新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

小泉武夫氏の「ゴーヤーチャンプルー」

2017年06月30日 | 食・レシピ

キッチンの窓辺に設えた高さ3mのゴーヤのカーテン、実の長さは長くはないものの5本目が採れました。採れたての新鮮さには心が躍ります。
ちょうど前日の日経新聞に、小泉武夫氏の連載記事『食あれば楽あり』にゴーヤーチャンプルーの記事が出ていました。
琉球大学で「発酵学」を教えているという先生は、宿泊施設に泊まって得意の料理に腕を振るっておられるようです。

作り方もシンプル、ダイナミックです。
①ゴーヤを半分に切って、種とわたを除き薄く切る。塩で揉んで軽く絞る。
②フライパンに油を熱し、水気を切った豆腐を手ちぎりして入れ、塩小さじ1を加え、豆腐全体が焼き色になるまで炒める。
③ゴーヤを加えてさっと炒め、ほぐした生卵を流し入れ、手早く炒め合わせ、塩少々で味を調えて出来上がり。

豆腐が細かく砕けてしまいましたが、先生はたぶん島豆腐を使われているのだと思います。スーパーの豆腐と比べると味と食感が全く違いますから。

食材の持つ美味しさを、シンプルな作り方とシンプルな味付けで引きだすというのが先生流のいつものやり方です。それを口入れた時の感じ方が擬音語、擬態語を交えて綴られて、先生独特のユーモラスな記事になります。この日の記事の中から拾ってみました。

『ムシャムシャと噛むと』『ゴーヤが歯にカリリ、シャリリと応えて』『苦みがピュルピュルと出てくる』『豆腐はホクリホクリとしながら』『うま味がジュワワーンと出て』『卵はフワフワとした』『幅のある淡いうま味がチュルチュルと湧き出て』『炒め油のペナペナとしたコクと』

もう一品の沖縄風豚汁では『ズズ―と啜って』『ペナペナとしたコクが囃し立て』『正身はシコリ、脂肪身はペトリと潰れて』『うま味とコクがジュルジュルと出て』『コンニャクのシコシコ、カマボコのポクポク、シイタケのフワフワ』とざっとこんな風に楽しく表現されています。この文字を見るだけでも美味しさと幸せ感が伝わってきます。

発酵学の大家、小泉武夫先生の「個性あるゴーヤの苦味」を楽しむ記事からでした。

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スロヴァキア国立オペラ2017 久留米公演

2017年06月25日 | 音楽

久留米絣、ブリジストン、筑後川、久留米ラーメン・・・の久留米は、福岡市天神から特急電車で30分ほど南下した所にあります。
今年もまた「スロヴァキア国立歌劇場」のソリストたちがやってきました。久留米市民の一大イベントにもなっているコンサートオペラです。

8回目の今年は「セヴィリアの理髪師」です。私も3回目の鑑賞なので、ソリストの顔と名前がすっかり馴染みになりました。同じソリストに会えるというのはとても親近感がわきます。しかも4列目の席で、オーケストラは無しなのでステージまで手が届きそうなほどです!

あらすじは、親の莫大な遺産を相続した美しい令嬢ロジーナ(マリアナ・ホヘロヴァー)を巡って、後見人でもある独身の叔父・医師バルトロ(マリアーン・ルカーチュ)と、若き貴族アルマヴィーヴァ伯爵(ドゥシャン・シモ)のせめぎあいの物語です。
バルトロがロジーナに他の男性を寄せ付けないように監視しているので、伯爵はなかなか近づけません。そんな時に伯爵は町の人気者・理髪師フィガロ(マルティン・ポポヴィッチュ)に出会い恋の取り持ちを頼みます。
たっぷりのお礼に気をよくしたフィガロは、機知をめぐらして兵士や音楽教師の代理人に変装することを提案、実にコミカルなせめぎ合いが始まります。
ユーモラスな声色を出したり、ドタバタで泥臭い滑稽な演技が観客の笑いを誘い、まさに抱腹絶倒の楽しいオペラです。
最終的にはハッピーエンド。若い二人は結ばれて、伯爵の寛大な心で叔父バルトロも目当ての遺産を手にするというものです。

有名なアリアの部分を中心に物語が再構築されたダイジェスト版で、さらにダナさんのナレーションが話を補いながら展開していくのでわかりやすい、というのがコンサートオペラです。難しいオペラがいっきに市民の目線に、という感じです。

演目が終わると、市民合唱団「スロヴァキア国立オペラとともにに歌う会」の皆さんとソリストたちの「帰れソレントへ」の合唱です。ソリストの皆さんは楽譜に忠実に歌うからでしょうか日本語の発音が明瞭でとてもきれいです。
最後には、東日本、熊本大地震の鎮魂の思いを込めて「花は咲く」を、ステージの上も会場も1500名の大合唱になりました。
最後の挨拶場面だから写真を撮ってもいいかなと思ってスマホで撮りました。いい音楽会は記念に残したいので。

大雨の予報が曇りに、心の中は快晴!こんな時はエントランスの前にあるオープンカフェに寄りたくなります。日本のケーキは味も繊細で形も美しい!ウィーンのカフェよりおいしい・・・かな。奥に見える野外彫刻は豊福知徳氏の作品です。
 

3週間前に行ったドイツ・オーストリア旅行の観光バスが、スロヴァキアのバス会社でドライバーさんもスロヴァキアの人、新しいバスも快適でした。旅の中の5日間をお世話になりましたが、誠実で穏やかな人柄が印象に残っています。
10数年前にスロヴァキアの首都ブラチスラヴァを訪れたときに、確かに芸術大学がありました。ソリストの何人かはこの大学の卒業生というだけで、縁があるのかもと懐かしさを覚えました。
スロヴァキアはまだまだ日本とはつながりが薄い気がしますが、もう一度行ってみたいところです。

最後に、主催者「筑後スロヴァキア・オペラ交流の会」の方々への感謝です。手ごろな価格で素晴らしい芸術を届けてくださり、しかも公演の益金は「NPO法人ホームレス支援久留米越冬活動の会」に届けられています。

その努力と善意を市民が芸術に浸りながら支えている構図に、敬意と感謝と拍手を送りたいと思います。

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カーブスその後

2017年06月20日 | 健康・病気

2月から始めたカーブスも5か月目。体調も良く健康維持に一役買っています。

旅行中の長時間の乗り物での脚のむくみがなかなか引きません。年を追うごとに体の修復機能が衰えているようです。
半月もカーブスから遠ざかっていたことも原因と思い、久しぶりに行ってきました。

一回40分ほどのワークアウトでこんなに効果があるとは!水分が排出されて体重も1キロほど減りました。こんなにたくさんの水分を蓄えていたとは!他人の足みたいで気持ちが悪かったはずです。これで体も心もスッキリしました。

入会時の2月には、体年齢63才、体力50代後半。4月測定時は、体年齢64才、体力30代後半になっていました!
体年齢は1年「年をとった」ものの、体力のアップには我ながら驚きました。体力がついている感はあるもののここまで効果が出ていたとは。

とにかく「体にいいこと続けましょう!」という事で、暑さにもめげず、雨にもめげずに出かけようと思っています。

 ♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪

旅行中も枯れずにいたアジサイ「コンペイトウ」。毛管現象を利用したグッズ『水遣り当番』のおかげで元気に帰りを待っていました。

他のアジサイが全部ピンクや、赤系になった中で唯一の青系。10本以上も挿し木をしました。

断捨離に精を出す私ですが、捨てるはずの空箱と孫の使っていたお風呂用グッズが、今、キッチンの壁にかかっています。
左は、娘が送ってくれた冷却機能の付いたストールの入っていた箱。丸い「窓」を見て、シンクストレーナー用のネット入れるのにちょうどいいと思いました。白クマをイメージした形がかわいい!
ネットが取り出しやすいし、100均のカラーのネットを入れると色がマッチしてお洒落になります。

右は孫が来た時に使っていたバスミトン。入浴中にかわいいアップリケで孫の気を引きながら使っていました。思い出はやっぱり捨てられません。今はキッチンで鍋用のミトンになっています。
 

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ドイツ・オーストリアの旅⑨ 6月初旬の気温と服装

2017年06月20日 | '17ドイツ・オーストリアの旅

旅で一番欲しい情報が旅行時の気温と服装です。今回も丹念に調べましたが、どれも、昼間は暑くなり夜は冷え込む、昼間もダウンを着ても寒い日がある、日本とほとんど同じ服装でいい、急に雨が強く降り出す、日本の4月くらいの気候・・・、ととても定まりません。

出発前の添乗員さんからの電話で確かめると、「今の日本とほぼ同じと思っていて下さい」という事で、また服装を選び直しました。紺系と白系でまとめて組み合わせを簡単にしました。

毎日観光が終わってホテルに到着すると、添乗員さんから夕食会場と時間、翌日のモーニングコール時間、朝食会場と時間、天気と温度を書いたメがを渡されます。それを参考にして翌日の服装を決めていました。

★1日目:羽田⇒ウィーン 飛行機の中はスカートにしました。 

  +  +  + 
 ブラウス     スカート  リネンカーディガン 


★2日目:ライン川クルーズ 晴れ/曇 9~26°強い日差しがある。

  +  +  + + 
  綿ブラウス   パンツ   リネンカーデガン           折り畳み帽子
    

★3日目:ハイデルベルグ、ローテンブルグ 晴れ/曇。14~24℃

  +  +  +  + 
 化繊ブラウス

    
★4日目:ノイシュバンシュタイン城 曇り/時々雨 10~22℃

 +  +  +  + 
綿半袖セーター  パンツ     単衣コート    竹布スカーフ  傘の用意も


★5日目:ザルツブルグ、ハルシュタット 曇り/にわか雨12~24℃

 +  +  +  + 傘
7分袖シャツブラウス


★6日目:ウィーン市内 曇り/にわか雨 14~28℃
 
 +  +  +  + 傘
夜はコンサートがあるので、ツーピースブラウスの上にジャケットを羽織りました。


★7日目:機中

 +  + 
 + 
ワイドパンツはやっぱり楽でした。機中は温度が下がるのでカーデガンやダウンを着ている人もいました。

念のために、ユニクロのUVカットメッシュパーカーを持参しバスの中に「待機」させておき、少し冷え込んだ時に一度だけバス中で着ました。
軽量だし小さくたためるので、持っていると言うだけで安心感がありました。若い人はこのパーカーをよく着ていました。

若い世代は、スニーカーやスポーツシューズをさり気なくおしゃれに履いています。
私には上記紺の靴(ヒール5㎝)が街歩きに適しています。前回のパリでも愛用。パンツにもスカートにも合うので2色揃えています。

茶色の靴はヒール4㎝。横幅がゆったりしているので歩き回るのに便利で、靴ずれも出来ませんでした。にわか雨もバスに乗っている時が多かったので、この靴で不自由はありませんでした。2足ともウエッジソールで、ヒールの部分が甲の革と一体になってくるんであり、そのちょこっと気をてらったところが気に入っています。  

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ドイツ・オーストリアの旅⑧

2017年06月17日 | '17ドイツ・オーストリアの旅

午前10時50分、飛行機はスマートなランディングをして無事に羽田に着陸しました。
少し不安を覚えながらスタートした70代夫婦の旅は、いくつかの甘辛のエピソードを残しながらも楽しく終えることが出来ました。
旅の内容も判定ははなまる!!

飛行機を降りて通路を歩いているときに、私の名前がカタカナで大きく張り出されてカウンターに来るように指示が出ていました。
呼び出しという事は「家族に緊急事態?」と一瞬身構えましたが、女性の係官が飛んできて荷物が届いていない旨の説明をされました。ホッと一安心。

手荷物受取所のカウンターで説明を聞くと、荷物のタグがとれてまだミュンヘンに留まっているとのこと。
別に旅行会社のタグをつけていたので、私自身の荷物という事は確認がとれているようです。数枚の書類を書かされて、とにかく2日遅れで家まで届けてくれるということになりました。
荷物のトラブルは今回が初めてではないし、大切な書類が入っているわけでもないので、むしろ身軽になって福岡便に乗り変えるべくチェックインしました。

今回のお土産は消耗品ばかりを選びました。断捨離をしている身には、食べたら、飲んだら、使ったら無くなるものに自然に目が行きました。身につけるもの、キッチングッズに目がいかなくなって、返ってスッキリしています。
アンぺルマンのTシャツと キーホルダーはお土産の分です。

ワインはリューデスハイムプロストワインハンデルで求めたものです。割れることもなく指定日にきちんと届きました。
ドイツ屈指の高級ワインというラインガウ産「アウスレーゼ」、特級畑で作られる最高品質の辛口ワイン「グロセス・ゲヴェクス」、おまかせ白ワイン辛口、甘口、缶詰のドイツ産ソーセージをまとめて送ってもらいました。試飲をして決めたワインなので楽しみです。
花柄のバッグは、リューデスハイムでお土産を入れるのに買ったもので、結構気に入っています。


エリザベートとクリムトがウィーンの空港の目玉のようです。コインを使い切ろうと思ったのが、返って増えてしまいました。

これがヨーロッパの最後の旅にしようと思っていましたが、旅の想い出はかえって旅心をあおりそうです。
当分は旅の想い出話で時間が持ちそうです。

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ドイツ・オーストリアの旅⑦

2017年06月17日 | '17ドイツ・オーストリアの旅

最終日の朝はモーニングコールはなし。それでも朝食を6時半にとり、出発までの時間を有効に使いました。先ず、主婦の興味ナンバー1の「スーパーで買い物をすること」。是非やりたかったことです。

 


日本に比べたら葉物類が少ない気がしました。パックや袋詰めでない野菜は量り売り。余計に新鮮に見えます。アスパラガス最盛期とあって、その山積みには感嘆です。
生ものは持って帰れないし、ピクルス類ジャム類もビンが割れる恐れがあるし、結局はお菓子やナッツ類になってしまいました。EUの国だけにお菓子の生産地もさまざまです。

10時過ぎにホテルを出発。増えた荷物と旅の想い出をいっぱい詰めて、全員元気でウィーン空港に向かいました。

団体ツアーと言えども、ここのチェックインは各個人でやるようになっています。その自動チェックイン機がなかなかの曲者で、画面の説明や手順がわかりにくいのです。
順番を待ちながらガイドさんにやってもらう方がいいようです。そう言えば3年前のミュンヘンでも手間取ったのを覚えています。個人旅行でも団体ツアーでも大変さは同じでした。


ウィーンからミュンヘンに向い、そこで羽田便に乗り換えます。
ミュンヘンではお昼時で昼食をとりました。「最後だから豪勢に行こう!」とばかりにロブスターを注文したら調理時間がかかりすぎて搭乗時間ぎりぎりでした。

ナシゴレンとサラダ。メインがまだ来ません・・・。ナシゴレンは一人分です。量が多い!一皿を二人でシェアすることを頭に入れると無駄になりません。

ルフトハンザドイツ航空の羽田便は快適でした。エアバスでデザインも美しいです。
嬉しいことに、映画の日本語吹き替えがあるのです。「美女と野獣」「マリアンヌ」を見ていたら時間が半分は過ぎていました!
              (写真はルフトハンザ航空ページの読者投稿からお借りしました)

トイレが超快適。機体の中ほどにある階段を下りていくと、そこには両サイドに合わせて5カ所のトイレがありました。ビルのトイレといった感じで、清潔感があり、待ちスペースも広いのです。この機体に乗れる確率は低いとか聞きました。

  
      (階段とトイレの写真も上記に同じく借りてきたものです。)

帰国便の機内食は和食のオーダーが多くて私には洋食しか残っていませんでした。団体のシートは大体後ろの方が多いので、機内食も後回しに…という事です。



2食の間には、おやつのケーキやおにぎり、飲み物が出ますが、旅の間に膨らんだお腹は、もう受け付けないくらいいっぱいです。
 

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ドイツ・オーストリアの旅⑥

2017年06月16日 | '17ドイツ・オーストリアの旅

快晴!午前中はウィーン歴史地区観光。車窓から歴史と建物の説明を受けながらベルヴェデーレ宮殿内のオーストリアギャラリーへ。

ここには3度目ですが、その都度ガイドさんの説明に個性があるし、その都度面白さがあります。特に今回のガイドさんの幅広く深い知識に感心しました。
クリムト、エゴンシーレの作品の解説には新しい情報もあり数々の大型作品を楽しみました。
入口に止めてあるラッピングバスを見れば、この美術館の内容が一目瞭然と言ったところです。さすが!

次は美術史美術館へ。ウィーンで美術館を一つだけ見るなら迷わずここへと言われます。
今回
特にじっくり見たかったのがアルブレヒト・デューラー作「マクシミリアン1世」。15世紀末の神聖ローマ皇帝です。
    
ハプスブルグ家が輩出した英雄、中世最後の騎士、ドイツ最初のルネサンス人と賞賛されています。よく見ると眼光は鋭く、老獪な政治家の感じがします。フェルメール「絵画芸術」が人気が高そう。

  
㊧ベラスケス「青いドレスのマルガリータ」㊨ブリューゲル「雪中の狩人」、
ラファエロ「草原の聖母」など、教科書にも出てくるイタリア・スペイン・フ
ランス絵画がふんだんに展示されています。

鑑賞後は
日本人経営のギフトショップ、昼食へと進み、その後は5時10分の集合時間まで嬉しいフリータイム。街歩きでウィーンの雰囲気を実感します。シュテファン寺院を目印に地図を見るとわかりやすく、街歩きには何の不安もない所です。
先ずはカフェ・コンディトライへ。「ザッハー」「スルーカ」は経験済みなので、テレビでも見た「ディグラス」を探しました。NHKの別所哲也「旅するドイツ語」に出てきたカフェです。
ウィーンのカフェ文化は2011年にユネスコ無形文化遺産に登録。その始まりは17世紀にウィーンを包囲したトルコ軍が、状況が悪化してあわてて逃げ去った時にコーヒー豆の袋を置き去りにしたことから始まったそうです。

 
ライトのシェードがバレエ服みたい!トレイには、アインシュペナーとお水のコップの上にスプーンを下向きに乗せてあります。これがウィーンの伝統的スタイルとか。
アインシュペナーは温かいコーヒーの上にきめ細かく泡立てたホイップクリームがたっぷり乗っています。ケーキは「赤スグリのケーキ」。とにかく「でかい」です。

ケルントナー通りだけでは面白くないので一歩入った通りを歩きました。そこにも観光馬車が入ってきます。馬糞が道路に落ちないように工夫されしっぽの下方に袋が取り付けてあります。
ローテンブルグでは馬糞が転がっており結構匂いました。日本だったらすぐ始末すると思いますが・・・。
      それぞれの公園には、モーツァルト、シラー、ゲーテの像が設置されていてました。芸術家、文人を多数生み出した誇り高き街であるのがわかります。 

夕食後は、閉館したシェーンブルン宮殿を貸しきっての見学で、警備の人もいませんでした。すごいスケジュールです。
ハーフのガイド「アキラくん」の流暢な日本語解説が素晴らしく、宮殿側も警戒心がなくて太っ腹と感心しました。こんな旅ってちょっと贅沢でいいな~。

大ギャラリーは長さが40m、幅10mで、舞踏会や晩餐会の会場になったそうです。サービスですべてのLEDのライトを点けてくれました。これが昔はロウソクだったのです。

他の観光客に煩わされることもなくゆっくりと見学した後は「宮殿オーケストラコンサート」会場へ。コンサート会場はすこし先のオランジェリー。小雨模様でちょっとだけ傘をさしました。

シェーンブルン宮殿劇場管弦楽団は、室内オーケストラで、モーツァルトやシュトラウス一族、その同時代の音楽家の作品を専門としています。
1時間半。最後には「美しき青きドナウ」。そして「ラデッキー行進曲」では観客まで巻き込んで、手拍子を小さく、大きく、ストップ・・・、と繰り返しながら、オーケストラと同化してしまいました。練習なしで、説明なしで息がぴったり合う心地よさ。芸術に国境はありませんね。

ホテルに帰り着いたのは10時半でしたが、快適なホテルが待っています。 

 
アメニティグッズのラベルが「TOKYO MILK」となっていて何となく嬉しい!バスルームの壁にプリントされた美女、その前でバスに入る夫。一世一代の入浴タイムです!
初日に部屋に入った時に、テレビ画面に文字が出ていました。何気なく見ると、私たちの名前を冠した歓迎メッセージでした!感激!
丸一日、ウィーンにたっぷり浸かったnice day!疲れは出ずに少し興奮気味・・・というところでした。

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ドイツ・オーストリアの旅⑤

2017年06月15日 | '17ドイツ・オーストリアの旅

ホテルの朝食はパスして、部屋で、買っていたローテンブルグ名物の「シュネーバル」を食べることにしました。持って歩くのも大変だし早く処分したかったからです。
               (写真はAB-ROADのサイトより)
スノーボールという意味のお菓子で、直径10センチほど、1個2.4€。ひも状の生地をぐるぐるとボールのように丸めて油で揚げて、チョコレートやナッツ、粉砂糖でまぶしてあります。
テレビで見ていたので絶対にゲットしようと決めていました。サクサクした歯ざわりがたまりません。ソフトボールみたいに大きいので2人で1個で十分でした。

ミュンヘンのホテルを7時35分出発。ザルツブルグに向かって東へ145キロを走ります。車窓はいつものように美しい田園風景です。が・・・・・、あれっ?カメラの電源が入りません???
この期に及んで壊れたのかと覚悟しましたが、よく考えてみると充電器にバッテリーを残したままにしていたのです。スマホと夫のカメラで凌ぐことにしましたが、夫も充電器を持参するのを忘れていたので電池残量を気にしています。

ザルツブルグは塩の城の意味。新市街のミラベル宮殿と庭園を散策しました。前回来た時は雪に覆われていましたが、今回は明るい太陽のもとに緑と花。シンプルで開放感のある庭園でした。サウンド・オブ・ミュージックの舞台にもなったことで人気があるようです。

マルカト橋を渡り旧市街へ。この橋には、パリに習ったのか恋人たちが永遠の愛を願ってかけた南京錠が隙間なくびっしりとかけてあります。

旧市街で最も賑わうゲトライデガッセ。鉄細工の美しい看板が目を引きます。この通りには黄色い家のモーツァルトの生家もあります。

 

昼食は中華。ここにきて中華?と思いきや、それが薄味でとてもおいしかったのです。中国人経営のお店でした。

午後はザルツブルグの南東に向かいます。ザルツカンマーグートは2000m級の山々と70以上の湖の美しい大自然で世界遺産です。その中のハルシュタットが目的地です。
たくさんの湖が点在し、小さな美しい村々があります。緑と水と青い空と白い雲。地球人の心に宿る原風景です。地球にはまだまだ緑も水も多いことが実感されます。

ハルシュタット湖畔は世界で一番美しい湖岸の街と言われています。集合場所まで遊覧しましたが、あっという間に着いてしまいました。それでも美しい湖上体験は貴重なものになりました。

ザルツカンマーグート(塩の宝庫)と言われるだけあってお土産は岩塩を使ったバスソルトやハーブソルトのお店がたくさんあります。家族経営のペンションや民宿並び、夏場はとても賑わうそうです。

これから4時間かけてウィーンに向かいます。フランクフルトからずっと一人で安全運転の誠実なドライバーさんです。何とスロバキアのバス会社で、新車の快適なバスでした。乗車中はずっとシートベルトを着用しておくことをかなり厳しく言われました。

ウィーンのホテルはシェーンブルン宮殿にほど近いルネッサンス。最後の2泊がこのホテルでよかったと嬉しくなりました。

温度:12~24℃ 

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ドイツ・オーストリアの旅④

2017年06月15日 | '17ドイツ・オーストリアの旅

緑の森をうっすらと霧が覆い始め、小雨模様ですが美しい朝の目覚めです。森を舞台に小鳥たちの澄み切った鳴き声が心を洗います。

8時40分出発。ロマンティック街道を走って230キロのヴィース巡礼教会に向かいます。車窓から見る街道の両側には、やはり中世の面影を残す美しい村が点在しています。
ネルトリンゲンの村は1500万年前に隕石が落下した後にできた村ですが、説明と車窓からの遠望だけでした。
なだらかな滑らかな丘。心にまーるく穏やかに入ってきます。ずーっとこんな景色が続いています。まるでアイロンをかけて皺を伸ばしたような美しさで、見飽きることがありません。

途中に1度トイレ休憩がありました。面白いのはトイレの入り口で70セントコインを入れると小さなレシートが出てきます。トイレ終了後にお店で買い物をする際に、そのレシートを渡すと50セント割り引いてくれます。つまり、買い物をすればトイレは20セントという事です。

ヨーロッパでもっとも美しいロココ様式の教会のひとつと称えられているヴィース教会。草原の中にあり、草原の教会ともよばれているそうです。
もちろん世界遺産。外観は簡素ですが内部には華麗な装飾が施されています。内部の写真撮影は禁止でした。

18世紀初め、近郊の修道院で放置されていた「鞭打たれる姿のキリスト像」が涙を流すという奇跡が起きました。この像のために建てられたのがヴィース教会です。祭壇に奇跡のキリスト像が安置されています。

2時の遅い昼食はロールキャベツと告げられました。「平凡な…」と期待はしませんでしたが、これぞ本当のロールキャベツとみんな納得!


昼食後一走りすると、ロマンティック街道のハイライト、ノイシュバンシュタイン城でした。
各国の言葉が行きかう観光客でごったがえ!!前回来たのは雪の残る3月だったので観光客はまばらでしたが、今回の観光客密度は高過ぎ!お城までの20分間のミニバスを待つ行列を見てうんざりです。
写真スポットのマリエン橋では花火大会のように身動きが取れません!やっと撮った1枚です。

白亜のノイシュバンシュタイン城。この美しさには誰もが息をのみます。ディズニーのシンデレラ城のモデルになっているそうです。

城内見学には、日本語版のイヤホンガイドが貸し出されて部屋を変わる毎に解説が切り替わります。人数をコントロールしながら効率よく分かりやすく、それでも押し出されるように観覧させられます。

内部は他の城と同じく豪華版。装飾過剰な寝室、とうとう座ることが無かったという玉座、当時のハイテク技術を駆使したキッチン、小窓から見る景色の美しさが印象的でした。トイレはどうしていたのだろう・・・・。

バイエルン国王ルートビッヒ2世が財政を無視して建設したというお城でが、この美しさの背後には、ルートヴィッヒの謎の死という悲劇も隠されています。
以前ミュンヘンに来た時に、タクシーのドライバーさんがルートヴィッヒ2世のことを「クレイジー!」と言っていたのを思い出しました。あまりいいイメージはないようです。

ふもとの街に下りて見上げると、反対側にホーエンシュバンガウ城がそびえていました。こじんまりした小さなお城ですが、こちらの方が見ごたえがあるという人もいるようです。
ルートヴィッヒ2世が幸せな子供時代を過ごしたというお城です。前回もここを見逃して、今回もまたパス!残念です。

ここから2時間かけてミュンヘンへ。ここで1泊します。
ホテルでの遅い夕食になりました。木いちごのデザートの上に「ほうずき」が乗っていました。日本では観賞用ですが、ドイツやウィーンでは食用ほうずきは一般的のようです。


今日の走行距離396キロ、よく走ります。みんなも何事もなくついていきます。運転手さんお疲れ様でした。

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ドイツ・オーストリアの旅③

2017年06月14日 | '17ドイツ・オーストリアの旅

フランクフルトのこのホテルの朝食は充実していることでも人気が高く、たっぷり食べて8時40分に出発。
目指すはハイデルベルグ。娘の卒業旅行で来た思い出の場所で、はっきり覚えていました。

ハイデルベルグ城からの眺め。木々の緑と統一された色の建物の調和が美しく、歴史を感じさせます。ネッカー川にはゲーテも賞賛したというカール・テオドール橋(アルテブリュッケ)がかかり、忘れることのできないパノラマです。

  

お城は13世紀ころから建築様式を変えながら拡張を続けましたが、度重なる戦争や火災で廃墟状態です。
お城の地下の強大なワイン樽は世界一の大きさ。直径7m。22万リットル。階段を登る人物と比べるとその大きさがわかります。
ショッピングタイムにはドイツの人気キャラクター、アンぺルマンのTシャツやグッズをゲット。残りの時間には「学生牢」まで足をのばしました。古き良き時代、ハイデルベルグの大学生はこの牢に入るのがステイタスだったとか。


昼食を済ませると、バスは古城街道を走ってローテンブルグへ向かいました。美しいドイツの丘陵と点在する村を眺めながらの170km、全く退屈しません。

     

普通でさえ城壁に囲まれたローテンブルグは中世の町そのものなのに、ラッキーなことに、「マイスタートゥルンクの祭」にぶつかり、いきなり「生」中世に放り込まれました。
町の人々は中世の服装に身を包み、まるで別世界、別空気、中世にタイムスリップしたかのよう!ブリューゲルの絵の農民を彷彿とさせるものでした。

 

 

 

夕食までの3時間がフリータイム。急な階段を登って城壁の上を歩いたり、聖ヤコブ教会に行ったり、シュネーバルを買ったりと、私の好きな街歩きです。

    

聖ヤコブ教会。左は十二使徒祭壇、リーメンシュナイダー作の「聖血の祭壇」は見逃しました。前回に確かに見たのですが場所が確認できずに残念。5500本のパイプオルガンが素晴らしい!

18時にマルクト広場に集合すると、ちょうど市議宴会館のからくり時計が動き始めました。ローテンブルグの老市長が町を救うためにワインを飲み干すという賭けに出て勝利を収め、その時の様子をからくり時計にしたものです。プラハやミュンヘンのからくり時計に比べたら地味かも・・・。

 

ドイツは白アスパラの最盛期で、市場にも山積みで売られています。たっぷりのアスパラ、ヴァイスベルスト(白ソーセージ)、ビールとドイツの中世の町は最高でした。ドイツの人は2か月半の間に50~100本のアスパラガスを食べるそうな!

泊まったのは、やはり城壁の中のホテルで、昔の建物を利用して拡張しているので段差もあったり迷路のようでした。
部屋の窓からの景色はさながら箱庭のようで、澄んだ小鳥の声が心地よく、これも旅情を濃くしてくれました。

 

ここには1泊なので、お風呂に入って、スーツケースの荷造りをして、休んだのは12時。ベッドに入ると疲れていたのですぐに眠ったようです。毎日のスケジュールは若い人向きでタイトです。                 この日の温度14~24℃   

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ドイツ・オーストリアの旅②

2017年06月11日 | '17ドイツ・オーストリアの旅

パックツアーは朝が早い!出発予定は7時50分。朝食を6時にとり出発にゆとりを持たせました。みな旅行に慣れしている人たちだから時間前にきちんと集合です。

向かったのはフランクフルトから1時間ほどのリューデスハイム。ライン川に面しており、ラインの真珠と呼ばれているかわいい町で、つぐみ横丁にはワイン酒場やお土産屋さんがぎっしり、観光客もびっしり。

日本人経営「プロストワインハンデル」の400年前の地下ワイン蔵に入って試飲すると、クセのない上品な味で飲み易くておいしい!煉瓦に刻まれた1613年の数字に重みがあります。
ライン川流域はワインの産地で、早速お店おすすめのワインの宅配を頼みました。

   

横丁を下ったら船着き場。リューデスハイムからザンクト・ゴア・ハウゼン迄30キロのライン川クルーズです。思ったよりも川幅は狭くてたっぷりとした水量の静かな流れで、日本では見られない川です。6月の日差しは結構強く、それでもデッキは多国籍の観光客でいっぱいでした。

              

㊧ラインシュタイン城  ㊨12世紀のシュターレック城、現在ユースホステルに使われているそうです。                  

 

㊧千年の歴史を持つバッハラッハの町と山上のシュターレック城 ㊨ライン川通行税徴収のために1327年に造られたプファルツ城。いわば関所です。

終点に近づくと美しいローレライのメロディが流れてきましたが、そこは川に突き出た岩山で水の精のイメージとはほど遠い・・・。川が急カーブする難所で、この岩から水の精が美しい歌声で船乗りを惑わせ船を転覆させたという伝説があるそうです。

各個人に渡されたイヤホンガイドから「下船準備のために下に降りてください」と案内があり、大勢の人たちも階段を降り始めました。船着き場の「ザンクトゴア・・」の文字も目に入ったし、大勢の下船客に押されるように下りてしまいました。しかし道路に出て見渡せど私たちのグループがいない!いない!

「えっ?!」「もしや・・・」と船着き場を逆行して先端まで行くと、何と船はすでに岸壁を離れていました!!!「どうしよう・・・」
落ち着いて考えれば地図では下船は右岸「ザンクト・ゴアルスハウゼン」になっています。それを左岸「ザンクト・ゴアール」で下りてしまったのです。船はどんどん遠ざかっていきます。
夫が切符売り場の女性と一生懸命に話していて分かったことは、「あの船は対岸の次の船着き場で止まる。そこまでちょうどフェリーが出るのでそれに乗って、まずは対岸に渡りなさい」という事でした。
ライン川クルーズの区間には、生活に不便があっても景観を損なうからという理由で橋がかかっていません。フェリーしか道はないのです。日本なら最新技術を誇ってすぐに橋をかけます。ここが国民性の違いです。

とにかく出発間際のフェリーに飛び乗って船中で料金を払い対岸にたどり着きました。
すると、リューデスハイムのワイン蔵の女性店員(日本人)さんも乗船、同行していて、船着き場で手を振って私たちを迎えてくれました。まさにヴィーナスに見えました。仏に見えました。この瞬間の光景を私は決して忘れないと思います。
店員さんは先に下りてしまった私たちの行動にいち早く気づいて、添乗員さんに知らせてくれていたそうです。
店員さんが居なかったらちょっと大変になっていた、と添乗員さんは言っていました。
ラッキーなことに、レストランが船着き場の近くだったので、ほどなく食事中のみんなと合流することができ「お帰りなさーい」と笑顔で迎えてくれました。胸と胃がいっぱいで何を食べたか覚えていません。

波止場に取り残されて瞬時に考えたことは、「はぐれ狼」でも連泊のホテルに戻ればいいということ、最終的な「手はある」ところにすがりました。
夫は「これでまた午後のケルン観光がお預けになった」と思ったとか。たまたまフェリーの船着き場だったこともラッキーでした。

なかなか気分一新とは行かずまだドキドキしていましたが、バスは何事もなかったかのようにケルンに向かいました。
ちなみにオーデコロンとはフランス語で「ケルンの水」のこと。18世紀に誕生し、ナポレオン軍がケルンを占領した時にフランスに持ち帰り大人気になったそうです。

  

ドイツ人の間で最も人気が高いという世界遺産ケルン大聖堂。テレビで目にするたびに行ってみたいと思っていたところです。
高さ157m。13世紀から19世紀までかけて造られたとか。かつてドレスデンでも感じたことですが、ドイツの建造物は石が変色して黒ずんでいるのが特徴の気がします。
バイエルン王ルートヴィッヒ1世が奉納した一面のステンドグラス、バイエルン窓が鮮やかです。

東方三博士の聖遺物を収めた、世界最大の黄金細工の聖棺の輝きが見ものです。

フリータイムだったので休息とトイレを借りるためにカフェに入りました。おいしいミルクシェーキにやっと心が落ち着きました。カフェのチップが10%。
超きれいで清潔なトイレはやっぱり嬉しいです。ドイツはトイレのチップが大体50セントです。

 

ホテルに帰り着いたのが8時前。ガーデンレストランでかなり遅い夕食ですが、日差しが明るいので気になりません。

昼間はそれどころではなかったので、夕食では2種類のビールを堪能しました。明日はちゃんと添乗員さんについていこう・・・。

印象深かった整然としたブドウ畑と車窓から見た美しい村です。ドイツの農村は畑も「びしっと!」という感じです。 

          

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ドイツ・オーストリアの旅①

2017年06月10日 | '17ドイツ・オーストリアの旅

いろいろ検討して今回は個人旅行ではなくパックツアーにしました。スリ集団に取り囲まれたら、とても老人二人では対応できないという現実的な理由で。
旅行先を消去法で選んだら結局ここに落ち着きました。4度目のドイツ、3度目のウィーン・・・。いつも駆け足の旅行なので何度行っても新鮮です。今回の世界遺産のライン川クルーズ、ケルン大聖堂、ハルシュタット観光が初体験で期待度の高いところです。


羽田発のフランクフルトへの直行便は魅力です。成田便になると前泊というケースもあったので羽田発は気分的に楽でした。羽田空港がいつの間にか巨大な国際空港になっているのにビックリ。国際ターミナルへの移動バスも10分かかりました。あの成田騒動はいったい何だったんだろう・・・・。

ここで添乗員さんと対面。ツアー客は各地から集まって来ているので29名のグループになりました。欲を言えば20名くらいが・・・。

面倒なセキュリティチェックを終えると、解放感に便乗して免税店のロクシタンでもう買い物をしてしまいました。買える時に買っておいた方が得策というのは経験済み。

14:05発のルフトハンザ航空に搭乗。食事に好物のニョッキがついていました。先ず夕食が出て、到着前に朝食が出ますが、フランクフルトに降り立ったときは夕方です。身体と食事を現地時間に合わせるのが大変です。

11時間半の長旅ですが、映画の吹き替えがなかったので音楽を聴きながらの読書。ハプスブルグに関する本が面白くて退屈せずに済みました。

フランクフルト空港は巨大なハブ空港なので何度か使いましたが、今回は出口まで歩いて、歩いて、曲がってまた歩いて・・・とその巨大さにビックリしました。夕方7時過ぎているのに日本よりかなり明るく、時差も相まって時間の観念が混乱します。

空港にほど近いシュタインベルガーエアポートホテル。私には満足度の高いホテルです。ここに2連泊できるのでホッとしました。

 

 

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