新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

春野菜を使って

2015年04月26日 | 食・レシピ

新鮮な真っ白の新玉ねぎ、今しか食べられない食材です。色々な食べ方がありますが、銀行の時間待ちに週刊誌をチラッと見て作ってみたら、これが毎日でも食べられて飽きないおいしさなのです。
こんなに簡単でこんなにおいしい食べ方を知らなかったのが不思議…と思うくらい。「レンジでチン」の簡単料理です。




玉ねぎ2個の上部に十字の切れ目を入れ、それぞれの器にラップを軽くかけて500wで14~5分。上にカツブシを乗せ、かけ醤油をたらして出来上がり。と~ろとろの新玉ねぎ料理です。ビールにもぴったり。

煮物は地元料理の「がめ煮」で昨日の残り物。サトイモ、ごぼう、ニンジン、こんにゃく、椎茸、鶏モモが入っています。
お皿のお肉は作り置きの紅茶豚。ロース肉で作る「塩豚」と違って、こちらは「もも肉」で作るので脂分が少ない安心メニューです。付け合せは、春キャベツをオリーブオイルでさっと炒め小さな干しエビをふり混ぜたものと、春ミョウガの茎を甘酢に漬けたもの。春しかできないメニューです。

ご飯は炊き込みでなく、食べる分量のご飯にセロリの葉を刻んで塩少々を混ぜ込んだもので、これがイメージを嬉しく裏切るおいしい勧め料理です。10年ぐらい前のNHK料理です。

後はお味噌汁を作るだけで、BSプレミアム「花燃ゆ」の開始時間に合わせての夕ご飯です。40分ほどで出来上がりましたo(^-^)o 

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「明治工芸の粋」展  超絶技巧 !

2015年04月05日 | 美術館&博物館

一年ほど前、テレビ番組・日曜美術館「明治工芸の粋」を観た時に、それが山口県立美術館でも開催されることを知り、一年近くずっーと友人達と待っていました。

行ってきました!それも「青春18きっぷ」を使って!
時刻表を読むのが何より好きという友人のおかげで、11850円÷5人=o(^-^)o というとんでもなく安い料金でJRを乗り継ぎながら、楽しい5人旅になりました。
          

 

 安藤緑山 「竹の子、梅」    「古瓦鳩香炉」

象牙に彩色したもので、本物より「ほんものらしい」竹の子。鉄を打ち出した古瓦には小さなクモが。それを身をよじらせた鳩がねらっています。ただただ絶句…。弟子もとらず記録も残さなかったという緑山の技術は、今では再現不可能とか…。

    

明治維新により武家社会がなくなると美術の世界にも西欧化の波が押し寄せます。甲冑や刀装金具の金工師は職を奪われ、海外に活路を見出しました。
繊細で緻密な超絶技巧の作品は、洗練されて芸術性が高く、ウィーン万博などを通して高い評価を受けました。
輸出用品として海外に流出したために日本ではあまり目にすることがなく、それに危機感を持った人がいました。村田理如(まさゆき)氏で村田製作所創業者の実子です。海外で精力的に収集し、その展示のために設立されたのが清水三年坂美術館です。

今回は、その所蔵品から選りすぐりの逸品160点が「牙彫」「金工」「印籠」「自在」「木彫」「刀装具」「七宝」「漆工」「薩摩」「刺繍絵画」に分類され展示されています。



美術館にほど近い所に瑠璃光寺があります。五重塔は国宝。大内文化の最高傑作と言われ名塔のひとつに数えられています。福岡より少しだけ緯度が高い分、境内の桜がまだ十分に咲いていました。

山口は、室町時代の大内氏全盛期の香りを残し「西の京」と言われるほど。地名も京都と同じものが数多くありました。
朝7時前に家を出て、博多駅で冷たいビールで乾杯して解散。帰り着いたのは夜9時でした。

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写真では象牙の超絶技工がとても伝わり切れないのが残念です。より真実味のある写真をネットで借りてアップします。

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