新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

マコモダケ

2011年10月17日 | 食・レシピ

Cimg7420愛嬌があるのがドコモダケなら、写真は奇妙な形のマコモダケです。私がこの名前を知ったのはパパハポンさんのブログでした。

「マコモ」の名には子供の頃のかすかな記憶があり、確か川原にあるすすきのような草だと思います。その細長い葉っぱを編んで何かを作ると言う記憶ですが、そのマコモとマコモダケがどう関係があるのか・・・。イメージがなかなかわきませんでした。

パパハポンさんのブログでは台湾で食べていた食材と書いてあり、調べてみると『マコモの若い茎が肥大化した部分がマコモダケ』とのことで、やっぱり記憶のマコモと同じものだとわかりました。

Cimg7424そのマコモダケを、友人が珍しいものを見つけたからといって、わざわざ届けてくれました。

ピーラーで皮を剥き、短冊にして油でさっと炒め、塩・胡椒・だし醤油で味付けし、煎りゴマをふりさっぱりとした味に仕上げます。タケノコのような歯ごたえがあり、ほんのり甘みのある味です。

食物繊維が多く低カロリーで、今が旬の気になる食材です。収穫時期はそんなには長くなかったような気がします。

中国では高級食材として用いられているそうで、最近日本でも食材として栽培されるようになったそうです。一部のスーパーやデパ地下で見かけましたが、まだあまり出回っていないようです。

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上記の「マコモダケのきんぴら風」の残りものが冷蔵庫に入っています。少し目先を変えた味をと思い「マヨネーズ+わさび」で和えてみました。ばっちりです。マコモダケは淡白な味なので少しコクのある和え物はメリハリの利いたおいしさになりました。

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ダネル弦楽四重奏団

2011年10月11日 | 音楽

10048882_2福岡黒田家の古文書解読のサークルが予定通りに終わったら行けるかも…と目星をつけていたコンサート。歩きながら携帯で空席の有無を確かめるとOKです。そのまま家に帰らずに直行しました。

何しろ、音が固まりでドーンと覆いかぶさるフルオーケストラでなく、気軽な弦楽四重奏のアフタヌーンコンサートというところが魅力です。「今晩はオーケストラのコンサートです」とかしこまらなくても、何かのついでに立ち寄れる・・・。こんな昼間の憩いのコンサートがとてもしっくりくるのです。

演目はヴァインベルク(はじめて聴きました)、シューベルト、ラヴェルの弦楽四重奏曲。

第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ビオラ、チェロの溶け合った美しいいメロディが、すんなりと心に入って心地よいコンサートでした。

アンコールがドヴォルザーク「アメリカ」の第4楽章。「これを今のアメリカに届けたい!」と思うほどの吐き出されるような活気です。オバマさんに届いたかな~。

母の入院先に通い続けたこの8か月、それはまだ進行形ですが、久しぶりに心地よい時間を過ごしました。

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綿の実と渋皮煮

2011年10月01日 | くらし

母の入院で過ぎたこの8か月。昨秋に植え込んだ苗や球根は見事な春を演出してくれましたが、春植えの園芸はさみしいものでした。見上げるほどに茂るはずだった緑のカーテンも、エコの呼び声からは遠くレース状。それでもゴーヤの実の収穫は100本はありましたが。

そんな中、ちょっと変わった花が咲きました。綿の花です。夏の暑さにも負けず涼しげな花で、9月半ばには青い実がはじけて中からまさに綿がでてきました。この綿の中に種が入っており、なかなか興趣のある花です。

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毎年の我が家の秋のパフォーマンス、渋皮煮作りです。今年の栗は価格は高めですが、それだけに大きくてしっかりとした実です。毎年、渋皮煮だのマロングラッセだのと気持ちも体も忙しく働いていましたが、例外の今年はシンプルに渋皮煮のみ3キロ。専用はさみ「くりくり坊主」を使って鬼皮をむくのは夫の仕事に定着してきました。剥き方が私より丁寧だから、渋皮の破れも少なく上出来の渋皮煮です。ひんやりした空気のもと、お抹茶といっしょに頂くひととき。やっぱり秋はいいです。

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