東京芸大卒同門の声楽家4人が集まって結成した「REALT RAUM」。それを軸に他のピアニストが参加するので「+」。
「REAL TRAUM」結成前の名前が「プリンス」だったので、全員が参加できない時等他のピアニストも参加して、音楽の輪を広めようと言うのが趣旨のようです。
コロナ期の鬱々とした気持ちを、配信やYoutubeで元気付けてくれたプリンス。遠い存在だったのが、福岡初上陸の情報を掴んだのが一週間前。見逃さずによかったです。

「+」の部分が、ピアニストのBudoさんと追川礼章さんでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。英雄ポロネーズ、リベルタンゴという熱演でした。2人のトークも楽しかった!
通称「リアトラ」のコーラスは「魔王」、「オー・ソレ・ミヨ」、「フニクリフニクラ」、「千の風になって」などクロスオーバー。
声質の違う3人のテノールとバス1人、とてもいいハーモニーを醸し出し澄んだ音になりました。
直に心に響く肉声は、純クラシックに楽しさを大きく加えた素敵なコンサートになりました。
写真はネットでのチケット購入の際のもので、福岡公演は急なコンサートだったのか、チラシもプログラムもありませんでした。
コロナ期に元気付けてもらった感謝を込めて参加したのに、会場には笑い声の聞こえる楽しいコンサートになりました。