朝7時半にホテルを出発してド・ゴール空港へ。帰路につきました。前日にフロントに頼んでいたエアシティーサービスのスーパーシャトルが依頼時間きっちりにやってきて、感激の料金は二人で35€+チップ5€、予算の3分の1で済みました。ホテルの設備は納得いかないものでしたが、フロントの笑顔の対応がよかったのが救い・・・。
セキュリティーチェックに手間取るので、空港には出発の3時間前に到着しておくようにと旅行社からしっかり言われていました。朝食抜きで出発したので、待合室のカウンターで最後のおいしいパンを!
空港のトイレ。ここに来るとトイレも清潔なのでホッとします。手洗いの蛇口の下は真平・・・。水はどこに流れるの?大丈夫?と思って横の婦人をちらり・・・。大丈夫です。真平らには違いないけど奥に向かってかすかに傾斜しています。田舎者はあわてました~。
ド・ゴール空港ターミナル2、ホールFでの日本人の親子4人。娘二人とパパはマンガに夢中、ママは読書。フランス在住の家族でしょうか、4人の真剣なそのまなざしがちょっと微笑ましかったので撮ってみました。フランスは日本漫画の消費大国になっているとか。 今度のパリ旅でぜひ食べたかったものの中にオムレツがあります。前回の旅の最終日に食べたオムレツのおいしさが忘れられず、もう一度あのオムレツを!
そこで、前回と同じお店に行ったのですが、経営者が変わっていたようで、ふわふわトロトロの真っ黄色のオムレツではなく、焦げ目の付いたありふれた焼き方のオムレツに愕然としました。この後、別のお店でも確かめましたがやっぱりダメでした。
帰国後わかったのが、あのカフェ・ド・フロールの隣のレ・ドゥー・マゴにはふわとろオムレツがあるという写真が出ていました。気づかずに残念!(写真はネットからお借りしました) 今、家の台所で、ふわとろオムレツに挑戦しているところです。
左はフランスSNCFのHPから拝借、パリ・ガレ・リヨン駅の写真です。
フランスの新幹線で驚いたのが、新幹線と在来線がターミナル駅では同じ線路を使っていること!だから在来線の車両と新幹線の車両がごちゃ混ぜに並ぶのです。郊外に出ればスピードを出すための専用線路があるようですが。
だからフランスのTGVは他の国にも直通運転ができるのです。もっともターミナル駅での乗車が複雑なのもそこに起因しているようですが。
新幹線・在来線の線路が同じというのは、日本みたいな新幹線の為の用地確保の大変さから解放されることでしょう。
フランスと言えば何でもお洒落、センスがいいと思うのは間違い。あるフランス人のブログで「日本の新幹線の普通車両は、フランスのTGVの1等車両に値する」と書いてあるそうです。座席の手入れの良さ、車内の清潔さ、トイレなど日本の新幹線の方が格上というのは私も感じました。日本はメンテナンスに気を配っています。
ターミナル駅のホーム内の線路の汚さには目を背けたくなるほど。線路の端のまさに帯状に敷き詰めたような煙草の吸殻に目を見張りました。線路の上には何やら異物も・・・。日本では考えられないような光景に愕然としました。
団体ツアーでは、きれいなところばかり連れて行ってくれますが、個人旅行ではこういうところも、目をそむけずにしっかり見てきました!日本の清潔さ、こぎれいさはゆるぎないものです。
日本を出ると、どこへいっても苦労するのがトイレ。
有料トイレを見つけるとまずは「行っておく」こと。数度の旅行でしっかり学習しました。大体0.5~0.7€。いつも財布にはコインを確保しておきます。
ルーブル美術館の地下カルーゼル・デュ・ルーブルには高級トイレ2€(280円)があり夫が試してみました。日本人ならあまり感動するほどのものではないようです。フランス人には日本のトイレの清潔さは感動ものらしいですよ。
写真は有料トイレで一番きれいだったパリ・ガレ・リヨン駅のトイレ、0.6€。こんな快適なトイレは私の経験では新設の駅ぐらいしかありませんでした。しかし、大きな駅なのにトイレ全体は狭くて扉の数もたった4個ほど。このトイレ事情でフランス人は事足りるのかしら・・・と不思議なくらいです。ちなみにウォッシュレットはほとんど見かけませんでした。
10日間の足をサポートしてくれたものがこの靴です。旧市街の石畳に足が耐えられるものとして店員さんが勧めてくれたものです。ヒールの高さ6センチ、つま先の厚さ2、5センチ。マジックテープで足首をしっかり固定できるところが安全につながった気がします。これまで晩秋の旅行が多く寒さも防ぐブーツが一番楽でしたが、今回は夏場、これにして本当に快適でした。アドバイスに感謝しています。
ネームカード。タクシーに乗るときにちょっとした発音の違いで通じないことがあります。夫が事前に作ったカードが役に立ちました。
備えがあったので憂いはありませんでした。
パリからアムステルダムのスキポール空港へ。そこで福岡への直行便に乗り換えてヨーロッパを離れました。