新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

おからケーキ

2018年04月30日 | 食・レシピ



生おからを使って10分でできました!
おやつタイムです!

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食べてしまってからの追加記事です。

①生おから50g、きび砂糖大さじ1、ベーキングパウダー小さじ半分 をよく混ぜる。

②続いて牛乳大さじ1、卵1個、ハチミツ大さじ1、バニラエッセンス2滴も入れて混ぜる。

③10センチぐらいのレンジで使える容器に入れて、700wで3分ほど。

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パン切りグッズ

2018年04月28日 | 食・レシピ

我が家の朝食はホームベーカリーで焼いた食パン。朝、パンの焼ける匂いには「今日もいい日になるかな」と幸せ感があります。たまーに、お店のふわふわの食パンが恋しくなりますが。

    

この食パンに重宝しているのが、カット&保存をしてくれるパンケースです。

    

パンの厚さは、底板を好みのメモリの位置にセットし、その隙間にパン切り包丁を差し込んで鋸みたいにパンナイフを動かして切ります。
この上に透明のカバーをかぶせればパンがそのまま衛生的に保存できます。只今、ケースを落としてヒビが入ったので、テープで包帯状態ですが。

孫から電話があり、連休に行くからクルミパンをお願いと注文がありました。パンが大好きで、ドイツに行ってパン職人になりたいそうな・・・。

   

いつもは食パンにクルミを入れるだけですが、ホテルみたいなのがいいという希望で小ぶりに作りました。

そういえば、昨日、カフェで「クルミあんぱん」を発見!ケーキに並んであんパンも仲間入りしていました。
今、パンの世界は多様化して何でもあり―という感じです。クルミと小豆餡で味に深みが出て、紅茶との相性もよかったのでさっそく次回に作ってみます。
「小豆あん」はお店で売っているものを使いますが、桜餅、フランスあんぱん・・・と和洋を問わず何にでも合うスグレモノ。生クリームよりも脂肪が少なくて済みそうです。
  

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ゴーヤの植え付け完了

2018年04月27日 | ガーデニング

4月初めのガーデニング作業のメインは、ゴーヤ苗のための土づくりです。見よう見まねで、腐葉土、苦土石灰、発酵油粕を入れて耕し3週間放置します。苦土石灰が直接根に当たると枯れるので時間を置くことが大切だそうです。猫からの被害避けに、トゲトゲの「カラス避け」を敷き詰めました。場所は台所の窓辺で西側になります。

ゴーヤ苗は「接ぎ木苗」です。普通の苗を連作にすると実がならないそうです。一番の目的は緑のカーテンですが、やっぱり実を期待したいので「接ぎ木苗」にしました。売り出してすぐだったので、しっかりした質のよい苗を手に入れることができました。


      
残る作業は、高さ2.7m× 幅2.0mのネット張ることです。去年までは3枚のネットをつないでいたので数時間かかりましたが、今回は1枚で済む大型ネットを見つけたので楽々のネット張になりそうです。

この春は花の付き方が半端でないくらい多くてびっくりしています。個人的な考えですが、春の気温の高低差が激しかったという事も影響しているのかな・・・。何事にもほどほど・・・がいいです。

 

 

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『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

2018年04月25日 | 映画

27日で上映が終わるというので雨の中を行ってきました。アカデミー賞をはじめ数々の主演男優賞をものにし、何よりも同メイクアップ&ヘアスタイリング賞を獲得した辻一弘氏も話題を呼びました。

     

チラシにもあるように「英国一型破りな男が、ダンケルクの戦いを制し、歴史を変えた」「ヒトラーから世界を救った男」「『嫌われ者』から『伝説のリーダー』となったチャーチルの、真実の物語」の文字からも映画の内容が想像できました。

時は、第二次世界大戦初期の1940年5月9日。ナチスドイツはヨーロッパへの侵略を深め、仏のダンケルクでは連合軍40万人が窮地に陥っていました。イギリスにもその脅威が迫っており、不信任のチェンバレン首相からチャーチル首相に変わります。

チャーチルの手腕にヨーロッパの運命がかかります。ナチスと和平交渉を進めようとする宥和派と徹底抗戦を推し進めようとするチャーチルは対立します。
首相就任からダンケルクの戦いまでの4週間の息づまるような政治家たちの駆け引き。孤独なチャーチルの苦悩、イギリスの苦悩が日付を追って展開していきます。はらはら、ドキドキの感動の物語です。
ラストシーンの4分間のチャーチルの議会演説は凄味と絶対にナチスに負けないという信念がありました。あの場面だけでも主演男優賞が取れるかも・・・。

数年前にパリを自由に歩き回った時に、アレクサンドル3世橋からプチ・パレに向かったその一角で、太っちょチャーチルの銅像に夫が気づきました。右足を前に出して杖をついて歩く姿・・・。
その台座には『We shall never surrender』(私たちは決して降伏しない)という言葉が彫り込まれていました。
チャーチルの銅像がパリにある理由、そしてその台座の言葉はイギリス議会での演説の一部分だったことが今回の映画でわかりました。映画が4年ぶりの謎解きをしてくれました。
 

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パックン「イギリスの侍」を大熱演!

2018年04月22日 | 歴史

NHK「歴史秘話ヒストリア」は、あまり知られていない歴史の空白を埋めるとても楽しい番組です。しかし、資料に基づいているので単なる娯楽番組ではありません。

「家康 大航海時代に出会う!イギリスの侍 按針の大冒険」は、私の知らない歴史の空白部分をピッタリ埋めるのに見応えのある番組でした。

按針とは「三浦按針」、英国人ウィリアム・アダムスのことです。大分に流れ着いたリーフデ号の乗組員で、家康に謁見します。

この按針役をパックンが熱演。目力のある演技力にびっくりしました。今後役者の道が開けそう。 ◎ 江戸初期の貿易に絡むスペイン・ポルトガル 対 オランダ・英国の宗教的対立の中、家康の信頼を受けた按針は初めての大型帆船を建造します。スペインは次第に遠ざけられ、出島に開かれるのはオランダ商館です。

◎佐渡金銀山にスペインの最新の精錬技術を導入したい家康を、老獪なスペインの進出から守ろうとした按針の外交戦。

◎ 按針の望郷の念が呼び寄せた英国船、ひいては貿易に発展する日英関係の端緒を開きます。

家康と漂流船のウィリアム・アダムスが出会った偶然。関ヶ原の戦いを目前にして家康は大きな幸運に恵まれました。

教科書では、漂着したウィリアム・アダムスが家康の外交顧問として取り立てられ「三浦按針」の名前をもらった、と簡単な記述でした。今の教科書でどんな内容になっているかは知りませんが、やっぱり教科書って面白くなかった・・・。

放送時間  水曜 22:25~23:10  再放送  土曜10:05~10:50

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常備菜で昼ごはん

2018年04月20日 | 食・レシピ

 桜餅を作ったときに、葉の塩漬けが残ってしまいました。産地を見ると、この塩漬けの葉は関東地方からきたもので、葉脈も硬く大ぶりで・・・。ちょっと使いにくい・・・。

ネットで情報を得て、おにぎりと卵焼きに刻んで入れると、何とまあデリシャス!!まだ残っているのでこの組合せで作ります。

常備菜は味噌豚、昆布の佃煮、キュウリと大根のピクルス。作っておくととても重宝します。スマホから簡単にアップします。

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『官僚たちの夏』

2018年04月18日 | 本・新聞小説

今テレビは「モリカケ」の資料改ざん問題とセクハラ疑惑と、唯一明るい情報の大谷選手の大活躍。回り灯籠のようにめまぐるしく変わる国際情勢そっちのけです。
国会の緊張した証人喚問での高級官僚の答弁を見ながら、ふと城山三郎著『官僚たちの夏』の通産官僚の野太い生き様を思い出し、読み直しました。

 

時は’60~’70年代の高度成長期の通産省。欧米は膨張する日本市場を狙っています。放任しておけば日本の企業は大打撃を受けるに違いない、安定するまでは保護するべきだというのが、主人公、風越信吾の一貫した考えでした。
人事こそ通産省を動かす鍵だという考えのもと理想的な布陣を敷き、国を守るために「指定産業振興法」の法案作成に全省を挙げて取り組みます。特定の業種に利益をもたらすものでないという通産官僚の理想の法案でした。

もともと風越には、上司、政治家、財界人への周到な根回しの考えはなく、国会審議で法案は廃案という惨憺たる結果に終わります。すでに日本経済は成長しつつあり保護や規制を必要としないというのも理由の一つでした。廃案は、皮肉にもそれまでの通産行政の成果とも言えるもので、時代はどんどん変わリ始めていました。

高度成長期に、「風越の人事カード」筆頭の高級官僚たちがどのように悩み、どのように行動し、どのように変化していったかが力強く描き出されています。
時代は50年近く前の話ですが、最難関を突破して入省した高級官僚たちの視線は確かに国民を見ていました。気概とプライドをかけた闘いには、上への目線も忖度もない潔さが感じられます。

あれから半世紀、通産省は経産省と名を変え、時代も世界も大きく変わったといういうのが実感です。

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NHKアニメ 『ピアノの森』

2018年04月16日 | テレビ番組

日曜日の日付が変わる真夜中に放映される『ピアノの森』は、楽しみにしていた25分間のアニメ番組です。

森の真ん中に打ち捨てられた不思議なピアノ。そのピアノが弾けるのは小さいころからおもちゃ代わりにして育った小学生の一ノ瀬海だけ。幼少期からピアノの英才教育を受けている転入生の雨宮修平とはピアノが縁で友情が生まれます。
小学校の音楽教師の阿字野壮介はかつて天才ピアニストとうたわれながらも事故でその生命を絶たれました。ふとしたきっかけで阿字野が海の才能を見出したところからこの物語は始まります。森の中から、ショパンコンクールへと広がっていく感動のストーリーです。 



何よりも素晴らしいのは、メインピアニストが、反田恭平、髙木竜馬、牛牛、シモン・ネーリング、ジュリエット・ジョルノーの華麗なる演奏です。これだけでも聴きごたえがあります。

全24話。録画予約をしておかないと見逃しそうです。実は第1話を見逃して、Youtubeで映画版を見たのであらすじはわかりますが、テレビではさらにショパンコンクールで世界へと広がりを見せるところが圧巻になるでしょう。

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「完全に化けたな」

2018年04月13日 | 食・レシピ

最初、夫のこの言葉の意味が分かりませんでした。次の「全然生臭さがない。これなら何時でもOKだな」という言葉で、夕食の鯖メニューのことだと分かりました。元来、鯖がとても苦手なのです。

 

この「塩鯖のごまマヨ焼き」は、生協の毎週のカタログのすみに載っていたレシピです。

材料 塩さば・・1枚 トッピング用(マヨネーズ大さじ1、いりゴマ大さじ2を合わせる)

 ①塩鯖を皮目を下にしてゴマ油で焼き、焼き色がついたら裏返して酒を振り、蓋をしてを蒸し焼きにする。

②オーブントースターの天板にクッキングシートを敷き、鯖をのせてトッピングを塗り、焦げ目がつくまで焼く。青のりも振ると美しいです。

今が旬の新玉ねぎはニンジン、鶏肉と野菜ダシでコトコト煮ただけです。

「鯖を積極的に使う」ことが盛んに言われていますが、何とこの一切れで315Kcalの数値が悩ましいところです。美しい花にはトゲがあり、美味しいものには「ドク」がある???

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地植えの花が満開

2018年04月13日 | ガーデニング

桜の季節の後は、地植えの花が次々に満開になりました。週末は雨の予報なのでさっそく写真に収めました。スィートピーはやっぱり庭の主役にぴったりです。
   

  

  

  

  

  

八重桜が散り始めるころ、庭のあちこちでクリムズンクローバーが真っ赤なイチゴのような花穂をつけることでしょう。楽しみにしています。

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月曜日に突然、Lanケーブルでつないでいるパソコンも、タブレットのWi-FiもスマホのWi-Fiも接続不可能になりました。全部という事はこの一帯のトラブルか・・・と思いましたがなかなか復旧しません。どうも我が家だけの問題だとわかりました。ひかり回線の通信速度は良好という事で、考えられるのはプロバイダーの不具合かWiFi無線ルーターの故障か・・・。
2個のルーターの各ライトの点灯・点滅・消灯を確認すると、バッファロー無線ルーターの「internet」のライトが消灯していましたが、それ以上の操作はわかりません。

翌朝一番にバッファローに電話すると、ラッキーにもすぐ繋がって、電話の指示の通りに無線ルーター本体の設定をいくつか変えることで復活し、無線中継機も正常に戻りました。使用者が増えて電波の届き方が悪くなり、ちょうど高速道路の渋滞みたいになり流れなくなるとのことです。故障でなくてホッとしました。
バッファローのサポートは2度目ですが、いつも丁寧に誠実に説明・サポートをしてもらうので感謝しています。こちらも電話で指示されたことがすぐ分かるように、前もって機器の説明書を読み込んでおきました。
パソコン関係のトラブルには心身が消耗します。全くネットに繋がらないと言うことは、都会の真ん中の無人島にいるような、そんな不安さと、取り残されたような焦りを感じました。日常がいかにネットに依存しているのかを実感した19時間でした。

ITの進歩と過齢との逆比例・・・、いつまで対応できるかが課題です。

後で分かったことですが、スマホのWi-Fi設定をoffにするだけでdocomoの電波は自動的にキャッチできました。電波は優先的にWi-Fiをキャッチしょうとするのだそうです。
冷静に考えると、スマホは5G契約なので何処でも普通に使えるはずですよね。これがわかっていれば、「無人島」にも「連絡船」が通えたのに・・・。ひとつ知識が増えました。

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「シンデレラの靴」

2018年04月11日 | くらし

私には、まさに「シンデレラの靴」の1.4mmのキャップを見つけました。それも庭で。水遣りの時に植木鉢の傍で見つけたのです。
そう言えば、室内用のポットを買ったときに、鉢底穴に小さなキャップがはめ込んであり、必要ないからと外したのまでは覚えています。捨てたと思った物が水遣りで見つけたのです。
それを忘れてしまっていて「何かの部品かな?たいした物ではなさそう」と放っておこうとしたときに、ふと頭をよぎったのが食器乾燥機の水請け皿のキャップに利用できないか・・・ということ。
以前、乾燥機の受け皿を掃除するときに外れたのか、気づかないまま使ったので水が漏れ出てていました。とりあえず「塞ぐ」為に弾力性のある指サックを丸めて詰め込み急場をしのぎ、以来何年も使っていました。そしてめでたくぴったりのキャップにめぐり逢ったということです。
必要ないからと捨てる寸前で思いつき、ピッタリ合ったときには「やったー」と声が出ました。
まさにシンデレラの靴 ! この偶然が嬉しくて! 愛おしくて、こうして写真を撮りました。

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御衣黄(ギョイコウ)

2018年04月08日 | くらし

「しまった!」と気づいたときには、最盛期を過ぎていました。御衣黄はソメイヨシノが散り始めるころに満を持したように咲き始めます。開花初期の緑色の花を見たかったのに・・・。緑色はすっかり抜けていました。
  

   
花色の緑色がだんだんと薄くなり、黄緑色から白っぽいピンクに変わり始めます。そして中心部がぽっと赤くなって、平安時代の女性の恥じらい???と思ってしまうほどです。はなやかさよりも色っぽさが、でも凛とした品格があります。

夕食の準備を中断して急いで撮ってきました。この木は近くのウォーキングコースの中にあります。15年ほど前、誰が付けたか枝にひらひらと舞う短冊を見ると「御衣黄桜」の文字が。
初めてみる名前を「みころもきざくら?何と風流な・・・」と悦に入っていました。後日「ギョイコウザクラ」の読み方を教えてくれたのは友人です。

福岡市には心温まる桜の話があります。数年前テレビ「アンビリーバボー」で放映されました。「桧原桜」です。
福岡市南区に二つの池に挟まれた道路に10本足らずの桜並木があり、道路拡張のために伐採が始まりました。
桜の季節に
次々に切られる予定の桜の枝に『花守り 新藤市長殿  花あわれ せめてはあと二旬 ついの開花をゆるし給え』という詠み人知らずの短冊が掛けられました。
この話が九電社長に伝わり、
西日本新聞の記者に伝わり『花あわれ ついの開花をゆるし給え』の見出しで社会面トップに掲載されました。
これが反響を呼び、花守りと指名された新藤市長の『花おしむ 大和心のうるわしや とわに匂わん 花のこころは』の返歌の短冊がその桜の木に下げられました。
年度末の公共事業でもあり担当者は相当に苦悩されたようですが、社会の声をしっかりと受け止めて桜を生かす決断をされたのでした。
道路わきの池を拡張する分だけ埋め立てることに変更、そこには小さな公園までができました。
桜を愛する詠み人知らずの歌が、桜を愛する大和心が、大きな流れになって工事変更のエネルギーに発展しました。桜の季節になるたびにこの大和心の桜の話を思い出します。

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フランスパン

2018年04月07日 | 食・レシピ

Gooアプリからの初めての投稿です。画像アップが要らないのは楽ちんです。

我が家の朝はパン食。ホームベーカリーとヨーグルトメーカーが必需品で、炊飯ジャー並みに大活躍です。基本は食パン。時々レーズンやクルミ、煮豆を入れます。材料には強力粉、バター、砂糖、スキンミルク、ドライイーストが入ります。

それが、フランスパンはバターが入らないので 「中はふわふわ、外側カリッ!」 が気に入って、少し手間がかかりますが楽しみながら焼いています。一次発酵まではHBに任せて、後は手動です。 


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オニオングラタン

2018年04月06日 | 食・レシピ

体操教室の月初めの測定に努力のあとが表れました。というよりは、服を着てからの測定なので、スタッフさんの測り方、その時のウェア、時間帯によりデータは左右します。要するにアバウトなんです。
ウェスト64.0、お腹周り80.0、体重47.6、体脂肪率29.4、骨格筋率24.2、体年齢61歳。「えっ、数値ができ過ぎじゃない?」と思っても、前回より随分改善していると褒められると嬉しいもの、つい心の緩みが出て暫く封印していたオニオングラタンが頭をよぎりました。

「よしっ、作ろう!体操教室で努力するのはこんな時の為だ・・・」。美容院の予約が午後なので、午前中にオニオングラタンの下準備をしておくことにしました。

  
玉ねぎ400gは薄切りに。40gのバターで焦げないように混ぜながら炒めます。

  
根気よく40分炒めると飴色になり、量もひとつかみ程になります。4等分して2個は冷凍庫で保存して次回のお楽しみに。ここまでやっておけば続きは夕方に。
   
さて夕方。熱湯400mlで濃いめのスープストックを作り、炒めた玉ねぎを入れ塩コショウで薄めに味を調え、グラタン皿2個に注ぎ入れてレンジ600Wで10分煮詰めます。
この上にトーストしたフランスパンを乗せ、さらにとろけるチーズをたっぷり乗せて、オーブントースターで焦げ目がつくまで焼きます。カロリー高そう!

   
と~ろとろのオニオングラタンは、ふうふう言いながら本当は真冬がおいしいのです。娘ならもう少し玉ねぎの色を濃くと言うだろうなと、おふくろの味はオニオングラタンとパエリヤにしてといっていたのを思い出しました。久しぶりのオニオングラタンには課題ものこりました。

不格好な鮭のピカタは残った卵汁をかけたから。体操教室でも毎日のタンパク質摂取を口やかましいほどに言われているので、つい残りの卵を流し込みました。フランスパンを使っているのでご飯は80gの弾丸おにぎりに。

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静かなひととき···『日の名残り』『侍』

2018年04月03日 | 本・新聞小説

桜も散り始め4月になると周りが急に静かになっていました。春休みの4歳の孫娘が「きのうも、きのうのきのうも、きょうもいっぱいあそんでたのしかったー!」と、嬉しい言葉を残して帰っていきました。

 

ホテルのランチでも周りに気遣うマナーも心得て、ばぁばとしてはこれだけで成長したと心から嬉しくなりました。
生後半年で川崎病にかかりましたが、それももう大丈夫と太鼓判をもらい、心臓に小さな穴が開いていると言われ手術まで覚悟していたようですが、今ではすっかりふさがってしまったという事でこれもクリア。元気いっぱいに年中さんに進みます。

絶好の洗濯日和のはずが、爆弾マークのようなヒノキの花粉情報にままなりません。花粉症ではないのですが気をつけておきます。こんな日は久々にチャイをのんでゆっくり読書です。
 

紅茶に合うのはカズオ・イシグロ「日の名残り」。イギリスの美しい田園風景をすんなりと思い描くことができます。主人公の品格ある頑迷な執事の思いと仕事ぶり、使用人同士の人間関係、背景には屋敷で行われた世界史的な重要な会議、と奥深さを感じさせます。
イギリス社会にしか存在しないガチガチの「執事」。本の最後に桟橋で出会った男の言葉「人生、楽しまなくちゃ。夕方が一日で一番いい時間なんだ・・・」。そして、すぐ後ろにいた若い男女の会話を聞いて、人間同士を温かく結びつけるのはジョークだと気づくのです。「決意を新たにしてジョークの練習に取り組んでみること」を執事は決心しました。
お屋敷の今度の新しい主人はアメリカ人。その主人を、「立派なジョークでびっくりさせて差し上げよう」というところで本は終わります。イギリスとアメリカの歴史の違いを感じました。執事役がアンソニー・ホプキンスの同名のこの映画を先に知り、ずっと観たかったのですがいまだに観れていません。

寝る前のベッドでの本は遠藤周作「侍」。支倉常長と同じ船旅をしたパードレとの物語ですが、夜に読むには、報われないことばかりの辛すぎる内容でした。
以前にも支倉常長の本は読んでいましたが、今回はクリスチャンである遠藤氏の本。内省的な記述だったから余計にぐさりと心に突き刺さりました。

     

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