新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

『元家族』の湯布院旅行

2006年10月19日 | 国内旅行記

1018ufuin_030_2 晴れマークの続く爽やかな秋の日、数十年前の『元家族』が湯布院に旅をしました。母と3人姉妹の気ままな2泊3日の旅です。これはNHKの朝のドラマに出てきた由布岳です。

1018ufuin_015_1 親戚のリゾートマンションが宿。ウィークデーとあって、施設内の大浴場も露天風呂も貸しきり状態で、贅沢な時間と空間を独占しました。

1018ufuin_025_1 湯布院は、温泉ランキングでも常に上位。総合3位、雰囲気2位、知名度3位、泉質11位、施設完備6位の九州の真ん中で頑張っている温泉です。小洒落れたお店も多く、芸術の香りも漂います。 金鱗湖畔でのモーニングサービスはナイス!700円~950円。木製クラフトの器も素敵です。

1018ufuin_013_1 家事を放棄した女4人は、したたかに食と湯と話を堪能しました。特に雑誌で選りすぐった「食」には大満足!!旅館「田ノ倉」の食事処・藤五庵の3650円の夕食もいうことなし。こんなに安くていいのでしょうか・・・。

1018ufuin_035_1点在する近隣の高原には、見るべきたくさんのところがあります。瀟洒な「榎木孝明美術館」は残念ながら休館日でした。11月の一周年記念には本人来館とのこと。

1018ufuin_008くじゅう花公園」では、行けなかった美瑛をイメージしました。

1018ufuin_011_6 コスモス畑は、年齢に関係なく心を解放し、郷愁に浸れるところです。

ススキの群生の向こうには 煙をはく久住連峰が。遠望しながら心を残し、登山を次の課題に回しました。

1018ufuin_002_1蕎麦好きには見逃せない『そば街道』の雰囲気と味。小国(おぐに)の山道を縫ってたどり着きました。地元産のそば粉を使い蕎麦職人の技とプライドが感じられるメニューでした。

コメント (9)

2006 観月会

2006年10月13日 | まち歩き

友泉亭公園での 恒例の観月会がありました。が、十五夜をとうに過ぎた『更待月』で、月はまだ出ていませんでした。

1013tukimimaron_028 昨年までは邦楽演奏でしたが、今年は洋楽演奏。ソプラノ、ピアノ(電子)、ヴァイオリンの3人のアーティストによる馴染みのある楽曲でした。池に張り出した物見台を舞台にして、クラシックから映画音楽、ビートルズ、童謡まで肩のこらないコンサートです。

1013tukimimaron_031 ライトアップされた樹木の向こうは漆黒の闇で、美しいソプラノの声がそこに融けていくようで、日本庭園と洋楽の組み合わせはなかなか趣のあるコンサートになりました。日本の歌になると、アーティストの方がドレスの上にストール風に美しい振袖を羽織り、それがまたはっとするほどよくマッチして、その場の雰囲気がぐんと盛り上がりました。

1013tukimimaron_005友泉亭は、黒田藩の別邸で池泉回遊式の純日本庭園の美しい空間です。

お抹茶もいただき、かくして今年の観月会は終わりました。

コメント (4)

渋皮煮がマロングラッセに変身!

2006年10月11日 | 食・レシピ

いつも訪問しているブログから、そこのおすすめのブログに直行し、渋皮煮からマロングラッセができることを発見!若かりし頃は高級品であったマロングラッセがキッチンでできるとは感激の情報です。

早速手持ちの渋皮煮の半分を、それに当てることにしました。初日は、その汁にざらめを足して煮溶かし、栗を戻して30分コトコト煮てそのままにしておきます。

1011maron_003 次の日は煮汁がとろみを帯びるまで弱火で煮て、最後にブランデーとバニラエッセンスを入れて出来上がり。そのままでもいいのですが、試しに15,6個ほどの表面をペーパーで拭いて、グラニュー糖をまぶしたのが写真のものです。

ブランデーを50cc入れたら、家中に香りが立ち込め、「・・・?」と思い、ラベルをよく見たら、なんと「ブランデー原酒」でアルコール度が55.7%!! お酒に弱い人にはちょっときつ過ぎるかも。そこのブログ主であるりきちさんも言っていたとおり、1個も食べれば十分です。これには紅茶がよく合います。

オットは「マロングラッセは透明感のある黄色であるべき」と思っているらしく、「これ何?」と 無粋な質問を受けてしまいました。が、味は上々。渋の味がかすかに残るグラッセもまたいいものです。

何しろ私には、家でマロングラッセが作れるということが大切なのです。情報を提供してくださる方々に感謝です。

コメント (12)

’06渋皮煮

2006年10月09日 | 食・レシピ

1008sibukawani_001 今年もやっぱり渋皮煮を作りました。店頭の栗を見ると「買って!」と叫んでいるようで、皮むきの面倒さも省みずについ買ってしまいました。はしりの栗じゃないと虫が入っていることが多いので、9月の半ばに買いました。1個も虫に出会わず正解でした!

いつもと同じ作り方ですが、今年は渋が抜けすぎて、色が少し薄め。照りが出ていません。原因はまだ分かりません。2キロ分の渋皮煮。今年はラベルを工夫しようと思ったのに、また平凡になってしまいました。

甘さを少し控えたので緑茶とよく合い、やはり我が家の秋の季語です。

コメント (4)

我が家のカレー

2006年10月08日 | 食・レシピ

夕方歩いていると、どこからともなくカレーの匂いが…。この匂いには、子供の頃への郷愁があります。給食室から教室に流れてくるおいしそうな匂い。巨大な鍋にオールのような木しゃもじでかき混ぜたごった煮のようなカレー。給食時間が待ち遠しかった思い出があります。

1007kare_003_1 庶民的なカレーがだんだん高級化してくると、キッチンでも本を見ながら、シェフよろしく気取って作ったりしました。が、いつの頃からか、さらっとしてくどくないカレーが我が家の本流になってきました。市販のカレールーを使わないので、カロリーもかなり落とせます。

冷蔵庫の残り物もこの時が出番です。鳥もも200g、玉ねぎ大1個、人参半本、きのこ、むき栗、ゆで大豆、さやいんげん。チキンブイヨン・チャツネ・ケチャップ・蜂蜜・あんずジャム・トンカツソース各大匙1。しょう油小匙1。シナモン小匙1、塩少々。カレー粉小匙4。小麦粉は使いません。手当たりしだいに加えて味に深みを増し、とにかく何でもありのカレーです。

1007kare_002_1 ちらっと小耳にはさんでいたので、試しに中華鍋を使ってみました。鍋に油がよく馴染んでいるせいか焦げ付かず、意外な発見でした。コツは最初に肉と玉葱とカレー粉をよく炒めることかな。チャツネとシナモンはやはり欲しいです。

コメント (5)

中国茶

2006年10月04日 | くらし

夜の冷気が心地よくなると、恋しくなるのが熱いお茶。緑茶もいいけど、さっぱりした中国茶はまた格別です。

こんなときに登場するのが、台北で買った茶器セットです。台北といえば高山茶。散策の途中に見つけた日本語の上手なお茶屋さんで、一時間もお茶をご馳走になりながらの中国茶談義。台北の人はこよなくお茶を愛し、茶話を好み、スローな時間を楽しむ術を知っているようです。

1004kozantya_023 茶葉、温度、手順、茶器・・・と説明を受け、茶器と茶葉をホテルの売店より安く買い求め、帰国後はすっかりはまってしまいました。ウーロン茶には鈴懸の「百菓行李」が干菓子でよく合います。

1004kozantya_030 その後、お土産に複数の方から中国茶を頂き、国内ではとてもとても私には手の出ない高級茶を楽しませてもらっています。

左2個は中国大陸の西湖龍井(ロンジン)茶、赤い箱は台湾の最高級品の梨山高山茶、緑は高山茶です。

コメント