新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

福岡市電子図書館

2021年03月31日 | くらし
自粛が解除されても、なお自粛を続ける生活をしています。3か月ぶりにボランティアに行っても、人数制限、時短となかなか普通の生活には程遠い感じです。そんな自粛のなか本は外せないアイテムです。

借りたり返したりと手間のかかる市の図書館で、ついに電子図書館の登録手続きをしました。


これを済ますと、スマホでも、タブレットでも、パソコンでもその都度ログインするだけで、どの機種を選んでも、前回の続きから読めます。
液晶画面を見る時間をなるべく制限したかったのですが、「アマゾンポチっ」の本が増えていくのも・・・。
紙の本にこだわりすぎていましたが、タブレットで読む本は意外に快適でした。ただ人気の本は順番待ちで20日間ほど。
すぐ借りられる本もあるし、思い描いていた内容と違う場合にはすぐ返却できます。数度のクリックで借りたり返したりできる便利さはスグレものです。
まだ本の種類は揃っていませんが、なかなか使い勝手がいいのかもしれません。


明日から4月。そろそろ花も終わりかな。引き抜く勇気が必要です。

チューリップが咲きました。
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ニンジンと豚肉、チーズのガレット

2021年03月30日 | 食・レシピ
ニンジンのガレット、急に食べたくなってあと先構わず作りました。
★材料 2人分★
ニンジン2本、豚肉120g、ピザ用チーズ60g、(春の時期だけ薄力粉大さじ1)、塩小さじ1/3
これを表裏焼くだけですが、なかなかまとまらず手を焼きました。

まぁぁ、失敗。春の人参は水分が多く焼いても焼いても水分が出てきて焦げ目がつきません。やっとまとめあげてはみたものの・・・。
それに困ったことに、これにご飯は合わない・・・。朝はパン食だったけど仕方ありません。

ガレットの味は抜群!ピザトーストも美味しかったので合格にしました。チーズと少量の塩だけでこの濃厚な味が出ます。
春を外せば、チーズだけで具材がまとまるそうです。
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″青天を衝け″

2021年03月29日 | テレビ番組
『青天を衝け』の右上がりの書体が、回をかさねるごとにストーリーにぴったり合っていると思うようになりました。文字には上を向き何か強い意志が感じられ、生きているようにさえ思えます。書家でなく現代美術作家の杉本博司さんの手になるものです。


昨日のドラマの中で、栄一は「兄ぃ」と呼ぶ尾高惇忠と長野へ藍の売り込みに同道しました。ここに「青天を衝け」の元になった漢詩「勢衝青天・・・」が登場します。

内山峡の岩山をよじ登る栄一作の漢詩です。「勢いは青天を衝きて 臂(ひじ)を攘(まくり)てのぼり 気は白雲を穿ちて 手に唾して征く」と青天を突き刺す勢いで上に、前に進む強い意思を表しています。

同道した尾高惇忠の曾孫が尾高忠明で、このドラマのテーマ音楽を担当しています。正に正当な血筋が登場して、そのエピソードも新鮮です。
あらすじ以外のこんな余話もドラマの面白さに拍車をかけてくれます。
ちなみに「竜馬がゆく」も「翔ぶが如く」も、司馬遼太郎さんは必ずその言葉を重要な場面で使っています。それを見つけると「当たり」と呟いてしまいます。
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消滅寸前・・・御衣黄

2021年03月28日 | くらし
ウォーキングコースの毎年楽しみにしている1本の希少な桜、御衣黄。例年より10日以上も早く咲いています。しかし枝自体がまばら。
2度にわたり枯れた幹を切り落として、今ほんの少しが残っていますが葉っぱに元気がなく、もう元には戻らないだろうとのことです。





来年もまた出会えることを祈って!
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江戸一の桜田夫(さくらでんぶ)で

2021年03月27日 | 食・レシピ
江戸一の生の桜田夫を見つけたのでそぼろご飯が食べたくなりました。
出来上がったら、はからずも4色になってしまったので上に福神漬けを乗せて5種類にしました。
さやえんどうの代わりには、まだまだ実をつけている庭のスナップエンドウを使いました。
そうそう、スナップエンドウは店頭で8本で156円でした!やったね!やっぱり育てた甲斐がありました。

☆そぼろご飯の作り方☆
材料 4人分
●鶏そぼろ(鶏ひき肉250g、砂糖・しょうゆ各大さじ2と1/2、みりん大さじ2、しょうがみじん切り1かけ分)
●炒り卵(卵4個、砂糖大さじ2、みりん大さじ1、塩小さじ1/3)
●さやえんどう50g
作り方
①鍋に鶏そぼろの材料を全部入れてよく混ぜ合わせます。それから中火にかけて、箸4~5本で汁気がなくなるまで混ぜながら炒りつけます。
②卵をボールにほぐして、砂糖、みりん、塩を加えて混ぜ合わせます。樹脂フライパンに入れ、中火にかけて、箸4~5本でかき混ぜながら、スピーディーにそぼろにします。
③さやえんどうは筋を取ってさっとゆで斜めに細切りにします。
かなり甘めですので、調味料はそれぞれ加減して下さい。

コツは冷たい鍋にひき肉と調味料を入れ、それから火にかけることです。
熱い鍋にひき肉を入れると、その熱ですぐに固まってしまい調味料を吸収する間がなく、ジューシーさがなくなり、大きいそぼろになってしまいます。
多めに作って冷凍しておくと便利です。

☆孫からのプレゼント☆
じぃじの誕生日プレゼントのお菓子の中に孫の描いた色紙と版画が入っていました。

鳥獣戯画の模作は、授業中に製作したものだそうです。印も自作とか。太い細いと筆のタッチがよく、動きもよくとらえていると思います。中1、成長したねぇ!

和紙に刷られていて、簡単な版画のようですが、私には手法が分からず、今時の小学一年生はこんなことを図画工作でやっているのかと感心しています。
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穏やかな晴れの日には色が冴えます!

2021年03月25日 | ガーデニング


カロライナジャスミンの、濁りのない黄色が春を謳歌しています。伸びて伸びて伸びすぎるので切り詰めるのも大変です。

黄色のジュリアンと純白のイベリス。白色が冴え冴えです。
こんな日には心が吸いとられるほどに青色が美しいネモフィラです。死角に置いていると水やりを忘れてします。


円形500mのウォーキングコースには40本ほどの桜が順次咲いていきます。

この土手で、初めて沢山の土筆を見かけました。今年は異常なほどの発生らしくて。かわいらしい土筆は異常どころか嬉しい発生です。

福岡はいち早く開花宣言し、満開は数日前でしたが花びらはまだしっかりと枝に付いています。
週末は荒れそうな天気予報が気になります。
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想定外の収穫!スナップエンドウ

2021年03月21日 | ガーデニング
昨10月下旬にスナップエンドウの苗2本を植えたらみるみる成長!1.5mほどに伸びすぎて、私の乏しい知識でも冬を越せないだろうと思っていました。本来の収穫時期は春なのです。
年内の暖かさで少しだけ実をつけ、お節料理の絹さやの代役ができただけでももうけもの?と思うことにしました。

年が明けると、暖冬で茎が更に伸びます。いっそのこと、このネットを利用してスィートピーに植え替えるつもりでいました。
そのうち寒暖が繰り返すと少しずつ実をつけ、14~5本ほどを何度か収穫できました。総合量で元は取れたと納得、もう何時引き抜いても構わないと考えていました。

ところが3月に入り暖かさが続くと、春を感じたのか沢山の花が一度に咲き、あれよという間に実に成長します。そう、考えあぐねている間に本当の春になっていたのです。
スィートピーに植え替えないでよかったと胸をなでおろしています。
実のなる植物は楽しみと同じくらい神経がすり減ります。すり減る度にもう次は植えないと心を決めます。

小雨のなか収穫すると想定外の量に満足です。今日の夕食に登場です。
まだまだ実をつけそうです。
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24℃ ネモフィラの季節

2021年03月19日 | ガーデニング

サクラソウもネモフィラも水遣りをすると前に傾いてしまいます。
地植えで茎が伸びすぎています。
鉢植えのネモフィラの方が茎も葉もしっかりしています。
春休みの頃にはもう盛りを過ぎているでしょう。
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「ダブルたまねぎカレー」 あさイチレシピから

2021年03月16日 | 食・レシピ
新玉ねぎと通年玉ねぎの2種類の玉ねぎを使ったカレーで、今日の「あさイチ」メニューです。とても美味しそうで、さっそくお昼に作りました。
☆材料☆

新玉ねぎは8等分のくし型切り、通年玉ねぎは2~3ミリの薄切りにします。
☆作り方☆

カレールーはハウス食品の「ザ・カリー 中辛」を使いました。

「玉ねぎを焦げ目をつけながら15分炒める」、ここがポイントでとてもコクのあるカレーです。肉が入らないでここまで美味しいとは!
このカレーは応用が効きそうです。
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伊集院静『ミチクサ先生』その⑨ 日経連載 246~278

2021年03月13日 | 本・新聞小説
熊本で4度目の正月を迎え、金之助(漱石)はここの生活を気に入っていましたが、心の底ではどうしても落ち着かない部分があるのです。今の五校の教職はたまたま転がり込んできたもの、本当に自分のやりたいことは・・・と悩み考えているうちに、イギリス留学の話が持ち上がりました。

文部省の依頼は「英語授業法ノ取り調べ」ですが、行ってしまえば英文学を学ぶことも可能ということで、第1回の給費留学生となります。
現職身分のまま留学費1800円、留守宅には年額300円が支給されることにされることになりました。好条件にも思えますが、日本と物価の違いは大きく、この後金之助は苦労することになります。

1900年(明治33年)9月8日横浜出発→9月25日シンガポール→ペナン→10月1日コロンボ→10月10日紅海に入る「赤き日の海に落ち込む暑さかな」→14日スエズ運河を抜けて地中海へ→ナポリ→10月19日ジェノバ上陸、翌日汽車でパリに向かいます。
丁度パリでは万国博覧会が開催されており、1週間余り滞在して見学します。日本の陶器と西陣織が異彩を放っているのに感心しました。
パリでは産業革命が人々に実利を与え、芸術活動が大衆の中で大きな広がりを見せていました。パリは日ごとに暮らしが豊かになることを実感できる花の都でした。

ちょうど城山三郎『雄気堂々』で、1867年渋沢栄一がパリ万博使節団の随員として渡航する場面を読んでいました。
栄一の渡仏は漱石より34年前の幕末期。航路はほとんど同じですが、まだスエズ運河は工事中で陸路カイロからアレクサンドリアへ。そこから船でマルセーユへ、そして汽車でパリへ。そこまで漱石約42日、栄一約55日の長旅でした。日本ばかりでなく世の中もどんどん変わっています。

同道の他の留学生とパリで別れ、10月末に金之助はロンドンに到着します。華やかなパリとは違い、暗く、陰気に感じられるほどひっそりと沈黙しているような街に戸惑います。
金之助は友人から高級住宅地の下宿を紹介されましたが、食事付きで一日6円は1年分計算すると給費の1800円では足りません。さっそく街の見学がてら下宿探し。郊外の住宅地に安くてまずまずの下宿を見つけました。
大学ではシェークスピア研究でピカ一といわれるクレイグ教授と個人授業の契約をし、授業料を安くしてもらうことも交渉。
その頃すでに、産業革命の先駆者・ロンドンは公害問題に直面していました。学生時代に肺を病んだこともある金之助は煤煙の酷さに悩まされます。
ケンブリッジ大学での授業は期待外れ、すばらしい本に出合っても驚くほど高価、唯一の救いは週1度のクレイグ教授との個人授業でした。教授の『シェークスピアはハートで学んで下さい』の言葉を金之助は大いに気に入ります。
文部省への報告書にはことあるごとに「公費ハナハダ少ナイ、困窮ス」と報告します。
妻鏡子からは ″お金の心配を手紙にお書きになる必要はありません。私が中根の家から借りてそちらにすぐ送りますから。お金の心配は貴方には似合いません。心配ご無用 鏡子″と心強い手紙が届きます。

金之助35歳、ロンドンでの日々が自分の次の出発の指針を与えてくれるはずだ・・・。暗い部屋で本ばかり読んでいては気がめいります。そんな時、散歩で出かけたナショナルギャラリーでターナーの絵に出会います。これまでに見たことがないような精緻で優美な絵に思わず吐息をつきました。
ターナーはヴィクトリア朝の証し。折しもヴィクトリア女王が亡くなり産業革命と植民地で繁栄を謳歌したひとつの時代が終わりを告げていました。ターナーの絵から、せっかくロンドンへ来たのに時代を見る目を置き忘れていたことに気づかされた金之助でした。
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渋沢、尾高一族の華やかな家系図

2021年03月07日 | テレビ番組
今日の大河ドラマの冒頭は、田んぼ道での栄一と尾高惇忠の会話の場面でした。惇忠は栄一の従兄で、自宅に私塾を開き近郷の師弟を集めて学問を教えており、栄一も大きな影響を受けました。

先月「尾高惇忠’21.2.16日死亡」の記事が出たときに「えっ???同じ名前?・・・」、と調べてみたらWikipediaに「尾高惇忠」が2個並んで出てきました。
大河ドラマの惇忠(じゅんちゅう)の後からは、音楽家、学者の家系が繋がっていきます。大河ドラマの惇忠の曽孫が、現代の作曲家・尾高惇忠と指揮者・尾高忠明だったのです!そして今「青天を衝け」のテーマ音楽でN響を指揮するのが尾高忠明さんです。
惇忠は幕末の激動のうねりに大きく呑み込まれましたが、維新後は栄一の縁とその実力で富岡製糸工場の工場長を勤めたり、藍の研究書を出したり、銀行界に席を置いたり精力的に活躍します。

とにかく渋沢・尾高両一族はお互いの人物相関図が入りくみ、その肩書も教育者、芸術家、実業家など書ききれないほど多く名を残す人物を輩出しました
明治には薩長ばかりでなく、片田舎の草莽の志士からも新しい日本を作るべく活躍した人がたくさん出ました。
明治維新はある日突然に近代社会に変わったのでなく、草莽の人々のなかに近代化へのエネルギーが少しずつ蓄積され、準備されていたのだと思っています。

藍の生育、藍玉作りに正面からしっかりと取り組む栄一が、藍色のなかに溶け込みそうなこの場面は先週のもの。
どんなに汚れていても吉沢亮の端正な顔と藍染めの共演は、計算された素晴らしい場面だと感動しています。
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ちょっとした一品を追加したい・・

2021年03月06日 | 食・レシピ
「なばな」の季節になりました。春の野菜の苦味は体の毒素を出すといわれますが、それでなくても美味しい春の味です。
夕食は葉物・根菜類をぶち込んだ鶏とえびだんごの鍋物。これだけでも自己完結?
でも何か物足りないので、陽気で伸びすぎた「なばな」の茎を使いました。捨てられる運命の茎は茹でると甘味が強く出て、それだけでも美味しいのですが、気に入ったレモンマヨで和えてみました。

溶き卵をレンジ600Wで1~1分30秒ほど。潰してマヨネーズ大さじ2、レモン汁大さじ1/2、塩小さじ1/4を入れて菜花と和えます。
レモン汁を入れただけでぐんと格が上がる感じです。このソースは幅広く使えます。
ラム酒をレモネードベースで割るととても美味しいのを発見!レモンマヨネーズにもよく合いました。

最初に作った時はレシピどおりにブロッコリーを使いました。

☆ブロッコリーと卵のレモンマヨサラダ☆
「蒸しゆでブロッコリー」は、フライパンにブロッコリーとカップ1/2の水を入れ、蓋をして強火の中火。煮たったら中火で2~3分蒸し茹でにします。
これを作って冷蔵庫で保存しておくと便利です。
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白いサクラソウ

2021年03月04日 | ガーデニング

嵐みたいな風雨の後にも、白いサクラソウは倒れませんでした。白は一本のみ。

ポピーも風で散っています。

イベリスはまだまだまばら。

クリスマスローズがやっと花開きました。

待望のネモフィラ、地植えよりポット植えの方が一足早く咲きました。


天気の悪い日には、安心して読書の時間。お気に入りのトルコチャイを何杯もお代わりしながら。
『雄気堂々』下巻は面白い!維新直後の混沌とした社会と政治と経済のよちよち歩きの世の中。
かき混ぜたコップのなかで小さな結晶ができ、少しずつ形を成していく様がよく分かります。
岩倉使節団渡欧中の政府の動き、薩長の摩擦、そして栄一の藍の村のかつての志士たちの活躍。大物続出は、実在の人物だからこそ興味が湧きます。
私の乏しい読書歴故に、この時期が分かりにくかったのですが、城山氏の小説はとても分かりやすく書かれています。大河ドラマでは、どんな風に描かれるか楽しみです。

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