンになります。フランス人の好みではないのかもしれませんね~。

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肥前牛のステーキです。

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イタリア風チョコレートプリン。   ティーカップは柿右衛門、深いブルーのグラスは肥前ビードロだと思います。

パリのブラッスリーのテーブルは狭くてとても食べにくいのが欠点。みなさん落とさないで器用に食べています。
日本の食堂のテーブルは一体にゆとりがあります。ゆとりのスペースもご馳走の内だと思います。人口密度の高い日本が、「プレート密度」は低くして頑張っていますね。これ如何。 

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写真はパンフレットの上に置いたセザンヌの絵のハンドタオル。こんな風に松の木が多いプロヴァンスでした。

学芸員さんのギャラリーガイドに加わり、説明を聞きながらの充実した展覧会でした。

コレクションの特徴は、ポーラのオーナー・鈴木常司氏が西洋絵画の流れがわかり易いように、その作家のティピカルなものを収集して教育的にも配慮しているとのことでした。コレクション展を開くにあたって学芸員さんの苦労も相当なものだったようです。

パンフレットからもわかるように29作家の名画72点が展示されています。佐賀の平野に舞い降りたまさに夢の時間でした。展覧会の終了寸前に見ることが出来て本当ににラッキーでした。

 

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