新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

「補聴器」事始め

2023年09月30日 | 健康・病気
夫がテレビを見ているときに「今、何て言った?」と聞き返すことが気になっていました。
そんな時に、聴力に何の疑問も感じなかった友人から「実は、補聴器をつけることにした」と聞いて、驚きとショック!それに価格を聞いてもっとビックリしました。初めて補聴器を身近に感じた瞬間です。
少しおかしいなと思ったときに補聴器を考えるのがベストだとか。今時の補聴器は超小型でつけていることが全くわからないほど進んでいるようです。

春先に夫に勧めても気が進まないようでしたが、最近自分でも感じだしたのか、ついに耳鼻咽喉科の紹介で補聴器センターを訪れ私も同行しました。
3時間ほどの聞き取りと測定がありました。つけるか、つけないかの境目で無理に勧められることがなく好感が持てました。

聴力は年齢的に衰えていくことは確実です。
ネットで調べても、補聴器をつけるのは難聴が軽度ほどいいと書いてあります。
それに難聴は認知症に進む可能性が大きい、と不安になることも書いてありました。

結果、無料試聴貸し出しを利用して片方の耳につけることにしました。
今日2度めの調整のために補聴器センターを訪れました。食器の重なる音が響くというと、パソコンですぐ調整してくれました。今回から両耳に装着して試みています。一応順調に進んでいます。

歳を取ると医療費、タクシー代、電気代は必要経費だと優先的に考えています。贅沢はしなくても、楽しみながら生活を実感するためにも、私は積極的に補聴器を勧めています。

先日の万能蒸しキャベツ。いろいろ使えて重宝しています。
今日はコールスローにしました。キャベツを刻む手間もなく、キャベツのシャキシャキ感は保って簡単に出来ました。
ギョウザをフライパン型に丸く、平たく、カリカリに焼いたのがおいしかったので、気に入ってよく作ります。「ドッカンギョーザ」です。




コメント

「万能蒸しキャベツ」

2023年09月29日 | 食・レシピ
1玉買ったキャベツは、最後まで使いきることがなくて、野菜庫で不味そうな白い塊になっているのが落ち。
そんなときに管理栄養士・関口絢子さんの「万能蒸しキャベツ」を見つけとても役に立っています。
今まではレンジで加熱したものを保存していましたが、蒸しキャベツの方が美味しいし、使いやすく感じました。

『美味しさも栄養も逃さない!生より万能!』の言葉どおり丸ごと使いきり冷凍しています。

そのキャベツを使って「ツナ玉キャベツ」を作りました。
生のキャベツを炒めたものはあまり好まない夫も、なんの抵抗もなく食べていました。とにかくキャベツの甘味が美味しいのです。
ハムエッグの時もレンジで解凍して添えれば、短時間でワンランクアップ。いろんなメニューに応用が効いて、「塩蒸しキャベツ」に次いで重宝しています。

ミョウガが出始めました。まだ小粒ですがミョウガ寿司を作りました。
4日間ほどすし酢に漬け込んだミョウガは、アクが取れてすし飯によく馴染みました。



コメント

「ボタン電池」と「コイン電池」、その処理の仕方

2023年09月27日 | くらし
小粒の丸い電池をボタン電池と呼んで、今までは両極にテープを貼って絶縁して家電店の回収ボックスに入れていました。

今日届いた市報を見てビックリ!
イラスト入りで「ボタン電池」と「コイン電池」に区別され、その処分方法も変わっていました。

左がコイン電池(CR・BR)で、絶縁処理して燃えないごみへ。
右がボタン電池(SR・LR・PR)で絶縁処理して家電店のボタン電池回収ボックスへ。
情報が変わるので、その都度頭のなかも更新しなくてはいけません。見落としたら大変です。

いわしのすり身が手に入ったので、庭の青じそに挟んで焼いてみました。すり身が軟らかいので片栗粉を多めに入れています。手がいつまでもいわし臭くて・・・。

それでも青みの魚というだけで、肉の時のような後ろめたがありません。健康食品ですから。
今まであんまり使わなかったいわしのすり身ですが、美味しかったのでこれからはもう少し使うようにします。

コメント

7回目のワクチン接種(XBB.1.5)

2023年09月25日 | 健康・病気
福岡では25日からオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1.5)の接種が始まりました。
7回目になるワクチン接種を、さっそく初日の今日済ませてきました。
患者が急増している変異株エリス(EG.5.1)にも同程度の効果があるようです。
今回のワクチンは、発症予防の効果は比較的早く低下するようですが、重症化の予防は長く継続するそうです。
ワクチンに対する意見も色々ありますが、我が家は進んで受けることにしています。

問診票もインフルエンザ並みに簡単に。ここまで来ると体もワクチンに慣れるのか、腕の痛みも出なくて接種したことすら忘れていました。

巻き寿司が食べたくなり、最近よく作ります。

二人で1本巻けば足りるので、具材が残ります。
じっくり煮込んだ椎茸とかんぴょうには何か懐かしさがあります。いたずら心でオムレツの具にしたら、なんと相性バッチリで、目新しいメニューができました😉




コメント

映画「十戒」と民族の移動

2023年09月17日 | 映画
この映画が町の映画館に来たのは60数年前。小学生だった私は留守番で、両親と姉の話す「海が割れた」という壮大な感想を、興味深く不思議な思いで聞いていました。

それから60数年、BSシネマ「十戒」の録画を見て、ヒントになる本を繋げながらやっとモーセの出エジプトを理解できました。

夏休みに来た孫が読んでいた『民族から解き明かす世界史』と、阿刀田高『旧約聖書を知っていますか』が参考になりました。

映画では最初からヘブライ人を奴隷として扱っていましたが、文庫本によれば、その3~400年前、ユダヤ人が飢饉が元でエジプトに大量に移動した時期があったのです。エジプトでユダヤ人が富み栄えたため、エジプト王の怒りを買い、苦役が強制されたのです。ユダヤ人は自分達の神の出現を固く信じてエジプトに同化することを拒んでいたのも敵視された原因です。
奴隷的な惨めなユダヤ人を救うために、彼らを率いて「出エジプト」を行ったのがモーセです。
エジプトを脱出した後、モーセはシナイ山で神から「十戒」を授けられ、そこで神とユダヤ人をの関係が確立していきます。この後を託されたヨシュアはカナンの地を目指します。そして40年をかけてカナンにたどり着きます。まさに民族の移動の戦いです。

作者は人間の活動の本質は「移住」と「移動」にあり、さまざまな移動と融和、同化を繰り返しながら歴史は今日に至っているという視点が面白いです。
カナンを目指して40年間彷徨ったとよく聞きますが、彷徨ったのではなく、年月をかけた民族の移動だったのです。納得、納得。
今年もブラムリーが手に入りました。生食すると顔が歪むほどに酸味が強いリンゴです。もともと調理用ですが、酸味を好む私は少しだけ生食します。
700gを煮詰めて500gのジャムに。
早速パイを作りましたが、卵黄を塗りすぎて焦げてしまったので、軽くこそぎ落としました。酸味の強いブラムリーはパイにぴったりです。
しっかりした味のトルコ茶が合いました。




コメント

「鶏手羽元のやわらか甘酢煮」あさイチレシピより

2023年09月15日 | 食・レシピ
昨日のあさイチのレシピ。手軽に作れるし、ぜひ食べたいと今日のお昼ご飯に作りました。

最後に煮汁を煮詰めて照りをだすのですが、我が家は塩分控えめなので早めに火を止めました。

甘酢煮はよくあるレシピですがプロの手にかかると、なんと卵がもっちり半熟!これだけでも嬉しいのです。
NHKのURLを張り付けておきます。

鶏手羽元やわらか甘酢煮のレシピ・作り方 - あさイチ

あさイチで紹介した鶏手羽元やわらか甘酢煮のレシピ・作り方ページです。+ 毎朝、いちばん欲しい情報を元気に生放送でお伝えします。すぐに役立つ生活実用情報はもちろん、...

あさイチ - NHK




コメント

利休の死に納得

2023年09月10日 | 講演会
妹からチケットをもらって参加した九州市民大学講座は「茶の湯の美ーー想いとかたち」でした。
講師は武者小路千家家元後嗣の千宗屋さんで世界で活躍する方です。映像を使った講話はとても分かり易いものでした。

村田珠光、武野紹鴎、利休と個別に持っていた私の知識が、時代を繋げて理論的にやっと一本に繋がりました。
そしていつも疑問だった利休の切腹という現実を私なりに推測できてスッキリしました。
大徳寺の三門云々は切腹のきっかけにされたものでしょう。信念の人・利休と秀吉の世界は所詮は相容れないもので、利休にはそれを曲げない強い意思と誇りがあったのです。
昼間の時間に来れる人はシニアがほとんど。バルコニー席も一杯で、一コマ100分の講座でした。

二人でショッピングを済ませてギリギリに滑り込んだので、講師の顔が見えない席だったのが残念。講演は講師の表情を見ながら聞いた方が効果的です。

妹にドライフルーツの「有機オリーブの宝石」をもらいました。

トーストスプレッドと書いてあります。パンに塗って食べる朝が楽しみ!

今、ラグビーワールドカップで日本vs.チリ戦真最中です。28対12で勝っています!このまま行って欲しいです。



コメント

小松菜を食べる

2023年09月04日 | 食・レシピ
味がなかなか染み込まない小松菜。見目も栄養価も優秀野菜とは分かっていても飛びつく野菜ではありません。
そんな中で私のイチオシレシピ「小松菜入り麩チャンプルー」です。小松菜だから一年中を通じて作れます。

ポイントは①豚肉150gは醤油・酒各小さじ1/2を揉みこんでおく。②焼き麩20gは戻して卵2個・ダシ汁1/2カップ・塩コショウ少々に浸けておく。

1.フライパンにゴマ油大さじ1を熱し②をこんがり焼いて取り出しておく。
2.油大さじ1を熱し①を炒め、肉が焼けたら5cmに切った小松菜を入れ、しんなりしたら麩を戻し入れる。
塩小さじ半分・砂糖小さじ1・醤油小さじ1で味を整える。

スープは前日のタジン鍋で残った濃厚な汁を使い、牛乳も入れました。



コメント

天神の午後は「JNO 2023 夏ツアー」

2023年09月03日 | 音楽
JNO は反田恭平さん率いる若いオーケストラ。新鮮で、表情が明るくて、和やかで一体感のある30数名のオーケストラです。6月にチケットを入手して3ヶ月間楽しみを醸成させていました。

最初は反田さんの指揮・ピアノで、モーツァルト:ピアノ協奏曲15番。
最近、国際コンクールで賞をもぎ取り、若手のピアニストが躍進していますが、やっぱり反田さんのピアノはすごい!不純物を取り去ったような美しい音色。ショパンとはまた違った反田さんのモーツァルトでした。

モーツァルトはもう1曲、交響曲40番。近年は演奏会でのモーツァルトを聴くのがほとんどなかったので、久々の軽やかな曲に心が解放された感じでした。

そして印象に残ったのがチャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲。森田啓介さんのチェロが素晴らしかった!
さらに、アンコールなのにカサドの曲はチェロリサイタルかと息を呑むほど。これからの躍進が目に見えるようでした。
反田さんの演奏を聴くのは4度目ですが、指揮者としての重みが加わっていました。

帰宅したらワールドカップのバスケット。格上のフィンランドとベネズエラに勝ったので、格下のカーボベルデには浅はかにも楽勝と素人は思い込んでいました。第4クォーターで3点に詰め寄られた時は生きた心地がしませんでした。冷静なプレーで勝ちをもぎ取り、念願のパリへ!
本当におめでとうございます。本当にお疲れさま手ました。

コンサートとバスケットで気分が高揚したせいか夜中の2時頃まで眼が冴えて。ならばとサイドの曲を聴くものだからかえって眠れませんでした。
妹と久しぶりに会えたしいい1日でした。



コメント

『斎王の楯』・・・琵琶湖から空堀に水を引く

2023年09月01日 | 本・新聞小説
近江の石工、穴太衆の力強い生き方が新鮮で魅力的でぐいぐい読み進むうちに、主人公·匡介が琵琶湖から大津城の空堀に水を引く場面に入りました。
匡介の経験と知恵を絞った大がかりな土木工事にワクワクしながら読むうちに、ふと???。
サイフォンの原理からして不可能では・・・。大津城の堀は琵琶湖より10mほど標高が高いのです。
その部分に引っ掛かって先に読み進めません。疑問が払拭できずに中断・・・。文芸小説を自分の変なこだわりの目で見ていいのだろうか・・・。このこだわり方の自分につくづく嫌気がさしました。
サイフォンの仕組みを利用した金沢城の噴水の仕組みを調べると、起点になる池は一番高いところにあります。だから途中の低い所から高い所へも水を動かせるのです。琵琶湖とは条件が違うのです( -_・)?
読み飛ばせばいいのに深みにはまってしまい、しばらく放置・・。

が、登場人物はそれぞれに個性的で魅力的。気を取り直して又読み始めました。

「好い人」達が力を合わせて苦難を乗り越え、話が出来すぎの感があるのに、妙に新鮮に感じられたのは、その道の最高を極めようと全身を研ぎ澄ます職人気質にあったのです。

関ヶ原の時代に、武士でなく石工と鉄砲職人が主役。とても新鮮でした。






コメント