新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

おはぎ と ぼたもち

2012年09月22日 | くらし

今日22日はお彼岸の中日、おはぎをお供えしないといけません。朝2時間半草取りをしてシャワーを浴びた後は買い物に行くのもおっくう・・・。

そこで閃いたのがあんパンに使った餡の残り。餡さえあれば簡単にできます。

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①もち米120g、うるち米30g を洗って 1合のメモリの水を入れ塩小さじ1弱を入れて、1時間以上置いてスイッチを入れます。

②炊きあがったご飯をすり鉢に入れ、すりこ木で搗いて、少し粒が残る程度になったら8等分します。

③ご飯を餡で包んだもの、餡をご飯で包み少し砂糖を入れたきな粉でまぶしたもの、餡をご飯で包み青海苔をまぶしたもの と3種類を作りました。

餡で周りを包むよりも、餡をご飯で包みきな粉や青のりをまぶす方が餡の使用量が少なくてすみ、ちょっとだけヘルシー気分になります。

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おはぎとぼたもちの違いは・・・?子供の頃の記憶では、祖母は「ぼたもち」と言っておりサイズも大きくて、田舎で作るのが「ぼたもち」、都会のものが「おはぎ」と勝手に思っていました。そのサイズの大きさに見ただけで拒否反応をおこしていたのか、餡の入った饅頭やお餅、おはぎは全く食べられませんでした。食べられるようになったのは結婚後。今では生クリーム系よりも小豆餡系が好きになりました。

気になって調べてみると、「おはぎ」と「ぼたもち」は同じもの。一説に「おはぎ」は「お萩」で秋に供えるもの、「ぼたもち」は「牡丹餅」ともいって春に供えるもので、食べる時期が違うだけの問題のようです。

今は年中店頭に並びほとんどが「おはぎ」と呼ばれていますが、「棚からぼたもち」とは言いますが、「棚からおはぎ」ではニュアンスに精彩を欠いてしまいます。

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ミョウガ寿司

2012年09月20日 | 食・レシピ

草取りをしていたら、庭の片隅にミョウガを発見。まだ土の中に埋もれていましたが、たくさん採れたのでさっそくミョウガ寿司を作りました。

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ミョウガを縦半分に切り甘酢に2,3日漬けておきます。甘酢漬けのミョウガの内側を少しくり抜いて刻みすし飯に混ぜ、残った外側部分を小さく握ったすし飯に広げてのせます。たったこれだけでミョウガの風味豊かなにぎり寿司が楽しめます。

ちょっと秋風が吹き始めた小さな庭の、小さな贈り物です。

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★ NHK「あさイチ」で「塩ヨーグルト」のことを放映していました。

ザルにキッチンペーパーを敷いて一パックのヨーグルトを入れ、冷蔵庫で一日ぐらい水を切り、塩小さじ半分を入れれば出来上がり。ヨーグルト大好きな私にはぴったりの味です。

生野菜にもタレに漬け込んだ鶏肉にもよく合い、もっと早く真夏にほしかったレシピです。きっとさわやかな食卓になったことでしょう。

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イチジクのコンポート

2012年09月08日 | くらし

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ご近所さんから、庭になったという立派なイチジクをいただきました。あの食感があまり好きではない私は、さっそくコンポートにしました。

「無花果」と漢字で書けばそっけない表現になりますが、抗酸化作用やホルモン促進の効果があるポリフェノール含有とかで、近年とみにケーキに用いられる女性に嬉しいイチジクです。

ホーロー鍋に、赤ワイン300ml、水130ml、砂糖130g、レモン汁大さじ1、シナモンスティック1本とイチジクを入れ火にかけます。煮立ったらさらに10分ほど煮て、冷めたら冷蔵庫保存。3日間ぐらい経つと、シロップがよくなじみます。( このシロップをタンサンで割ったらサングリアに・・・???と食いしん坊は考えてしまいます。香りがそっくり! )

赤ワインもポリフェンールだし、イチジクのコンポートは 「 ポリフェノール× 2 」のまさに健康料理。でもざっと計算すると1個200Kcalになります!これにアイスクリームを加えたら、やっぱりカロリーの高いケーキとおんなじです。

たっぷり入れる砂糖には目をそむけたくなりますが、胃は素直です。旬のくだものだし、やっぱり食べてしまいました。

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綿の種の不思議

2012年09月02日 | ガーデニング

Cimg89734月初めに撒いた綿の種が3週間ほどしてやっと芽を出しました。

種を撒く時には、種子全体に綿の繊維が巻き付いて、取り除こうにも頑固過ぎてダメでした。

去年種をもらったときは、つるつるしたきれいな種だったので、今回はこの強い繊維で覆われた殻を破って、果たして芽が出るのだろうかというのが私心配でした。

ところがところが小さな種のエネルギーの大きさに驚きました。綿帽子を冠ったまま芽が出てきたのです。

しかし今度は、この閉じた双葉を覆っている綿の繊維を押しのけて双葉がきれいに開けるかが問題でしたが、気づいたときにはもう本葉が出ていました!この小さな種の中には秘められたストーリーと不可思議な力があるのに感動します。

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草丈40センチほどで頼りなげに細く、7月の終わりにピンク色の可憐な花が咲きました。オクラにも、ハイビスカスにも、芙蓉にも似ている気がします。短命な花でやっとシャッターチャンスをとらえました。

花の後には固い紡錘形の実ができます。秋にはこの実がはじけて、中からまさに「綿」がもりもりと出てきます。庭に白い綿を置き忘れたような、そのミスマッチなコットンボールがまた何とも楽しい光景です。

15、6年前に、苗をもらって植えた綿は縦横1mほどに伸び、しっかりした枝にたくさんの花を付け、実が割れるとドライフラワーとして観賞用にもぴったりでした。綿の木にもいろいろ種類があるようで、この種類ならプランターでも育てられます。

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