新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

「名誉」でなく、「間抜け」の負傷

2021年06月30日 | くらし
午前中の庭仕事3時間。日焼け止めもたっぷり塗り、水分も定期的に、塩分チャージのタブレットも忘れずに。順調に終わりシャワーで終了!

そこでふと目に入ったテーブルの上の日焼け止めクリーム。しかし、よーく見るとたっぷり塗ったのは虫よけのジェルで、似た形のチューブタイプだったので間違えたのです!
紫外線防止には何の役にもたたないし、昼は蚊もいません。帽子は被っていたのですが、紫外線ギラギラギラ!なんたるミス!!!

鏡でみると右の頬に1センチほどの赤みがとれませーん。HAKUを何度も塗りましたが、まだ効果が出ていません。庭はきれいになりましたが、名誉どころか間抜けな負傷。シミになるかなぁー·····。
取り返しのつかないミスに歳をとっていてもガックリです。



チリパウダーの賞味期限が切れていたので買い足しに。「チリパウダー」はなかったけど「チリペッパー」が目に入ったので、メーカーが違えば名前も違うのかなぁ・・・と安直に考えて買いました。
ところが1匙入れたところで味をみると、何とホット!ホット!ホット!赤とうがらしです。
2匙入れないでよかった、材料を足して野菜のパプリカを入れて何とか急場をしのぎました。

2度目の買い足し。でも「チリパウダー」はありません。「パプリカパウダー」がそれらしく鎮座していたので、辛くないパウダーならこれかも!と買って帰りました。
料理に1匙入れても色だけで味に変化なし。チリパウダー+パプリカパウダーで何とかそれらしく仕上げました。
あの「チリパウダー」はどこに居るのぉー?

3度目!チリパウダーがいつもの香辛料の棚に戻って来ていました。やっと入荷したのでしょうか。恋しい人に会った感じです。
2匙入れるとやっぱり懐かしいチリコンカーンの味が戻ってきました。まさに迷走のチリパウダーでした。
思い込み・・・こういうのが正常性バイアスと言うのかなぁ。ボケではないよねぇ・・・。

錦織選手、今スタートしました。
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映画「砂漠の鬼将軍」   記録の失念・・・

2021年06月29日 | 映画
自粛生活がなかったら恐らく積極的に見ることはなかったであろう戦争映画。
ロンメル将軍が登場する映画はいくつか見ていたのでいろいろなシーンが断片的に思い浮かぶのに、すでにこの映画をブログにアップ済みだったことをすっかり失念していました。
ロンメルの妻が2階の小窓から、音声の消えた口の動きと表情だけで見送るシーンがあります。
永久の別れになることを覚悟した別れのシーン、切なく哀しく感動的なこの場面を書く段階になって「うん?これって前に書いたような・・・」と、すぐに過去ブログを調べました。
やっぱり書いていました。あ~っ、すっかり失念していました!
「これって、相当にやばくない?····」と自信がなくなり落ち込みました。そんなに前の事ではないのです·····。
戦争は誰がどこから見ても悪!なのに戦争映画、しかもナチスの将軍をブログに書くのは勇気もいりました。
ドイツはみんなヒトラー色に染まっている思っていたのですが、危険をおかしてヒトラーをいさめようとした人たちが居た、すぐ側に居たと言うことに救われた思いです。そしてその危険をおかすことを妻も支持していた・・・。人間としての誇り、神に対して誠実であり曇りのない心が残っていたと言うことでしょうか。

だから今回は、ラストシーンのチャーチルの演説の言葉を書いておきます。
『ロンメルの大胆な戦略は我々に大打撃を与えた。だが1942年11月に私が述べたように彼は称賛に値する人物である。尊敬すべきなのは彼が忠実なドイツ軍人である一方ヒトラーの所業を嫌悪したことだ。そしてドイツを救うため陰謀に加担し、我を失った暴君を倒そうとした。その為に彼は命を犠牲にした。現代の悲惨な戦争において騎士道精神の宿る貴重な男だった』



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ヒッチコック 「間違えられた男」

2021年06月26日 | 映画
平日に毎日放送されるBSシネマは吹き替えでなく字幕スーパー。文字と映像を同時に見なければならず、その程よい緊張感と白黒画面の無駄のない美しさが好きです。言語は分からないけど人物と声が一体化していて不自然さがないのがいいですねぇ。自粛期間中は随分救われました。

「間違えられた男」はヒッチコック監督が実際に起きた事件を映画化したもので、下記はいつもと違う冒頭のシーンです。

暗闇に浮かび上がった人物が語ります。『私はアルフレッド・ヒッチコックです。今まで沢山のサスペンス映画をお送りしてきた。だが今日は少し違う。異は事実にあり。これは実際にあった物語である。私が今までに作ったどの恐怖映画より奇なることがあるのだ。』

主人公は高級クラブの楽団員で慎ましく暮らす誠実な男性マニー(へンリー・フォンダ)。
ある日、保険証書を担保に、妻の歯科治療代400ドルを借りに行ったことから事件が始まります。マニーが複数の店で強盗を働いた男として逮捕されるのです。その複数の店の店員が皆マニーを犯人だと証言するのです。
全く身に覚えがないマニーですが、出された複数の証拠がどんどん絶望の淵に向かわせます。暗闇へのスパイラル・・・。
時は1953年。歯4本の治療費が300ドル。楽団員マニーの週給が85ドル。(アメリカの医療は高いと聞いていましたが本当なんですねぇ)
妻は自分のせいだと絶望と恐怖に陥り、張り詰めた心に精神を病み入院して隔離状態になりました。
ヒッチコックの映画は最後はハッピーに終わる・・・、そんな予想が心を支えますがハラハラのし通しです。

犯罪者に間違えられた男の悲劇。まかり間違えば自分の身にも起こりうるかも・・・。まさに恐怖の映画でした。
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至福の時間

2021年06月24日 | くらし
忠実に自粛を守って家時間がタップリなのに何故か忙しく、昼間は自分時間がとれない・・・。能率も効率も悪くなっているのか・・・。年齢のせいにしたくはないけど、いや確実にそうです。
ブログは隙間時間に急いでスマホアップ。だから後で見ると誤字、脱字、変換ミスが目立ち、写真もぼやけて恥じ入りますが、気づいたら修正はしておきます。

さて、夜10時過ぎれば至福の時間が待っています。夫が就寝するのを時計をみながら「いい睡眠をとることが大事よ」と声を掛けます。(^_^;)

ここからがひとり時間。ブランデーを掌の中でゆっくり回しながら、氷をカラカラいわせながら(歯を磨いているので食べ物はNG、アルコール類だけちょこっと)、録画した映画を見たり、本を読んだり、ヨガマットの上でストレッチをしたり、新聞の切り抜きをしたり、と時計を意識せずにゆったりと過ごします。

昨夜はふと思い立って、夏のサロンエプロンは暑いのでギャルソンエプロンを2枚縫いました。真夜中のミシンの音もラジオの音も聞こえないようです。
使いやすいエプロンができあがりました。市販のギャルソンエプロンは丈が短かくて使いにくかったので長めにしました。ポケットも横長に。

しかし時計をみれば丑三つ時!「神様,今夜は見逃して」と、夜更かしを楽しみました。

ブランデーを飲んだあとは、空き瓶は花瓶代わりにするととてもしっくりきます。

バラは油断するとすぐアブラ虫がつくし、見るのはいいけど育てるのが苦手な花です。
庭用帽子のネットや服がしょっちゅうトゲに引っかかります。美しく咲くために随分用心深い花です。
ゴーヤーは小さな実を確認。かなり葉が茂ってきました。
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第19回「青天を衝け」 勘定組頭に昇進

2021年06月20日 | テレビ番組
栄一は米、硝石、綿花の流通に手をつけ順調にスタートしました。
隣の姫路藩の木綿は一ヶ所に集められ、それを晒しにして高く売りさばくことに成功していました。これを参考にして栄一は一橋の領地でも流通ルートを整え、その決済を藩札で行うようにしていきます。こうして一橋の懐も豊かになっていきました。
この成功で栄一は「勘定組頭」に昇進。慶喜によくやったとお褒めの言葉をもらうと「ははっ、その道で更なるお役に立てるよう精進して参ります」と誇らしげな表情で答えました。
喜作も活躍して「軍制所調役組頭」に昇進。二人はそれぞれの道へ邁進していくことになります。

今日気になったシーンです。後々の伏線になります。
江戸幕府で。
栗本鋤雲「フランスの誘いをどうなさいますか?」
小栗忠順「2年後のパリの博覧会か。無論参加だ。」
 
ベルギーで。
五代才助「国父様にお願いして、再来年の万国博覧会に、さつまん(薩摩の)よか品を沢山だそうち思ちょります」

二年後のパリで、幕府と薩摩が万博に別々に出品して大変なことになります。そこには栄一も登場すると思います。
栗本鋤雲の名前も覚えておくと、パリの場面でも見ることができるでしょう。

番組の中で、栄一が慶喜から藩札発行の許可を得ます。その藩札を彫り師が実際に掘っていたのが感動でした。彫り上げたものを更に3分割して合体させる贋札予防。紙切れが信用を得るやり方、この細かさがドラマに息を吹き込みます。




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明治神宮の森の物語·····朝井まかて「落陽」

2021年06月20日 | 本・新聞小説
ずっと前に見たNスペ「明治神宮不思議の森~100年の大実験」は、私の明治神宮のイメージを大きく変えるものでした。(明治神宮の創建は1920年)
広大な森が先にあって、そこに神宮が建てられたと思っていたのですが、全く逆でローム地層の原野に人工的に太古の原生林を造ったのです。その苦闘のドキュメンタリーでした。
半月ほど前の電話で、友人がいい本だと推薦してくれた本と、記憶の番組の内容が同じなのに気づいてすぐ取り寄せました。朝井まかて「落陽」です。


 
ネットから借りた写真ですが、ビフォーと今の写真です。

  
小さな△がマツ類、細長い△がマツ以外の針葉樹類(ヒノキ、サワラ等)、赤い木は常緑濶葉樹類(カシ、シイ、クス等)及び常緑灌木の下木
大隈重信は、雑木林では見苦しいので伊勢神宮のような巨大な杉並木にすべきだと大反対しますが、本多静六、本郷高徳、上原敬二が東京の土壌に合うように「永久ニ荘厳神聖ナル林相」の鎮守の森を創り出すことを計画しました。

Nスペで示された図は、四段階の遷移経過を予測して植栽計画を行ない、初期の植栽から五十年、百年、そして百五十年という時をかけて天然林相を目指すという壮大な計画でした。

上の図を説明を分かりやすくするために「落陽」から文を引用しました。
『初期にはマツ、ヒノキなどの針葉樹を植えはするが、東京では健全に育たぬのを承知で選んだのは、やはり造営直後にも荘厳なる風致を得る必要があるためである。ただしそれはいずれ枯死すると予測されるので、直射日光に強く、関東の冬の乾燥風、しかも煙害にも耐える樹種を混ぜて植える計画だ。・・・・やがてマツなどの針葉樹が枯れると、常緑広葉樹が主役の杜に変貌を遂げる』
そして『樹木は人為の植栽を行わずに林相を維持し、天然の更新をなし得るよう、次の世代に申し送らねばない・・・不必要な手を入れたり過剰な管理を行ったりしては、祈りの杜にならない』

「落陽」の主人公は三流新聞「東都タイムス」の記者・瀨尾亮一。明治天皇の崩御で、なきがらは京都の伏見桃山陵へ葬られます。それなら東京にもうひとつの施設をと、民間から明治神宮創建の動きが高まりました。
広大な森造りから始まる困難な過程が、女性記者伊東響子の原稿の形で細かく実によく描かれています。
その中で瀨尾はもうひとつの課題「人々は何ゆえこうも帝を尊崇し、神宮を造営し奉りたいと願うのか」を解き明かしたくなります。
「一人前の国として、天皇の伝統と風習を守りながら、欧州の近代君主像をも体現せねばならなかった」明治天皇。列強に名をとどろかせたエンペラーでなく、一人の孤独な青年の感情がどうしても知りたくなります。
その答えに少しでも近づきたく時をかけて人を探して調べ、その中からひとつの答えをみつけます。

急速な発展を遂げた明治に生きた登場人物の、それぞれの心の内、懸命に生きる姿に、やはり明治は特別だと感じます。

この本の面白さと緻密さと魅力を上手く描けないのは力不足ですが、朝井さんの小説の中では私のイチオシです。

数十年も前、田舎の小都市から上京したばかりの学生の目に、むしろ東京の方が緑が多いように感じたのはこんな森を見たからでした。「ない」と思っていた緑がこんなにたくさん・・・、その意外さを家族に手紙で知らせた記憶があります。
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2回目ワクチン接種の副反応は?

2021年06月18日 | くらし
2回目のコロナワクチン接種後2日目の今日も副反応は出ていません。それはそれで、まさか注射器が空?生理食塩水?と、コロナ禍で害された心はこんな風に曲がってしまいました(。>д<)


雨の中、ブルーベリーが少しずつ熟しています。その都度冷凍していたら現在250gになっています。

小鳥がこっそりと実を盗み食いしていたのは、下に落ちている皮でわかりました。まだまだ青い実を沢山ついているので鳥避けネットも張りました。
楽しみにしていた一番なりの大きい熟した実を先に取られのが悔しい(≧口≦)ノ 最初の実は実に大きくて美味しいのです。
最初の実だけは生食したかった・・・。それを知っている鳥は賢い!
昨年は7~800gを収穫しました。店頭でブルーベリーの価格を確認して、一人にんまりしています。
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2回目のワクチン接種がすみました。

2021年06月17日 | くらし
予約時間12時のワクチン接種が無事すみました。いつものインフルエンザワクチンと違って、事前に体調に変化が起きないように気を遣いました。このチャンスを逃したら次回はどうなるか・・・と。
2回目の副反応が出た時のために、前もってカロナールを出してもらっていました。

今日の分の食事は、昨日2食分ずつ作っていました。昼食がすんでも、今のところまだ体調の変化は出ていません。

昼はラザニア、夜はカレーライス、昨日と同じメニューです。
夫が昼の後片付けは自分がやると張り切っていたので、私は午後はゆっくり過ごしています。

接種後、家に着いたときにシャツが裏返しなのに気づきました。クリニックの待合室でカーディガンを脱いだだけだから・・・まぁいいか・・・。
「今は縫製が優れているから、誰も気づかないはず」というと「右横からラベルがペロペロ見えてるよ」と。
サイドがV字カット、角が丸くカットしてあるお気に入りのシャツ。鏡でよーく見るとやっぱりヤバイ・・(ToT)
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第18回「青天を衝け」 栄一の提言

2021年06月15日 | テレビ番組
武田耕雲斎、藤田小四郎を将とした天狗党は、水戸の流れを汲む慶喜を信頼し京へ向かいますが、慶喜は守衛総督として都を守るために天狗党討伐の勅許を得ます。
悲惨な最期を迎えた天狗党の壊滅は栄一と喜作には衝撃的なものでした。喜作は「これが俺たちが信じた攘夷のなれの果てだ。・・・もう攘夷などどうでもいい。この先は殿を、一橋を守るために生きる。おめぇはどうする?」

生前の平岡円四郎の「優秀な家臣や兵を増やすことが重要だとは常々思っている。しかし金がねえ・・・」が栄一の頭をよぎり、栄一はそこに答えを見つけます。
先ずは薩摩や公儀に侮られない歩兵隊を作る、それを備中の一橋領から募ることを慶喜に提言します。ここに「軍政御用掛歩兵取立御用掛」の栄一の誕生です。

この計画に対して、備中の代官らの邪魔を見抜いた栄一は、焦らずその地にじっくり腰を落ち着けて地元にとけ込むことから始めました。
近在を動き回り、町道場をめぐり、興譲館を訪れて攘夷と開国の論争をするなど充実した時間を持ちました。それが200人の歩兵を連れて帰る好結果に繋がったのでした。

慶喜に褒美を賜った栄一は、そこで更に理財の面に提言をします。備中で集めた情報の中のから「米、木綿、硝石」の取扱い方を変えることで一橋の財力を強めるというのです。幕府からのお金に頼るのでなく、行動するためには経済力の裏付けが必要なことは慶喜も感じていました。
栄一は「壊れかけた日の本を救うのは一橋しかいない。一橋家の懐を豊かにし、その土台を頑丈にする。軍事よりもその様な能力はおのれの長所でございます。」という提言をしました。それが受け入れられ、栄一は一橋家を豊かにする為に動き出したのです。

この日印象にのこったシーンは、小栗忠順(上野介)が懐からおもむろに取り出したネジをひとり悦に入って眺めるシーンでした。


そのネジは、小栗がかつて遣米使節団に加わり渡米した折に、近代化された工場の進歩に驚愕して記念に持ち帰っていたものでした。彼も軍事だけでなく財政や経済こそが重要だといち早く気づいていました。ネジは国を富ます工業化のシンボルだったのです。

次回は、いよいよ経済へ踏み込んでいく栄一の活躍が見られそうです。城山三郎『雄気堂々』を原作にしているのでは、と思うほど内容が同じように進むので、ドラマがよく理解できます。
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発酵食品と麦飯

2021年06月12日 | 食・レシピ
たまたま二人で発酵食品と食物繊維の話をしていたこともあり、ホエーと牛乳と豆腐と油揚げの入った味噌ミルクスープを作りました。これ以外は昨日の残りのリメイク版で今日のお昼ご飯。

残り物の豆腐ハンバーグを細く切ったもの、大根とニンジンのなます、錦糸卵に緑黄色野菜を足して炒めたものを生協の「洋風万能だし」で味つけ。
決してリメイク版の尻尾を出さない美味しいメニューになりました。なますの微かな酸味が味を深めています。
米2合にモチ麦100gを入れてみました。繊維たっぷり、しっかり麦ご飯!

口直しの煮りんご。1個600gのリンゴを買ってわざわざ煮りんごにするメリット?
もっちりした食感と甘酸っぱさとシナモンの味がたまりません。
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第17回「青天を衝け」·····慶喜の苦悩

2021年06月10日 | テレビ番組
江戸で円四郎が殺されたことを知り衝撃を受けた栄一と喜作ですが、集めた兵を引き連れて京に戻りました。

慶喜は栄一と喜作を前にして「ご苦労であった。円四郎はそなたたちがきっと無事に兵を連れて戻ると私に申しておった」
「そなたたちは父の尊攘の教えを学んだといっておったな。円四郎は父が私に遣わせたのだ。それがなぜ水戸のものに殺されねばならぬのか、そなたたちにわかるか?・・・私にはわかる、円四郎は私の身代わりとなったのだ」
この時映し出された側用人や平岡と共に顔を切られた川村恵十郎の表情と、静かに流れた澄んだBZM。今回最も心に残ったシーンでした。
慶喜も側近も円四郎を亡くした哀しみを武士の心で抑えた演技がかえって涙を誘いました。

慶喜は「尊王攘夷か·····、まこと呪いの言葉に成り果てた·····」と苦しい胸のうちをさらけ出して立ち去りました。

「そなたたちは公儀や当家に何のゆかりもなく、浮浪していたところ広岡様の推挙により出仕した。広岡様のために、この先も一橋家のために励め」という側近の言葉に、栄一のキッと見開いた目がその決意を物語っていました。

慶喜が勅命を得て長州藩を打った禁門の変も、水戸藩を分断した天狗党の乱も「尊王攘夷」が巻き起こしたもので、慶喜がついに「呪いの言葉」と口にせざるを得なかった苦しい心情がとても心に残りました。

次週「一橋の懐」のタイトルからして、本によれば栄一は一橋のために経済面の立て直しを計ると思います。
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ゴーヤーとホエーの味噌汁

2021年06月09日 | 食・レシピ
初めてのゴーヤー。庭のゴーヤーはただいま成長中、1.5mになりました。
ついでに同じ場所に朝顔も一緒に成長しているので、ゴーヤーのなかに朝顔が顔を出すのが楽しみです。

今日のゴーヤーの味つけは白味噌とみりん。そのうちに飽きるでしょう。
手作りヨーグルトをペーパーで濾すと「ホエー」ができます。このままでは癖があるので、スープや味噌汁にいれます。
水200c、ホエー100ccの割合で。酸味が意外に白味噌によく合います。
今日のお昼は25分でできたぱぱっと料理。夏に向かい短時間料理が一番です。


今盛んに、麦おすすめの番組が目白押し。ご飯には餅麦を入れています。

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土の改良と怪我の功名の食パン

2021年06月07日 | くらし
花の終わった植木鉢、この後の土の処理が大変です。土を篩にかけて、鉢底石、鉢いっぱいに広がった細かい根、細かい砂利をより分けます。単純作業ですがかなり面倒。
その土に天然素材の土の再生材を混ぜるとふーっかふかの土が出来上がり、ひとり充実感に浸ります。(姉妹たちはこんな私を想像できないと思うなぁ・・・。)
こんなのが3箱出来上がりました。前回のサクラソウの根は後始末がもっと大変で、今回はそれに比べたら楽勝かも。

朝のパンにアヒージョの残りのニンニクの効いたオリーブオイルをつけたくて、夕食はアヒージョ。

明日の朝が楽しみ!各々のオイルを2個の小鉢に分けて取り置きます。

1.5斤の食パン。300gの強力粉と100gの薄力粉と卵1.5個を入れています。
レシピには強力粉400gとなっているのに、「薄力粉」を100g入れてしまったところで間違いに気づいたぁぁぁ!
薄力粉は水を吸い始めて、あーぁ、もう後の祭り!
残りの分量を強力粉に訂正してスイッチオン。でも、なんとビックリ、この割合でいつもよりふわふわの食パンができたのです。
それ以来、この粉の分量が我が家の黄金率。昼間に作り、冷えてから切ると市販の食パンみたいにできます。強力粉だけでは、こんな風にうまくいきませんでした。これぞ怪我の功名。時には怪我もしてみるべし!


紫陽花、コンペイトウです。鉢植えで、毎年短く刈り込むのでちょっと貧弱になりましたが、我が家の唯一のブルーの紫陽花。
ほかの紫陽花は結構強めのピンクです。青が欲しいのに、カラーの操作がなかなか思うようにはいきません。
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肉類に合う甘めのソース

2021年06月04日 | 食・レシピ
ソーセージにはマスタードが定番でしたが、ミュンヘンで食べたホワイトソーセージには甘いマスタードがついてきました。その美味しさに感動! 相性が絶妙で、帰ったら絶対に応用しようと決めていました。

それまではハンバーグのソースは、大根おろし+ポン酢、ケチャップ+とんかつソース、デミグラス風ソースでしたが、これに加わったのが甘めのソースです。
粒マスタード+ケチャップ+煮リンゴの汁、これを混ぜてハンバーグにかけます。程よい甘さが好評です。
サラダに入れる「サラダチキン」の賞味期限が二日前になっていました(#゚Д゚)y-~~が、時計が止まったことにして熱を加えれば大丈夫!
弱火でじっくり焼くと食感がふーんわり。これに粒マスタード+ジャム+煮リンゴの汁を混ぜて添えました。
起死回生した鶏肉とは知らず「これ美味しいよ」だそうです。ワクチン接種直前ならこんなことは極力避けますが、二人とも一回目を無事終わっているので少々体調がこわれてもと気が大きくなりました。
生の鶏肉から焼くよりもふんわりと美味しかったので、賞味期限が過ぎてなくても又試してみます。


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