新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

栗の渋皮煮と茶香炉

2005年09月25日 | 食・レシピ

今日は、全くクーラーの必要のない涼風の一日でした。影も随分伸びてあとは秋へまっしぐらということでしょうか。こんな日は茶香炉が恋しくなり、蜜に漬け込んでいた栗も味がしみ込み食べごろです。

渋皮煮の栗は、出始めに買うのがコツ。あとになるほど虫が入っていることが多いようです。

まずは2キロの栗で作りました。    050925_002① 渋皮を傷つけないように鬼皮をむくのがポイントです。

②重曹小さじ2杯を入れた水に一晩つける。

③翌日水をかえ、小さじ2杯の重曹を入れで30分ゆでる。

④今度は水だけで30分ゆでる。

⑤もう一度水だけで繰り返してゆでる。

⑥砂糖200グラム強とひたひたの水で50分煮る。(砂糖を半分くらいに減らしましたが、上品な甘さでこれでよかったと思います。050925_005

⑦しょうゆ大さじ3杯を入れ5分煮る。あとはゆっくり汁を含ませれば出来上がり。

コメント (10)

松茸!

2005年09月22日 | 食・レシピ

味覚の秋です。店頭には、柿、なし、栗、青いみかん、輸入物ですが、割と安価で松茸も出始めました。

050913_018国産物はちょっと手が届かないので、輸入物を使った松茸メニューを奮発しました。 松茸の土瓶蒸し、松茸ご飯、松茸と小松菜のおひたし。たんぱく質不足は、自家製とりハムで補いました。

コメント (7)

ラオスの染織展―福岡市美術館

2005年09月19日 | 福岡アジア文化賞

2005年福岡アジア文化賞受賞記念特別展が今、福岡市美術館で開かれています。

Lao  受賞者は、ラオスの染織研究家、ドアンドゥアン・ブンニャウォン氏です。これを記念して、氏が所蔵するラオスの貴重な染織がラオスの織物「織りに浮かぶ祈り」として展示されています。会期は9月14日~10月16日。

氏はラオス古典文学研究者で、その研究過程の中から芽生えた伝統文化への関心は、やがて織物へと向かい、その歴史研究、伝統技術の保存と継承、織り手である女性の社会的地位の向上、外国への紹介と発展していきました。

その幅広い活動がラオスおよびアジアの伝統文化の保存、継承、発展に大きな貢献をしているという理由で今回の受賞となりました。

 

 

050917_006市美術館では、18日(日)に市民フォーラムも開かれ、ブンニャウォン氏、鈴木玲子氏(東京外語大助教授)、新田栄治氏(鹿児島大教授)のパネルディスカッションに満場の視聴者も熱心に聞き入りました。
最後には説明よりも実物をということで、市職員や新田先生の奥様とご令嬢がモデルとして協力してくださった和やかなファッションショーで幕を閉じました。楽しかったこと、感銘を受けたこと、初めて知ったこと・・・など、お互いに理解し、受け入れることがアジアの人々が共生する原点になると思いました。

新田先生の説明の中に「ラオスは多民族国家で、助け合いが合言葉になっている」とありましたが、世界では今だに民族間の熾烈な争いが耐えないことを思うとき、とても含蓄のある言葉だと思いました。

コメント (4)

手作りぶどうジャム&ジュース

2005年09月16日 | 食・レシピ

この夏は8月に台風がなかったせいか、ぶどうが安く手に入り、ジャムもたくさん作りました。

一度で2キロのぶどうから、500mlのジャムと500mlの濃いジュースができます。作り方はいたって簡単。

050915_003 ①ぶどうを房からはずし、よく洗って、200gの砂糖とレモン汁50ccをまぶして一晩置きます。 ②アクを取りながらことこと煮て、皮と実がはずれたら火から下ろして、ザルで漉してジュースを造り、この中から500mlをジュース用として取って置きます。③残った実と皮はしゃもじで潰し、残りのジュースと混ぜて火にかけます。焦げ付かないようにしゃもじでかき混ぜながら、その時底が見えるくらいに煮詰めればそれで出来上がり。添加物なし、甘さ控えめの美味しいぶどうジャムの出来上がりです。

写真がぶどう2キロ分で作ったものです。一ヶ月間に6キロ分作りました!せっかくだから、それらしいラベルも作りました~。

ぶどうが「ベリーA」だから、berryをveryに、Aをええ~(good)に変えて、『ベリーええ~』と遊んでみましたが、苦心の文字が見えないのが残念!

コメント (11)

ソフトバンク対日本ハム

2005年09月14日 | スポーツ

久しぶりの野球観戦。本拠地ヤフードームにファイターズを迎えての2連戦が始まります。ホークスの先発はエース斉藤。勝てば、花火があがり、巨大なドームの、巨大な屋根が開きます。

050913_021 2回にソロを浴び、先制を許したもののズレータ、カブレラのタイムリーで逆転。5回にはまたソロを浴びて同点に。

9回に大きなピンチを迎えたものの、3番手の吉武投手が見事に無失点で切り抜けてドーム内には大きな歓声が!途中に審判の判定が覆ったり、王監督が抗議に出てきたりでもうひやひや。裏でチャンスをものにできず延長戦へ。

10回裏で、先頭バッターのバティスタが『チョーゴキゲン」』な一発のサヨナラのソロホームラン!!延長10回に及ぶ激闘を見事制しました!!

ヒーローインタビューのあとバティスタの子供たちも飛び出してキャラクターマスコットのハリーたちと飛んだり跳ねたり!!

050913_013そしてドームの中で恒例の花火があがり、巨大な屋根が静かに開き始め、そこには半月を過ぎた月がぽっかりと浮いていました。ショー的な楽しみは球場にいてのものです。

途中ハラハラドキドキはしたものの、結果的にはとても見ごたえのある試合運びにファンも大喜びでした。斎藤投手は勝利投手にはなれませんでしたが、王監督は「勝ち投手に等しい活躍だ」と評していたとか。球場内のポスター「今年こそ・・・」が実現しますように!

コメント (2)

「インゴ・ギュンター展 地球108の顔」

2005年09月01日 | 美術館&博物館

 

 

gunndate5友人からの情報で、 九大大橋キャンパスで開かれている 面白い企画展を見てきました。

九大のユーザーサイエンス機構とメディアアーティスト、インゴ・ギュンター氏の共同制作で、電球の入った108個の地球儀「ワールドプロセッサー」が暗闇に浮かびあがり、幻想的な雰囲気をかもし出していました。一つひとつの地球儀にテーマを設定し、この地球のさまざまな現状が提示されています。

「オゾンホール」を赤で示した地球儀は、南極、北極、北米・・・とまるで地球全体が血塗られたようで思わず息を呑みました。

「雨林の残り」の地球儀は、消滅した地域の赤は大きくて、残っている地域の緑色は、もうわずかでした。赤は危険な色。地球の未来に恐怖を感じました。

「京都議定書」「世界のエネルギーの消費の割合」「「タバコの煙」「非識字」「肥満」「貧困線以下の人口」「非民主主義国家」「隕石の影響」「地雷」「自動車の無い国」・・・等の108のテーマは、現在の地球がかかえる問題ばかりです。

ギュンダー氏は、一つの地球儀では世界を表しきれないという思いから、「これら108個の地球儀をもってすれば、この世界がいったいどんなものかという感触をつかむことはできるのでしょうか。」と述べています。

 

コメント (10)