下記にNHK 「プレミアム シネマ」の解説を引用します。
《 東西冷戦の時代、ハリウッドに吹き荒れた"赤狩り"を描く実話をもとにした社会派ドラマ。
共産主義者やその同調者を追放する"赤狩り"によって、共産党員だったトランボは議会での証言を拒否し収監されてしまう。
出所したトランボは、さまざまな偽名で脚本を書き続けるが・・・。
逆境にめげず信念を貫いた名脚本家と、彼を支えた家族の感動の物語 》
ハリウッドの著名な俳優達が赤狩りに協力し、トランボはとうとう収監されます。ブラックリストに載った脚本家や作家の生きづらさなど、米国に吹き荒れた赤狩りのすざましさは米国民の反共の強さも表しています。
共産党員のレッテルでハリウッドから弾き出されたトランボは、偽名で秘密裏に書いた脚本でアカデミー賞を受賞しますが、トロフィーを受け取ったのは代理でした。
映画のエンドロールに実名を堂々と書ける迄には、忍耐と努力と不屈の精神と、家族間の葛藤と理解と支えを経なければならなかったのです。
ラストシーンで、自分を貶めた人たちを赦し癒し合うことの大切さを述べた魂のスピーチが満場の拍手喝采を浴びます。魂を震わすスピーチは深い感動を呼び、涙無しでは見られませんでした。
小学生の時に見た「黒い牡牛」や大ヒットの「ローマの休日」も、偽名を使わざるを得なかったトランボ本人の脚本だったと知って衝撃を受けました。
「スパルタカス」で初めて勇気をもって実名を明かしますが、国民の反感を買うどころか、全米に熱狂の嵐を巻き起こし、それは全世界に広まりました。
やっとトランボが認められたのです。主演のカーク・ダグラスはトランボの味方だったのです。この名画の裏に、こんな葛藤が渦巻いていたなんて思ってもみませんでした。
それからは「ダラスの熱い日 」「いそしぎ」などたくさんの脚本を書きました。1度は観ておきたい映画です。
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昨日の夕ごはん。
ご飯は無し。冷凍だけど、黒豚とニラのギョウザが気に入っています。
いつの間にか8個が6個に、実質値上げです。バルサミコ酢に醤油とラー油を混ぜたタレは、ウィーン在住のピアニストさんからの情報です。
冷凍していたキッシュを添えましたが私はパス。自作なのですが、本当はあんまり好きではないのです。