新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

シュトーレン

2012年12月22日 | 食・レシピ

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1本500グラムのミュンヘンシュトーレン。お土産に4本も買ったので、スーツケースがずしりと重たくなりました。
我が家ではクリスマスケーキよりもシュトーレンのほうが好みで毎年買うのですが、今年は嬉しい本場のシュトーレンということになりました。

シュトーレンは、ラム酒に漬けたドライフルーツやナッツ、マジパン、たっぷりのバターを一緒に練りこんで焼いたものでかなり日持ちがします。パン屋さんで購入します。
薄くスライスして、クリスマスまで少しずつ食べていくことで、熟成が進みおいしくなります。

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クリスマスを過ぎると店頭から姿を消すので、今日デパ地下で買い足してきました。

「デパ地下 対 ミュンヘン」 の写真です。手前がデパ地下、向こうがミュンヘン。
大きさも重さも味も全然違って、やはり本場のシュトーレンにはこなれた味と貫禄があります。デパ地下のものは小さくて軽いのに、本場のものに比べて金額的にも2倍以上しました。

コーヒー、紅茶ばかりでなく、スパイスを入れたグリューワインにもよく合います。

 

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「卵黄の味噌漬け」

2012年12月09日 | 食・レシピ

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「あさイチ」で紹介された「卵黄の味噌漬け」です。ずーっと前から、一度は作ってみたいと思っていたのですが、この卵のためだけにお味噌1カップを使うのをためらっていました。しかし今回の放送で、その後の再利用の方法がわかり作ってみました。

味噌・・・1カップ   酒・・・30ml   みりん・・・30ml  をよく混ぜます。
容器に味噌を1センチくらい敷き、ガーゼをのせて黄卵の分の窪みをつくり卵黄をのせます。
その上にまたガーゼを乗せて味噌を乗せ、冷蔵庫で保存します。
1~3日間寝かせて食べると、味噌の懐かしい香りとチーズのようなマイルドな味になり、上品な酒の肴になります。

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グリューワインは、ワインとシナモン、ローリエ、クローブ、レモンスライスなどを入れて温めたものです。グリューワインはシュトーレンと一緒に飲むのがおいしいそうですが、これでも結構おいしくいただけました。

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初冬のブーゲンビリア

2012年12月04日 | ガーデニング

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初冬のブーゲンビリアです。冷え込むときは0℃ぐらいになるのに、どうしてこんなにきれいに花が咲くのか首をかしげています。

夏の初めに小さな鉢植えを買い、しばらくして大きい鉢に植え替えると、2本の茎がにょきにょきとまっすぐ伸びて1.7メートルの高さに。あまりにも伸びすぎるので生長点を切ると、そこにわんさか花が付きました。2本とも。

茎の径も太く、葉の付け根にできるトゲが敵意を持ったように大きくて強くて、針のように痛いのです。怪我でもしたら大変と、トゲの先端を全部カットしてしまいました。これから冬に向かうのに、どう対処したらいいかわかりません。

過去に2度鉢植えを買いましたが、その都度冬に枯らしてしまいました。枯れないこの冬はお化けブーゲンビリアに・・・。ままならぬものです。

どなたかアドバイスを願えたら幸いです。買ったときにイメージしたような植木鉢いっぱいに咲くかわいいブーゲンビリアにはもうならないのでしょうか?

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友泉亭公園 ( 旧黒田藩別邸 )

2012年12月02日 | まち歩き

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近くにありながらなかなか足を運ばない友泉亭。もう盛りは過ぎていましたが、紅葉の赤色が心にしみました。

友泉亭は黒田50万石、6代藩主継高公の別荘で江戸中期のものです。それを福岡市が純日本庭園として整備したものです。

名の起こりは源通夏卿 『 世に堪えへぬ 暑さも知らず 湧き出づる 泉を友と むすぶ庵は 』

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池泉回遊式の庭です。当時は10倍の広さだったとか。

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大広間から眺める池と木々。。恋が丸々太ってたくさん寄ってきます。

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8畳茶室の章山庵。継高公の法号 「 章山同善居士 」から名づけられています。

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第二次大戦後の東京裁判で、文官としてただ一人死刑を言い渡された元総理大臣広田弘毅の書です。大城『落日燃ゆ』の本はとても感銘を受けた本です。

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正門から内門への道です。

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「葉とらずふじ」

2012年12月01日 | 食・レシピ

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仕事で青森に来ているという息子からりんごが送られてきました。箱入りのりんごと言えば、同じ種類が詰めてあることが多いのですが、これは「世界一」「葉とらずふじ」「あいかの香り」「名月」の4種類入っていました。

「葉とらずふじ」の字余りの名前が気になり調べてみると、なるほど納得の説明がでてきました。

通常は、りんごがどんどん色づいてゆく秋に、果実全体に日光が当たるように、果実の周囲の「葉摘み」作業が行われます。そうすることで、りんごの表面がむらなく赤く色づくのだそうです。
これに反して葉を摘まずに自然の状態でりんごを熟させるのが、「葉とらずりんご」なのです。なぜ葉とらずなのか・・・。

ある時、りんご農園主に葉摘み作業を見学にきた人から「おいしくするための作業なのですか?」という質問がありました。おいしくするためでなく、美しくするための作業をしているときに投げかけられたこのひと言が「葉取らずりんご」の誕生のきっかけになったそうです。

思い切って「葉取らず」りんごに挑戦すると、予想したようにりんごは葉の影や色むらが残り、葉摘みりんごと比べると明らかに「見劣り」したそうです。しかし、太陽をたっぷり浴びて葉が作り出す養分を十分に蓄えたりんごは驚くほどおいしかったとか。
こうして、葉の影の色むらこそりんごのおいしさのシンボルだ気づき「葉とらずりんご」が生まれたそうです。それに葉摘み、袋掛けの労働力まで軽減されたというから一挙「三」得のメリットもあります。

さっそく食べてみると中には蜜が入っていて甘く、酸味もあり、味の濃いシャキッとしたおいしさでした。

ちなみに、無袋>有袋 の糖度の差は 1。  葉とらず>葉摘み の 糖度の差は 0.5 。ということで、無袋の葉とらずりんごは、糖度が 1.5 も高いそうです。

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私の子供の頃には紅玉と国光、高級のインドリンゴぐらいしか記憶にありませんが、いつの頃からか店頭では大きくて、真っ赤で、美しくつやつやした「見目麗しい」りんごが並ぶようになりました。消費者のニーズや品種改良によってりんごは高級化していったようです。

「 ♪ わたしは真~っ赤なリンゴです~ ♪ 」と歌にもあるように、一番気にするのはリンゴの色。少しでも赤いのを選んでいましたが、これからは「色むら」も選定の基準に入れなくてはと思いました。店頭で「葉とらずりんご」という表示がされているといいのですが。

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