今朝がたの冷え込みにハナミズキの葉も大分紅葉しました。精彩をなくしながらもまだ真っ白い夕顔が咲いています。
涼風が吹くと焼酎のお湯割がほしくなります。夫にはそのおいしさが未だに分からないらしく、これからの時期の食卓には2種類のアルコールが・・・となったりします。
お湯割りに目覚めたのは、鹿児島旅行のとき。姑と私の両親を連れての旅で、私は添乗員。知覧での食事で父がお湯割を注文しました。そのときにちょっと飲ませてもらったのがあまりにおいしくて、焼酎のおいしさに目覚めたまさに私のエポックメイキングでした。
お湯割りにちょうどいい肴が、常備菜に作った牛肉のしぐれ煮。作り方のコツをテレビで見ていたので、いつもよりたくさん新しょうがを使いました。
150g~200gの牛肉、こぶし大の新しょうがの千切り、40~50mlのしょうゆ、大さじ4~5の砂糖を弱火で20分ぐらい、時々かき混ぜながら汁気がなくなるまで煮ます。野菜感覚のたっぷりのしょうがもおいしく、いつもより極上のしぐれ煮が出来ました。肴にもいいけど、これなら白いご飯に乗っけて食べたほうがもっとおいしそうです。
涼風は容赦なく食を求めさせ、グリルで気長に石焼芋を。まだまだサツマイモのおいしさがでていないのか、甘みが少なく食べ残してしまいました。捨てる気はしないし、こんなときはどんなにしてでも食べないと。
そこで作ったのがスィートポテト。すり鉢でつぶして卵黄と砂糖と牛乳を加えて形作り、卵黄をたっぷり塗って焼くだけ。あっという間にスィートポテトの出来上がりです。旅のガイドさんが言ったけど、芋、栗、カボチャは女の好物だとか・・・。