新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

長崎県美術館

2005年04月29日 | 美術館&博物館

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所用があって長崎に行ってきました。ついでに狙っていたのが、オープン2日目の長崎県美術館です。

長崎港に面した斬新なガラス張りの建物にまず目を見張りました。運河を挟んで2棟が渡り廊下でつながり、屋上は緑化して屋上庭園になっています。

所蔵品は、第二次世界大戦中に特命全権公使としてスペインに赴任した故須磨弥吉郎氏が収集した約500点のほか、県が購入したピカソの「鳩のある静物」やダリの油絵などがあります。スペインの15世紀の板絵の修復過程がNHKで放送されたこともありました。

隣接の出島ワーフには、どこかの国を真似たようなレストラン街があり、100万ドルの夜景を見ながら、テラスでゆっくり食事ができます。外人客が多いのはやはり土地柄でしょうか。

長崎は、古くからスペインやポルトガルなど海外との交流の歴史があり、遅きに失した感はありますが、何はともあれこんな素晴らしい美術館ができたことはとても嬉しいことです。 

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ドレスデン国立美術館展

2005年04月27日 | 美術館&博物館

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兵庫県立美術館での「窓辺で手紙を読む若い女」が今回のメインの絵です。窓から差し込む光のとらえ方、ガラス戸に映る女性の顔、静謐な空間の中で手紙を読む少し憂いのある横顔の美しさ。
昨秋にドレスデンで見ていたので今回で2回目。大好きな絵です。

兵庫県立美術館は、安藤忠雄氏の設計で平成14年にオープンしたもので、単純明快な構成と目の前に海が広がるのが特徴です。

さらにこの旅の話題性は、皇太子殿下と同日同泊だったことです。警戒が物々しく、近くの工事現場が、かなりの範囲にわたって植栽や絵を印刷した幕やイルミネーションで目隠ししてあリました。おかげで私たちも騒々しい建築現場を見ずにすみました。殿下が行かれた国立国際美術館は当日は臨時閉館だったので、翌日に回し、見事な展示の「エミール・ガレ展」を見ることができました。

絵は兵庫県立美術館の HPから、建物も同じくHPの中の松岡満男氏撮影によるものです。
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小さな花車

2005年04月17日 | くらし
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「とって置くもの」「捨てるもの」の整理をしていたら、こんなものが出てきました。

荷車の形をしたコニャックのボトルのスタンドです。形のよさと、旅の思い出からとって置いたんだと思います。

そこでふと思いついて、庭の花を摘んで飾ってみました。われながら、なかなかいいアイディアだと思います。

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チューリップの収穫

2005年04月10日 | ガーデニング
050409kekkonsiki_031昨夜から朝まですごい強風、というよりは嵐でした。直前に、花壇から茎の長いチューリップを切花にしていたので、花びらを散らさずにすみました。お気に入りのグリーンのガラスの花瓶に飾りました。 


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