新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

茶がらのふりかけ

2006年09月27日 | 食・レシピ

特別なときにしか淹れない玉露。来客があって茶がらが30gほど貯まりました。そこで作ったのが「茶がらのふりかけ」です。

0926tyagara_007 フライパンを火にかけ、茶がらを炒りつけながら、日本酒小さじ1/2強、薄口しょう油小さじ1弱、ちりめんじゃこ10g、山椒の実(しょう油に漬けて保存していたもの)を刻んだもの少々を入れて水気をなくします。たったこれだけ。簡単で美味しいふりかけの出来上がりです。玉露の茶がらまでも利用したという満足感が主婦の心をくすぐります。

0926tyagara_012 そうそう、この小鉢は、第66代横綱若乃花のお店「Chanko Dining 若」のもので、ひょんなことから手に入れました。4個組でいろいろな並べ方ができるし、重ねて整理できるし、なかなか合理的です。手形まで入っていました。「お兄ちゃん」の手形は、意外なほど大きくなかったのが印象的でした。

コメント (9)

『抹茶生大福』

2006年09月18日 | 食・レシピ

あちこちの情報誌にも掲載されている、門司港レトロ地区にある『なごし』の『抹茶生大福』 。写真を見ただけでも抹茶のほろ苦さ、ふわふわの食感が伝わってきました。「おいしそ~!」の私のため息を覚えていてくれたのでしょう。娘夫婦がわざわざ買い求めてきてくれました。

Nagosi_2 福岡県八女の星野村の抹茶をふんだんに使ったとろんとした生クリーム。それを包んだ大納言の粒餡は丹波産。がわはふわふわの羽二重餅。その上に抹茶がたっぷり美しく振りかけてあります。甘さ控えめの餡とクリーム、苦めの抹茶が口の中で溶け合い、今までにないタイプの美味しさを感じました。

0918daifuku_003_1 お抹茶を立てていただきましたが、玄米茶のほうが、せっかくの星野の抹茶を堪能できたかもしれません。

全国版でなくても、地方にも美味しい和菓子はたくさんあります。食材にこだわり、それを全国に求めて、和菓子職人さんはおいしさの中に夢も詰めるべく努力しているようです。お客の「お~いしい!」を頭に描きながら、それを励みに新しい和菓子に挑戦しているのでしょう。

コメント (2)

茶香炉に何が・・・?

2006年09月13日 | くらし

この夏は家庭でも冷茶の人気が高く、テレビのコマーシャルにも登場し、「冷茶用ポット」なるものまで出回りました。

実際、暑い中の初盆のお参りなんかに出された冷茶は、心地よく喉を潤し、我が家でも早速冷蔵庫の中の位置を占めました。

ミネラルウォーターを注いで冷蔵庫に入れて放っておくだけで、緑の色も鮮やかな冷茶ができるのです。お湯で抽出すると温度に神経を使うのに、こんなに簡単にできるものでしょうか?

ところが飲んでみてどうも科学調味料らしき味がして、そう思うともう飲めません。緑茶はそれ自体が持っている旨味が身上!仕方ないから、茶香炉で使いました。

0913kouro_015 するとどうでしょう、小さなとがった白い結晶が一面に浮かび上がってきました。

「これって何?」と、だんだん不安に・・・。勝手に「調味料では?」なんていうと「風説の流布」になってしまうようで、どなたかご存知の方があれば教えてください。ちなみに2種類の冷茶用緑茶は、某デパートと某ショッピングセンター内の老舗茶店で求めたもので、二つとも繊細な「美しいほどの」白い結晶が出てきました。

コメント (5)