新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

年末のご挨拶

2020年12月31日 | くらし
つたないブログにお越し頂いた皆さま、ありがとうございました。
コメント欄もリアクションボタンも閉じていますが、私には想定外のアクセス数に励まされて、嬉しく思っております。
新しい年に明るい日射しが見えることを心から祈っております。

今年最後のブログは年越しそばで締め括ります。

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ただいま師走進行中

2020年12月30日 | くらし
今年の師走は、例年のせわしなくも生き生きした喧騒が消えて、特別の年が終わろうとしています。そしてその重苦しさを引き連れたまま年をまたぎます。大変な一年でした。

子供たちには前もって、それぞれ自粛して自宅で正月を迎えようと連絡しているので、ここぞとばかりお節料理を止めようと決めていました。しかし主婦の長年身に付いた慣習は、頭にではなく体に染み付いていました。なんとなく落ち着かないので、三段重でなく漆のプレートに乗せたお節料理に決めました。

秋に植えた庭のスナップエンドウは、冬を越して春の収穫のはずですが既に実をつけています。この季節、地味な白い花はスィートピー代わり?結構花が咲いているので実にもなるでしょう。それより小雪舞う冬を乗り越えられるでしょうか?

ちょうど、お節料理の絹さや代わりに使えるので、それはそれでラッキーなことかも。

テレビで、キッチンのしつこい汚れに「アルカリ電解水」を使うことをすすめていました。これは新知識でした。次回は試してみましょう。
「Ph12.5、洗浄+除菌+消臭、水から生まれた、安心のクリーナー」となっており、私はかなり前から使用しています。使うのはOA機器、キッチン、トイレ、おもちゃの拭き取りぐらいでした。それが大掃除に幅広く使えるのが分かりました。


これはおすすめです。洗濯機のホースの凸凹部分に吹き付けて拭き取るだけ。いつも手を焼く部分だったので、簡単にきれいになることにビックリしました。
洗面所の床は結構汚れます。これもスプレーして拭き取るだけで、真っ黒い汚れがさっととれました。「こんなこと、知らなかったー!」と感激です。
今までは洗剤液をスプレーしてブラシで軽く擦り、水拭き、乾拭きと手がかかっていました。
価格が高いのがネックですが、材料は水を電気分解したものだから安心だし、スプレーしたあとの二度拭き不要がメリットのひとつです。

丹波黒大粒を電磁調理器で8時間コトコト煮る黒豆。あと2時間というとき、鍋から離れたので吹き零れて煮汁が殆どなくなっていました。こんなことは初めて。失敗・・・やり直しと思いながら、お湯を足して30分ほど煮たらふっくらと復元しました。まぁ二人だし、これでいいことにしますが、モチベーションが下がりました(ToT)。
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ささやかなイブ

2020年12月24日 | くらし
店内にせわしなく流れるクリスマスソングがプレッシャーをかけ、追い立てられているみたいです。そう、今日はクリスマスイブ。
「そうだ、こんばんは久しぶりにパエリヤにしよう」と材料を買い込みました。

①具材はオリーブ油で個別に炒めておきます。
②みじん切りのニンニクと玉葱とトマトはオリーブ油50ccで水分がなくなるまで15分ほど炒めます。

③別の鍋にオリーブ油50ccで米2.5カップを透き通るまで炒めます。
④そのなかに、②、サフラン、コンソメを溶いた水500cc、塩コショウをして混ぜ、その上に具材をきれいに並べます。
⑤蓋なしで動かさず25~30分炊いて、火を止めたら蓋をして5分ほど蒸らします。櫛形のレモンは必ず添えます。

サフランはタップリ入れたのでもっと黄色のはずですが、トマトの色が勝ってしまいましたた・・・。
クリスマスケーキは買わず、シュトレンなど有り合わせを盛りつけたら、ちょっとイブらしくなりました。

そうそう、昼に見たBSシネマは「聖衣」。ローマ帝政時代にまだキリスト教が迫害を受けていた話です。リチャード・バートン主演。
録画でしたがイブに相応しい内容でした。クリスチャンの大学だったので、ほんの少しの知識があるつもりですが。
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「料理がどんどん下手になる・・・」

2020年12月21日 | 食・レシピ
昨年、生協からとても便利な万能調味料「うまかたれ」が開発・発売されました。最初は全く気にも留めませんでしたが、レシピ集の作品を見て「おいしいかも」と心が動きました。これが大当たり!
野菜の肉巻き、ぶりの照り焼き、牛丼のタレ、すき焼きのタレ、煮魚にと「万能」を発揮するのです。コクも照りもでます。今では我が家の調味料番付の高い位置を占めるようになりました。
市販されていないので会員同士が便利さを共感しあい、そしてあまりの便利さに甘える良心の呵責?に「料理がどんどん下手になる・・・」と主婦の後ろめたさをつぶやいています。先は見えた人生だし、まっいいかぁ・・・。

小粒の白大豆と黒大豆。野菜屋さんで見つけて「かっ~わい~!」と若い女性みたいな声で飛びつきました。真ん中が北海道産の普通の大豆、左が小さな白大豆、右が小さな黒大豆。初めて見るサイズはとても新鮮で、小さいゆえにいとおしいような・・・。



米と一緒にそのまま入れて炊くだけでいいのです。白大豆ご飯、黒大豆ご飯と重宝しています。

黒豆ご飯は小豆よりも少し黒っぽく仕上がります。
「うまかたれ」に一晩漬けこんだぶりの照り焼きには、何の工夫もないおろしただけの大根、茹でただけのほうれん草の付け合わせ。大根のトッピングは穂紫蘇の塩漬け、なかなか便利です。
味噌ミルクスープは白みそと牛乳が相性が良くてまろやかな味になります。里芋、大根、ニンジン、鯛のすり身、カニカマ、ホウレンソウを入れています。

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今日のおやつは「リンゴのタルトタタン」

2020年12月19日 | 食・レシピ
紅玉がまだ残っています。この強い甘酸っぱさが大好きですが、生食するには少し柔らかくなって来ました。こんなときはケーキに。
昼食を作りながら、同時に簡単にできるケーキ・・・は「リンゴのタルトタタン」です。それもホットケーキミックスを使うので、「作った!」と大声では言えませんが。

フライパンでできます。グラニュー糖とバターのカラメルでつやつやと美味しそうに出来上がりましたが、寂しいので粉砂糖を振りかけミントを添えればそれなりに。


無塩バターがないので普通のバターを使いましたが全く問題なし。バターの風味が「ケーキだ」と主張しています。ふふふ・・・です。

残りはいつものように冷凍庫へ、となりますが、一旦そこに収まるとなかなか減りません。
「栗の渋皮煮」もなかなか減らずに、時が経てば味が落ちました。そこで渋皮を取り除いて羊羮にしましたが・・・・

飛びつくようなものにはなりませんでした。
何でも冷凍保存すると味は格段に落ちます。
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超安のブロッコリー!

2020年12月18日 | くらし
「糸島」と「朝倉」は福岡市民の胃袋を賄うブランドと言ってもいい程の産地です。秋の台風被害で一時高騰したものの、今は暖かさが影響して豊作らしく暴落しています。生産者の皆さんの苦労が忍ばれます。
新鮮なブロッコリーもなんと半値以下の90円!産地の方には申し訳ない価格です。

そのブロッコリーを使いました。NHK「しぶ五時」の終わりの方に短く放送される『シェフのひとわざ』からです。

★「焼きブロッコリーのスープ」
①ブロッコリーは房に分け縦半分に切ります。
②オリーブ油大さじ1.5を熱して強火で焼き目をつけます。こうすることでスープにしっかりした味がつくそうです。
③水500ccを入れ、塩小匙半分を入れ3分ほど煮ます。粉チーズ大さじ2を振り入れます。これでスープは出来上がり。

これにご飯やパスタを入れても美味しいということで、リゾット風にしました。

いったんブロッコリーを取り出し、スープにベーコンとご飯(大豆ご飯)、コクを出すために鶏ガラスープの素を少量入れて煮ます。ブロッコリーを戻し入れ、粉チーズをたっぷり振りました。

サラッとしていて本物のリゾットとはほど遠いけど、夫は満足しています。私は白いご飯が大好きです・・・。
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「コンサートに行ってきます!」

2020年12月13日 | 音楽
「チケット取ってるから、今からコンサートに行ってきまーす。チケット代2750円も払ったし。(ふ、ふ、ふ)」
「えっ!今から?どこへ行くんだ?#×÷׶?#××××(゚ロ゚ノ)ノ・・・」
「・・・そう、今から。・・・・・・2階によ。」
「あぁ、そういうことぉ・・・」
ということでちょっと意地悪して、ミルクティーを片手に2階のパソコン部屋へ。
1時間40分楽しんで階下に行くと、感激覚めやらずのうちにブログに書いておきます。

「角野隼斗ピアノリサイタル」 20時開演、有料ライブ配信です。

サントリーホールからです。

ピアノソナタ第0番「奏鳴」(角野隼斗オリジナルです)

ティンカーランド(角野隼斗)。ピアノとトイピアノとピアニカを同時に弾きながらのスゴ技演奏。これもオリジナル。

時々トークが入り、画面端にチャットが国内外から早送り状態で流れます。配信でもライブだからみんな感激、興奮しているのがわかり、臨場感があります。

暗い雲:リスト、死の舞踏:リスト、大猫のワルツ:角野隼斗、ジャジーな「アイ・ガット・リズム」:ガーシュイン、ノクターン9番:ショパン、ラ・カンパネラ:リスト、ハンガリー狂詩曲第2番:リスト、大きな古時計、英雄ポロネーズ:ショパン

素晴らしい演奏でした。今日の昼の部は生演奏で観客が入ります。コンサートのチケットは早くからsold out表示でした。確かにあの演奏には惹き付けるものがあります。

クラシックの伝統を繋いでいくなかで、何か新しいものを入れていきたい、それがいいことかわからないけど、と自分の行く道をしっかり見据えた演奏家としての苦悩も垣間見えました。
他の対談ではっきり「ピアニスト」という言葉が出ていたので、これからは研究者としてでなく大学院で学んだことを音楽に生かしていくということでしょう。恐るべき才能です。編曲ばかりでなくオリジナル曲もあります。オリジナルの「ピアノソナタ第0番」は作曲する者の謙虚なスタートを意味してるようです。

生演奏の半分の料金で、右から、左から、上から、指が丸見え!数台のカメラもピアニストのキャラクターを余すところなく捉えていました。
ストリーミングの楽しさは格別で満足でした。これから1週間は登録IDとパスワードで何回も聴けるサービス付きです。

コロナで演奏の形態が様変わり。これからは日常的にこういうストリーミングコンサートが増える気がします。チャットも世界的でした。
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完成!くるみ柚餅子

2020年12月13日 | くらし
11月12日、作りました。


ひと月間乾燥させます。


今日、そっーと開いてみました。どきどき・・・。
うまい具合に乾燥していました。ラップに包んで冷蔵庫保存すれば一年持つそうです。

日本酒にピッタリです。
昨年はカラスミ?みたいでしたが、今年はそれらしく上手にできました。
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今日の一品・・・「ニンジンのナムル」byコウケンテツ

2020年12月10日 | 食・レシピ
「春菊から基準値の180倍の農薬」とこわ~いニュースが駆け巡りました。福岡お膝元で!出荷したものを全部回収とはいかないでしょう。今のところ被害はでていないという・・・。
本来は玉ねぎ栽培の土に撒く農薬とのことですが、その使い残りを葉ものの春菊にも使ったとか、新聞情報ですが。
根もの葉ものと適正な使い方をすればいいというものの、こんなに強い農薬を使っているのですねぇ。
今日はブロッコリーとほうれん草を買ってきましたが、葉ものは素直に使う気になれず、在庫の人参とカブを使いました。

ニンジン料理はコウケンテツさんのYouTubeからです。


「ニンジンのナムル」です。
ニンジン2本、塩ひとつまみ。ごま油大さじ2、白いりごま。
ごま油大さじ2で、強くない火で、じっくりしんなり、しなしなになるまで炒めます。10分以上。
塩ひとつまみを加え、火を止めたらゴマを入れます。

根気よく炒めるだけの超簡単レシピで、自然な味に嫌みがありません。味付けは、炒めるごま油と塩とゴマだけのシンプルさ。この小鉢でニンジン1本150gだから、1人1本ってこと。馬みたいですねぇ~(*_*)
これに似た料理はしていましたが、強くない火でしんなりするまで根気よく炒める、がコツでした。
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「シュトーレン」にラム酒をプラスして

2020年12月10日 | くらし
シュトーレンは、クリスマスまでスライスして少しずつ楽しみながら食べますが、我が家はシュトーレンが大好きで今5本目。
ケーキ屋さんではなくパン屋さんで売っています。生クリームは入らず、ラム酒に浸けたレーズンやオレンジ、マジパン等が入りコクがありますが、時間が経つとパサついてきます。
そんなときに取って置きの情報をゲットしました。ドイツ発、ブログタイトル「ドイツ街歩き、私たちのアンティークコレクション」です。

ウォッカにしようか?ダークラムにしようか・・・?
まずはダークラムを振りかけてみました。


粉砂糖も振りかけて見た目も美しく、楽しく・・・。
驚くほどのグレイドアップです!コーヒーよりも紅茶の方が合います。
シュトーレンがもう1本残っているけど、この「必殺技」でひと安心です。
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骨折り損の・・・「チビマルコ人参」

2020年12月07日 | くらし
3,4cmの太さという「チビマルコ人参」。写真の可愛らしさに惹かれて買ってしまいました。
種にしては600円と高かったので、その分失敗は少ないだろうと高を括って、収穫の楽しさだけを夢見て種を撒きました。
70~80日後に収穫と言うのになかなか葉が繁りません。次は春の花を植えようと計画しているので「えぃーっ」とばかりに引き抜きました。

真ん中だけが大きさ的に人目に耐えうる人参で、写真にするには忍びない2cmほどのが多くて期待は大きくはずれてしまいました。
2ヶ月半の世話を思うと意地でも捨てたくはないし・・・。表面の横シワが気になり皮を剥けば更に小さくなり、シチューに入れることにしました。

食べてみるとクセがなく、とても美味しいのです。生食にもよさそう。生産国はイタリア。さもありなん・・・。でも、「もう植えない!」
労多くして、収穫の満足度は10%ぐらいかな。
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近くのウォーキングコースでのこと。こんな所に花があったっけ、と例年は見ない花に目が止まりました。
アーモンドの花みたいな八重の濃いピンクで葉っぱは1枚もありません。庭のアーモンドが季節外れの11月に数個の花を咲かせたけど、こちらは花数が全然違います。
山桜の狂い咲きかな?と詮索しましたが、花はどうも山茶花のようで、よーくみると葉が無いのは、虫に全部食べられた様な感じです。


散歩から帰ってきた夫も「あれ、なんの花かな?」と疑問は一緒でした。
この答えが出るのは来年の葉が出る季節になります。
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伊集院静『ミチクサ先生』その⑥ 熊本五高時代 159~181

2020年12月04日 | 本・新聞小説
9か月ぶりに11月11日から連載が再開されました。毎月初めに前月分のあらすじが載ります。12月1日の記事です。
「<あらすじ>金之助は熊本で鏡子との新婚生活を始めた。同僚教師も居候し賑やかな暮らしだ、教師としても五高の学生に慕われたが、金之助には″文学的生活″への思いが募っていた。」

もう少し詳しく書いておきますと・・・。
明治29年4月、夏目金之助は第五高等学校の教師として熊本に到着。6月には中根鏡子20歳と結婚します。鏡子に付いてきた老女中とくを金之助は気に入ります。
鏡子が流産したり、少し癇癪持ちで奇怪な行動したりと心配が重なりますが、とくが上手にまとめ、気晴らしに旅行を勧めます。

金之助は旅行の中で、世間知らずと思っていた鏡子の行動に新しい側面を発見して感心し、それに喜びを感じます。ある晩月を眺めていた鏡子の美しさにはっとして妻を好ましく思い、好きだ、とこの結婚が正しかったことを認めます。
二人で綺麗に輝く月を眺めたこのささやかないっときは生涯彼の心に残ります。
授業中「先生、I love you はどう訳したらいいのでしょうか?」の質問に「そうだな、″月が綺麗ですね″とでも訳しておきたまえ」と。
このように金之助がユーモアを大切にし、周りをクールに距離を置いて眺めるようになったのはこの五高時代からの傾向と言われています。

旅から帰宅後は合羽町の新居に移り住みます。俸給100円。1割を製艦費として差し引かれ、家賃13円、進学で父から借りた借金返済10円、姉への仕送り3円、本代23円。鏡子ととくがきちんと計ったもので金之助は大いに満足します。ここに、先に住み着いていた黒っぽい猫が登場します。そして顔色を窺いながら、少しずつ金之助の側に近づいてきます。名前はありません。
家賃13円の立派な家は街の評判になるほどで、金之助は子規ヘの手紙で″名月や十三円の家に住む″と詠んでいます。

信義から東京高商への招聘を断ったり、返還しない学生が多い中奨学金を毎月7円50銭ずつ返済することなど、彼の義理堅さや潔癖性を示しています。金之助の人柄は学生、教員、周囲の人から慕われていますが、教師の生活からそろそろ離れたいというのも本音です。

部屋数の多い新居には居候や客が絶えず、山川信次郎、兄のように慕っている久留米の菅、寺田寅彦と蒼々たる名前が出てきます。
ある時、専門だけに専念すべきかどうか、とガリ勉タイプではない寺田寅彦は金之助に悩みを打ちあけます。

金之助は「君の目指すところは築山のてっぺんだとしよう。誰もが真っ直ぐここからてっぺんに向かって歩くはずだ。でも私はそんな登り方はつまらないと思うんだ。オタンコナスのすることだ。
・・・・そういう登り方をした奴には、あの築山の上がいかに愉しい所かが、生涯かかってもわからないだろうよ。
・・・途中で足を滑らせて下まで落ちるのもよし。裏から登って皆を驚かせてやるのも面白そうじゃないか。ボクは小中学校で六回も転校したんだ。みなそれぞれに楽しく、いろんなことを学んだ。色んなの寄り道ができて面白かったよ。道草でもいいかな?」と、一高時代の親友米山保三郎の「わかりきったことをして何になる?あちこちぶつかりながら進む方がきっと道が拓ける」の言葉も添えて寅彦を励まします。熊本五高時代初期からの教え子寺田寅彦はのちに日本の物理学の先駆者になります。


著者も漱石の寄り道、道草に偉大な彼の原点を見出だしたのでしょう。意外だったのは鏡子。よくソクラテスの妻を引き合いに出して悪妻と言われます。そのイメージが強かったので、今度の鏡子像にとても好感をもっています。著者はいろんな文献から小さな言葉を掬い上げて、今までとは違う鏡子を作り上げたのでしょう。
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