さきほどまで屋外で実際に使ってみてましたが、驚くほど簡単であっという間にアライメントが終わってしまいました。操作は簡単で、電源ONにして、ALIGNを押せば後は全自動でアライメントが始まります。ホームポジションなどの設定は不要ですが、水平だしはきっちり行ったほうがいいです。
3箇所の領域を撮影しながら星空の位置等を内臓されているCCDカメラで確認しながら修正をしていきます。全天晴れていれば3分ほどでアライメントが終了します。3回行いましたが、2回はほとんど同じ時間で終わりました。最後だけは雲が50%ほど出ていたのでアライメントが出来ずに終わってしまいました。
自動導入の精度は、MAK90に32mmアイピースを使っていましたが、やや端よりに入っていましたのでほぼ合格点でしょう。2度のアライメントアフターで確認しましたが、いずれも同じような位置に導入されていました。たぶん水平だしをきちんとやればもう少し良くなるかもしれません。精度的にはETX-LSよりはやや落ちる感じです。価格が価格なので致し方ありません。
もう少し価格が安くて大きめな鏡筒が載っていれば購入してもいいかと思いましたが、マニュアル機能がほとんど無いに等しいプログラムなので簡単のように思えますが、逆にアライメントで行き詰ってしまいそうです。明日、セレストロンが来るのでいろいろ質問をぶつけてみようと思います。
夜間にブースの状態を見ましたが・・・、ざっと見て去年の2倍のブース数です。そのブースのほとんどが天文写真関係のメーカーですので、日本の胎内などの星まつりより内容的に充実しているでしょう。日本のは、焼き鳥屋や食べ物屋などの天文とは関係のないブースが半分以上占めているので、イベントとしては規模が小さいものの、内容的には遥かに大きい天文イベントです。正直なところ、光学機材のあるところで煙をもうもうと上げて食べ物屋をやっているのには閉口しています。米国でこの話をすると皆驚いています。まあ、この辺はお国柄なんでしょう。