新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

ブログが20年目に

2023年08月30日 | ブログ
57歳の時3冊の入門書でパソコンをスタートさせ、その1年後にOCNのブログ人でブログを開始しました。
'14年にGooblogへの引っ越しはあったものの、通算ブログ歴は8月で20年目に入りました。紙に書く方式なら継続はしていなかったと思います。
今はブログ編集はスマホを使っていますが、文章を書きながら切ったり貼りつけたりの工作の面白さがあります。「おもちゃ」感覚の楽しみも。

思えば、60歳の門をたたく頃に始めたパソコン、司馬遼太郎、塩野七生の本に出会ったことが私には「3大巡り会い」でした。パソコンはブログへと派生し、両作家の本は長時間かかるから読みがいがあります。老後の生活を充足し楽しませてくれていることにとても感謝しています。


司馬さんの書籍は4巻5巻は普通ですが、歯切れのいい文章なのでリズムに乗って読めます。書店で目にする大作はほとんど読みました。歴史小説なのでその重みをズシリと受けとめています。

文庫本「ローマ人の物語」全43巻。
塩野さんは年に一冊のペースで15年かけて書かれ単行本は15巻出ています。文庫本版では43冊にもなり、もう一度読み返す気にはなれませんが、とにかく途中でやめる気はしないほど夢中になって読んだ記憶があります。
塩野さんがイタリア語の原書を読みこなして作品を書かれたことに心を動かされました。
日本人なのに古文書さえ読めていない……と古文書のサークルに足を踏み入れたのも塩野さんがきっかけでした。





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18歳、ブログも「成人式」

2022年08月06日 | ブログ
「えっ、もう?」でもなく「長かった・・・」でもなく、淡々と綴って来たら18年も経っていました。と言うことで、成長しなかったけどこの8月に「新成人」になります。
グチは避ける、政治・宗教的なことに言及しない、非難・批判めいた記事やコメントは書かない、具体的な個人情報は避ける、をモットーにしてきました。一度のトラブルもなかったことは幸いです。

10年過ぎたところで「ブログ人」から「GooBlog」へ強制移住。15年間はパソコンで編集、ここ3年間はもっぱらスマホ編集になっています。
パソコン編集では長くなりがちな文章が、スマホだと簡潔になり、何よりも立ったままでも編集ができる簡便さは構えなくていいので、性格と環境に合っています。

ブログを始めて3年程経ったときに「ブログ本」を作りました。
世界に一つだけの自分の本。カバーもついて、なかなか良くできていて感動したものです。私は表紙のシンプルさを狙ったのですが、色もデザインもかなり豊富です。
しかし、1.2万円ほどかかるのでその後は無し。お金をかける程の内容でもないことを悟りました。
下記にその時の手続きを書いたブログをリンクしておきます。https://blog.goo.ne.jp/tkgmzt2902/e/c582c87683fe977e2b4cac14afbb5530

2004年頃はまだブログ人口は多くなく『シニアのブロガーを募っています。ここをクリックして参加して下さい』というコメントが来ました。他の誰かがクリックして迷惑をかけるかも知れません。素人ゆえに慎重になり不安と不信感がわいてコメントは認証式に変更しました。

その後母が亡くなり一時的にコメント欄を閉じたのが、以来そのまま続いています。

手書きの日記なら決して続かなかったのは目に見えています。ここまで続いたのは電子機器の魔法みたいな面白味と機器の非日常性の魅力のためです。
「まだまだ続けるぞー」という意気込みではなく、気負わずに淡々と日記を綴っていきます。
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ブログの妙! 嬉しかったこと。

2019年11月11日 | ブログ
先日北海道在住の「ブロ友さん」アップの「大根と豚バラの炒め煮」を作って自分のブログに載せ、そのお礼の気持ちをブログ上に書き添えました。というのもコメント欄が閉じられており、その方の目に入らなくても一言お礼が言いたかったからです。
勝手に「ブロ友さん」と書いたけど、私が一方的にそう思っているだけで、まさかその方(ケセランパサランさん)が私のブログを見られているとは、つゆ思っていませんでした。
昨日、タイトルが「福岡のtkgmztさん、ありがとうございます」のブログを目にした時には、思わず「えーっ!」と驚きました。
私からすると遥か見上げる知的なお仕事をされている女性で、まさか私のブログを見ていただいたとは信じられなかったからです。

私もコメント欄を閉じているので、お互いに間接的に気持ちを表明したみたいな・・・。
インターネットの無数のアクセスが飛び交う中で、こういう味のある繋がり方もあるのが嬉しく思います。
空中で火花を散らすとは聞きますが、空中でこんな素敵な結びつきがあるなんて、これ、まさにブログの妙と思わずにはいられません。

「ケセランパサランさん」は北欧に仕事を兼ねて一月ほど滞在される模様。旅行本では見られない旅行記を楽しみにしています。ブログはこちらです。https://blog.goo.ne.jp/hiranoumi

夕食はほぐし鮭とキノコのご飯、それに揚げ物は控えているからシュニッツェル。



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1億2677万分の1に超感激・・・

2017年09月14日 | ブログ

  

綿の花は一日目は白く、次の日はもう花びらを閉じてピンクになり、やがて萎れて、気がつくとしっかりした実をつけています。青い実のまま切り取っておくと、皮が乾燥してぱくりとめくれて白い繊維が見え始めます。もっと枯れてくると綿の繊維がもこもこと綿アメみたいに膨らんできて実に夢のある花です。

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現在、私のブログはコメントを閉じています。多忙でパソコンを開く時間がなかったこと、たいていのことはスマホで済むことなどが理由で、一度閉じたコメントを再開するのはなかなかふんぎりがつきません。年をとると全てにおいて現在の環境を変える、変わるというのは気骨の折れることになりました。

ある日、ふとブログの編集画面のコメント欄に「コメント」を発見!「?・・・」と開いてみると、馴染のブログ友の花〇〇〇さんのコメントでした。書き込めるところをやっと探してコメントしたという超感激の内容でした。

事の始まりはNHKラジオ、土曜と日曜の夕方の番組「ちきゅうラジオ」が発端です。世界各地に在住する日本人のリポートや日本で活躍する外国人の紹介、投稿、音楽等の双方向トーク番組です。
そこで募集していたお便りテーマが「世界の美術館・博物館」。訪れた美術館のユニークな情報を募るものでした。
そこで真っ先に頭に浮かんだのがスイスの美術館「オスカー・ラインハルト・コレクション・アム・レマーホルツ」です。
あまり知られていない美術館なのでこの機会に知ってもらいたいと応募したら、番組で取り上げてもらい柿沼郭アナウンサーの軽快な声で読んでもらいました。キャスターの柴原紅さんの2度の深いため息にも感激しました。
何しろ「売らない、貸さない、足さない」という厳しい条件を付けて絵画を邸宅と屋敷ごと国に寄贈されたものです。ここでしか見られない作品が200点。その情報を得て、ここを訪れるために計画したのが'12年のミュンヘン・チューリッヒの旅でした。

投稿では、ラジオネームをブログのニックネームと同じにしていたので、ネームと県名で私であることが分かったそうです。
コメント欄を探し回ってやっとコメントされたようで本当に感激、感動しました。まさに1億2677万分の1の偶然です。
でも、そのコメントに気がついたのは5日も経ってからでした。私が逆の立場でもきっと同じことをしたと思いますが、気づくのが遅くなり、発信者と受け手の間に温度差を作ってしまったようで本当に申し訳なく思っています。
NHKの全国版に取り上げてもらったこと、それを偶然聴いてくださったことは私の深くて嬉しい感動の思い出になりました。

ラジオのファンになってから20年。携帯ラジオがあったからウォーキングも続いたし、キッチンのラジオがあるからこそ朝昼夕の料理も淡々とこなせます。テレビと違って音声だけだから内容も説明も細やかで丁寧なのです。
最近は「らじる★らじる」でライブストリーミングや聴きのがし番組も聞くことが出来てますます重宝しています。

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ちょっと一息

2012年10月30日 | ブログ

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しばらくお休みいたします。

気温の急激な変化で体調を壊されないようにしてください。

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タイトル変えました。

2004年11月04日 | ブログ

_026最近、記事の内容が「1600kcal」からかなり外れてしまったので、思い切ってタイトルを「遊歩道」に変えることにしました。

道路からちょっとそれたところに、板に書かれた「遊歩道」の看板を見つけるとわくわくして、必ずそちらに行ってしまいます。草花を見つけたり、立ち止まったり、腰を下ろしたり・・・。そんな遊び心が大好きです。

この写真は阿寒湖を訪れたとき見つけた遊歩道です。案の定その先に、「足湯」がありました。その心地よさは今でも記憶の片隅にあります。遊歩道には、こんな思いがけない発見や楽しい発見があるのです。

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