今日は、朝から最高の天候でしたのでＨα太陽望遠鏡の比較チェックをしてみました。両サイドは既製品のＰＳＴ、SMII60です。中央は、たぶん誰もこの組み合わせでは使ったことがないと考える最高の組み合わせです。Ｂａｂｙ－ＱにSMII60フィルターを取り付けてあります。まだアダプターを作っていないので仮付けではあります。アイピースはペンタックスになっていますが、実際にはExplore Scientific社のＥＳ－１１ｍｍ８２度を使っています。低倍率ではそれぞれ見え方は近似していますが・・・、倍率を上げてくるとプロミネンスの見え方などが違ってきます。
SMII60望遠鏡もかなり均衡しているのですが・・・、細かいプロミネンスのディティールを見ていくと僅かにＦＳＱ－８５ＥＤがクリアーな印象です。光学系によるものなのか・・・、相性的なものなのか・・・については分かりません。いずれにせよ、Baby-Q＋SMII60の太陽面は素晴らしいです。予想はしておりましたが、ここまでだと他の方にも見ていただきたいので、何処かの星祭りに参上するかもしれません。この組み合わせを見たら声を掛けて覗いてみてください。
ここ最近の太陽面を見ていると、大変活発です。プロミネンスが太陽の全周囲に出ていたり、地球を飲み込むような巨大なものも出ています。今日も大きなものが出ていますので、お持ちの方は観測してみてください。たぶんこれからもっと活発になってくるでしょう。来年の金環もそうですが、ケアンズは太陽活動極大期直前の皆既日食ですので、素晴らしいコロナが見れるでしょう。私の場合は、マイレージを使うので今年の１２月以降から航空券の予約が可能になります。マイルを持っている方はお早めに手配されたほうがいいでしょう。
海外へ行きたいが個人では初めてで、どうすればいいか教えて欲しいという方は当方へご相談ください。私なりにアドバイスいたします。いずれにせよ、ケアンズ日食は８１年のハワイ・メキシコ日食以上の数字になるはずです。できるだけ早いうちに準備をしておくといいでしょう。
