新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

Hand in hand Vol.2 反田恭平×務川慧悟 ~2台ピアノの世界~

2020年06月28日 | 音楽
今日午後2時から、オンデマンドコンサート「Hand in hand」第2回目です。演奏者はコンサートをリードしている反田恭平と、務川慧悟です。
二人とも2012年の日本音楽コンクールでダブル優勝した逸材です。その後二人はロシアとフランスに別れて研鑽を積みますが、2018年の国際浜松ピアノコンクールに出場した務川さんのピアノに感動した反田さんがぜひ一緒に二人でピアノを弾きたい、世界を回りたいと誘ってからの付き合いだそうです。ちなみに、そのコンクールで弾いたラモー「ガボットと6つの変奏曲」の楽譜が在庫切れになるほど話題になったとか。
今日の最初の曲は、その思い出を込めて務川さんのソロ演奏です。

ラヴェル、モーツァルトと続きPrimoは務川さん、Secondoが反田さん。最後のラフマニノフは反田さんがPrimoでした。1時間30分。試聴券は2000円。この日抽選で30人が会場の浜離宮朝日ホールに入れたそうです!私にとっては、パソコンの前で演奏者と「特別の時間」を共有した楽しいひとときでした。
反田さんの方が2歳若いのですが、若い音楽家達を引っ張っていくリーダーシップには目を見張るものがあり、トークも自然でうまいのです。務川さんはシャイ。
今日の務川さんの服装が憧れのヨウジヤマモトの黒いシャツとパンツというエピソードを添えて、場の雰囲気を和らげていました。
お互いに補い合い学び合える相手としてリスペクトしているところがとても好感持てました。

来年、反田さんはウィーンで、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を弾くことをテレビで宣言されていました。とても福岡までは・・・と諦めていますが、いつの日か聴きたいものです。
Hand in handの第3弾が7月に予定されているようです。
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マスクの裏地はエアリズムのマイクロメッシュで

2020年06月26日 | くらし
ユニクロの、今期新登場のマイクロメッシュは「エアリズム史上最も涼しい」という触れ込みです。
ユニクロマスクが手に入らなかったので、men's下着のXLを買って、マスクの裏地にしました。前回はwomen'sのXLを買いましたが、men'sという手がありました。大きさが全然違うし涼しさも増しているというお得な買い方です。その一枚でこれだけのマスクが出来ました。

張りのないクニャクニャ生地だから縫うのに苦労しましたが、縫ううちにコツが分かってきました。全部孫や子供のものです。

私は普段は手作りマスクを使っているのですが、美容院でのカラーリングのために使い捨ての市販マスクをして行きました。しかし5分間も歩くと、マスクの内側が湿り始め呼吸がしにくいことに気づき、「これは大変!」と子供たち用に薄地の少しでも涼しいマスクを頑張って作りました。
布製の通気性はウィルス対策にはならないでしょうが、季節に合った対策も大切だと思っています。
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サークル再開、docomo、美容院

2020年06月25日 | くらし
火曜日にバスで古文書のサークルへ。バスでは持ち手やシートに一切手を触れないように気をつけました。カーブスで体幹を鍛えていたのがここで役に立ちました。
4か月ぶりなのに時間が止まっていたかのようにサークルの自然な流れにホットしました。研修室の長テーブルに一人ずつ座るので、隅の方から「もう少し大きい声でお願いします」の声も。みなさんコロナ対策にかなり神経を使われていました。

水曜日。スマホがかなり重たくなり、ペイペイ支払いがゆーっくりしか開きません。後ろに若い人が並んでいたので気になり、予約を取ってdocomoへ。機種交換してまだ一年半しか経ってないのですが、ブログがスマホ投稿なので、充電はほとんど毎日。標準的にスマホの充電回数は500回と聞いています。 多分もう500回ぐらいしたかも。
この状態だから、スマホも長持ちしないだろうと覚悟していましたが、バッテリー交換で凌げるかもと素人ながら考えていました。
「時々再起動をかけているか」と聞かれ、コンサートの時に電源を切るくらいと答えると、「人間も眠らないと疲れてしまうのと同じでスマホも疲れます。できたら毎日再起動させてください」「アプリの更新が沢山ありますね」と、それをしただけで動きが速くなりました。せめてあと半年持たさないと二年契約をクリアできないのでほっとひと安心。
バッテリー交換は工場での修理になるのでデーターを抜いて2週間かかるそうです。それなら時期が来れば機種交換がいいのかも。

木曜日。4か月ぶりの美容院。毎月行っていたのを4か月我慢するのは大変でした。電話で確かめたとおりに玄関ドアを開け放ち、客数を制限してひとつおきの椅子に3人のみの完全予約制。検温、消毒、10人ほどのスタッフさんはマスクと美容師専用のフェイスシールドで対策もバッチリです。トイレの入り口、中にも消毒液が置いてあり、帰りの出口でまた最後の消毒液を吹きかけてもらいました。普段から衛生面に気を遣う信頼の美容院です。
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超・超簡単トマトスープです。

完熟トマトのヘタをくりぬき、上に十字を入れ、オリーブオイルとニンニク、塩コショウして、ラップして600Wで3~4分。皮をペロッと取り除いてパセリをのせて出来上がり。
たっぷり汁が出るのでスープになります。トマト自体の濃厚な味で塩コショウを振っただけでOK。減塩にもなります。
麻婆茄子の残りの茄子は薄切りにして軽く塩揉み。大森屋のふりかけ「男梅」を振りかけて混ぜればひと品になります。このふりかけの、梅の酸味が効いたパンチが大好きです。おすましにひとふりもなかなかいけます。

サークルに出席したのが、外出再開事始め。市内の状況も分かりマナーを守れば外出もOKなのを確認しました。それでも心を開放しての外出とは程遠い感じがします。
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エアリズムマスク売り切れ!

2020年06月19日 | 食・レシピ
ユニクロの傍の交差点は縦横に車がズラーリ!今日はエアリズムマスクを発売すると大々的に宣伝していたので覚悟はしていましたが。
まだオープン前なのに、入り口の前で店員さんが「今日のマスクは売り切れました」のプラカードを持って整理していました。なかなか手には入りません。

意外に多いブログのアクセスのなかに「?」と思うものがあります。開いてみると、ちゃんと自分の書いた記事なのですが、数年前のものだと中身の記憶もないほど。そうかぁー、何度か作った記憶がよみがえりました。そこで今日のお昼はその「さば缶と大根の炊き込みご飯」です。


材料:鯖醤油味・・1缶、 大根(1cm角)・・240g、 米2合
①炊飯器に米と、ダシ汁300ml、薄口醤油大さじ1と3分の2、みりん小サジ1、大根、さば缶を汁ごと入れて炊きます。
②炊きあがったご飯に、ザク切りした三つ葉(一把分)、しょうがおろし8gを入れて軽く混ぜる。

生姜の味と1把分の三つ葉が効いて、癖のない炊き込みごはんになりました。

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「夏野菜のラザニア」・・・・by ブログ『イタリア料理』

2020年06月13日 | 食・レシピ
日本では「ラザニア」と呼びますが、複数枚使うので複数形の「ラザニエ」がイタリアでの呼び方だそうてす。ブログ『イタリア料理』からの知識です。
ここで見つけた「夏野菜のラザニア」に強く心が動きました。具は夏野菜のみです。ミートソースやクリームソースのこってり系ラザニアはノーサンキュー状態になり、スクエア型容器も処分していました。そこで、深すぎるけどパウンド型を使うことにしました。
材料はごくありふれています。ズッキーニ、なす、新玉ねぎ、トマト、パプリカ、サヤインゲン、アスパラガスを刻んでおきます。

それぞれの分量はあてずっぽうで。カラフルでパレットみたい。


オリーブオイルで炒めて4分の1を取り出し、同量のヨーグルトと合わせてミキサーにかけ野菜ソースを作ります。
容器にラザニエ、野菜炒め、野菜ソース、チーズ、バジルと3回重ね、最後に蓋状にラザニアを乗せましたが、そこにかける野菜ソースが足りませーん!
下茹で不要の乾燥ラザニエのはずですが、折れると痛いほど硬い・・・・・。
考えあぐねて思い付いたのが、ぴっちりラップをして上下逆さまにする。そうすれば、器の底のソースが下に落ちて、蓋の乾燥ラザニアに滲みてくるにちがいない。・・・・・。やはり1時間ほど経つと少し柔らかくなりました✌️。よかった助かった_(^^;)ゞ

オーブンで20分、出来上がりです。容器をスクエア型でなくパウンド型を使ったこと、生パスタでなく乾燥パスタを使ったこと、パルミジャーノレッジャーノチーズでなくとろけるチーズを使ったことがお手本ブログの出来上がりと大きく違っている原因かな。まぁ、どうにか・・・それらしく出来上がりました。久しぶりのラザニアは55点かな。


器が深過ぎて切り分けるのも大変。やはりスクエア型でないとねぇ。
ラザニアは翌日冷えてもいただけます。
次は野菜の具を多めに作り翌朝のピザトーストをカラフルにしようと思いました。
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デカプリン

2020年06月12日 | 食・レシピ
自粛で牛乳を買い込む習慣がついて、また余りました。先週は1000mlを目を瞑って処分。
また1000mlが賞味期限日になり、今度は捨てられないと夕食の後片付けを済ませてからプリンを作り始めました。
それでも500mlが残ります。決心してもう一度プリン作り続行。さすがにプリン容器が足りなくなりココット皿を使いました。デカプリンです!
この大きさあると食べ応えがあり満足です。夜中に頑張って作った甲斐と、牛乳を無駄にしなくて済んで心が健康です!
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『【Streaming+】オンデマンド・コンサート「Hand in hand」vol.2 』

2020年06月12日 | 音楽
4月1日反田恭平の呼びかけで始まったオンデマンド・コンサートの第2弾です。オンライン上では無料配信が多いのですが、コロナ禍の中で有料コンサートとしてクラシック業界の道を切り開いてきました。
通常のコンサートと同じように、コンサートの日時が決まっていて同時配信というライブの「特別な感覚」が観客を満足させてくれます。

●「反田恭平 × 務川慧悟 2台ピアノコンサート」では、ラモー、ラヴェル、モーツァルト、ラフマニノフの2台のためのピアノ曲が演奏されます。
●ライブ配信日時:6月28日(日)14:00頃配信予定 ライブ配信時間:80分を予定
●視聴料:2000円  
●購入手続きは「eplus」から6月11日10:00~6月28日23:00まで。アーカイブ視聴可能期間:6月30日23:59

下記のブルーの文字をクリックすると、音楽家の生き方、オンデマンドへの意気込み、務川氏との劇的な出会いなど、反田氏の音楽家としての謙虚な姿勢もうかがえます。

反田氏が立ち上げた「NOVA Record」がYoutubeで配信されています。その中にリモートでMLMナショナル管弦樂団のメンバーが2小節ずつ即興でメロディを作り、それを17人のメンバーにつないでいき、最後は反田氏がまとめ発展させ一つの曲を作り上げるという楽しい企画が紹介されています。
若いメンバーの信頼しあい、尊敬しあい、和気あいあいの雰囲気がとても好感が持てました。コロナ禍にめげず、音楽をすることの楽しさを目の当たりにすることは嬉しいことです。
「NOVA Record」さっそくチャンネル登録しました。楽しみが一つ増えました。

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「鶏ミンチ+福神漬け+カステラ+小ネギ」の鶏団子

2020年06月11日 | 食・レシピ
夕食のたんぱく質が小さなアジフライだけでは足り無ないし、肉も少し欲しい...。そこに思いついたのが想定外の組み合わせの鶏団子です。
以前、鶏団子の繋ぎが無くて冷凍庫にあったカステラの切れ端を使いました。これが「当たり!」だったのです。
今度は少し歯応えも欲しいので、「親爺の徒然ぶろぐ」様のアイディアをいただいて、福神漬けを刻んで入れました。

美味しい福神漬けの味とカステラの甘味がマッチして、ソースも何もいらないこのままで頂けます。
ハンバーグよりさっぱり感があり、小さいので火も通りやすく、動物性脂肪が少ないので夕食にもピッタリです。
冷えても美味しいので孫のお弁当にいいかも。娘に教えてやろうかな。
最近のテレビのリモート放送で、若い人の発想豊かな料理に感心しています。「切り方はかくあるべし」「味付けはかくあるべし」の規制を飛び出した料理。自由に作ること、簡単に作ること、美味しく食べることを頭にいれ、料理を楽しんでいる様子が伝わってきます。老いては若者に学ぶべし!
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今年初めてのゴーヤー料理

2020年06月08日 | 食・レシピ
我が家のゴーヤはやっと花が咲いたところですが、店頭には立派なゴーヤが並んでいました。今日みたいに暑い日はあの苦味がいいかもしれないなと作りました。
★ゴーヤーチャンプルー粉がつお風味(NHKきょうの料理より)

講師は白井操さん。ポイントは先に豚肉をさっと茹でて水を切り、合わせ調味料に5分間馴染ませること。削り節をレンジにかけ揉んで粉にしたものを振りかけることです。一人分400Kcal。このくらいの肉の量なら、夫は夕食でもOKです。下記NHKリンクのブルーの文字をクリックしすると作り方がわかります。

ゴーヤは半分しか使わないので、残りで酢の物も。緑、赤、黄色と目にも鮮やかな酢の物です。

実を言うと、この2つの作り方をすっかり失念していました。最近ブログのアクセスが多くなったこの記事は何だったのかな?と遡ったところ、このチャンプルーが出てきました。
私の悪い癖で、美味しかったらそれを頻繁に繰り返し、間もなく飽きてそのうち年を越せば忘れ去られる...。翌夏にはすっかり忘れて、新しいメニューに飛びついてしまう、という身につかない料理を繰り返しています。
5年前の写真を見て、今とあまりにも格差のある作り方にショックを隠しきれません。 

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マスクの裏地にエアリズム

2020年06月06日 | くらし
ユニクロが7月から冷感マスクを発売する...というようなニュースを見ました。なるほどあり得る商品です。
7月まで待てないので、裏地にのみエアリズムを使ってマスクを作ることにしました。エアリズムの一番安い1000円ほどのインナーを買えばいいかな。
Mサイズでなく、XLを買えば布地の面積が広くなるぅ。(*^^*)。

まっ更なシャツにハサミを入れるのはためらうし、勇気が要ります。

表裏、魚みたいに2枚おろし?横に細く切ればゴム代わりにもなりそうです。
ところが案の定、布に張りがないので縫いにくいことこの上なしです。
ちょっと調べてみたら、PPバンドか、紙ヤスリを細切りにしてざらざら面をエアリズムの上に置いて縫うといいとか。
紙ヤスリは荒いのから1200番までをストックしているので1000番を使いました。
確かに縫いやすくはなりましたが私のミシンは40数年前のもの、思うようにはいきませんでした。今のミシンならこんな苦労はないかも。


一枚のインナーで、これだけのマスクの裏地をエアリズムにすることができました。

冷房室でも窓を開けての換気、マスク使用、と今までに経験したことのない暑い夏を迎えるだろうと、テレビでも盛んに放送しています。覚悟しないと!

宅配のお兄さんも、電気検針のお兄さんも、郵便配達のお兄さんもきちんとマスク!熱中症、大丈夫かなぁ...。
暑い中ありがとうございます!
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赤組、青組

2020年06月05日 | ガーデニング
今年はなぜか同じ種類のアジサイの色が分かれました。以前は青に戻そうと、園芸店で土や肥料のアドバイスを受けたのに効果がなく全部赤系に...。
今年は赤一色でも気にしないと諦めていたら、何と青が咲いたのです。来年どうなるかは分かりませんが...。

コンペイトウ

コンペイトウ

名前は分かりません。

夢手まり

娘からの宅急便に折り紙が入っていました。孫息子は「兜」からスキルアップして複雑なドラゴンを折っていました。自粛中の作品かな...と思い記念に飾っています。
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BSプレミアム 『翼よ!あれが巴里の灯だ』

2020年06月05日 | 映画
60数年前の確か中一の頃、大学生だった姉が話してくれた映画が『翼よ!あれが巴里の灯だ』です。
洒落た長いタイトルと主人公リンドバーグという素敵な名前をずっと記憶していました。当時中学校では映画館への出入りは禁止で、早く大学生になりたいと憧れていた頃です。

そして10年前にスミソニアン航空宇宙博物館で、リンドバーグ単独無着陸大西洋横断に成功した本物の「Spirit of St.Louis」を見てきました。映画を観たあとだったらもっと感慨が違っていたでしょう。(ライト兄弟の飛行機も、日本のゼロ戦も月面探索機もありました)
     
(写真はネットからお借りしました。展示はリンドバーグが乗った本物でした)

4日BSプレミアムで、その『翼よ!あれが巴里の灯だ』をやっと観ることができました。長い映画は2回に分けてみますが、今回は一気に!

映画は、飛行計画の資金集め、設計、製作から始まります。燃料を極力多く搭載するために前面に窓はなく、無線機も省き、限られた装備で極限に挑みます。離陸前夜の悪天候で息詰まる待ち時間と困難な離陸、レーダーもない時期の手に汗握る飛行は経験と知識と勘の操作です。
睡魔との戦いに助けられるハエの逸話。出発間際に見物人から提供してもらい計量器の壁にガムで張りつけた化粧用のより軽量の手鏡、それが日光を反射して、居眠りしていたリンドバーグの目を覚まさせ危機を回避するというはらはらドキドキの手に汗握る場面も出てきます。 
飛行中には勇敢な、果敢な飛行士としてのエピソードが思い出場面として挟まれ、飛行士として十分な知識と技量を積んできたことに安心させられます。

鋼鉄と木と布で製作されたぺらぺらした感じの「スピリット・オブ・セントルイス号」は33時間29分の単独無着陸大西洋横断を果たし、暗闇と灯りの夜のパリに着陸しました。
成功者にはオルティーグ賞と賞金25000ドルの賞金が提供されることで、世界の複数の飛行士が挑戦したのですが、獲得したのはリンドバーグでした。パリの飛行場には20万人の人が押しかけて祝いました。

リンドバーグから93年経った今、世界の飛行場にはコロナ禍で飛べなくなった精鋭の飛行機がずらーりと並んでいます。
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「《新日本フィル》テレワークでパプリカやってみた!」

2020年06月01日 | 音楽
日曜日にBS1のドキュメンタリーでリモート合奏「奇跡のパプリカ」、その涙と笑いの誕生秘話が放送されました。YouTubeでも視聴できます。

新日本フィル団員有志の60名からなるリモートオーケストラで「パプリカ」の演奏が実現しました。

全国から「コンサートが消えて」3ヶ月。この不安の中、聴衆はもとより音楽家の皆さんはどんな思いで過ごされていたのでしょう。
新聞で、指揮者沼尻氏は「コロナ禍がクラシック音楽界にもたらしたものを継承の危機と捉えています。この世界はたとえ低速でも泳ぎ続けないと死んでしまう。一度断絶すると容易に元には戻らない」と述べていました。
そしてそんな中に動きがあっていました。「こんな時でも何かできないか」と新日フィルのトロンボーン担当の山口尚人氏が中心になり「テレワーク部」を結成。テレワークオーケストラ演奏会に向け、個性が光る団員の悪戦苦闘が始まります。
各人が自宅から自分のパートの演奏を自撮りして山口氏に送り、全部集まったところで1本の動画に編集するという大変な作業でした。
指揮者のいないコンサートは大変な演奏であり、またどんなに大変な編集だったことでしょう。団員60名の画面からはクオリティーよりも本気で取り組む姿に胸が熱くなりました。下記でその過程が見られます。

音楽を届ける仕事なのに音楽を届けられない...ぶつけようのない不安をテレワークで演奏する。それは確かに反応がありました!30万回以上再生されたとか!
他にもこういう取り組みがたくさんなされていて、まさに「低速でも泳ぎ続けている!」と拍手しました。人間だけが持つ『芸術』、この高貴なものをコロナウイルスなんぞに奪われてはたまりません。聴衆も演奏会で晴れ晴れとした気分を味わえるのを待っています。

タイトルに画像がないっ.....。それならと写真を張り付けました。
日曜日に庭のスイトピーを全部引き抜きました。そのときの名残の花です。玄関中に甘い香りが平和に漂います。


左はオーストラリアの岩盤の断層を利用して描かれたもの。平板な絵ですが、この機知が面白味があって気に入っています。

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