仕入れてから初めて部屋で電源を入れて動かしてみましたが、予想通りというか、WiFiが繋がりません。この種の機材はいつもそうですが、一発で繋がった事がありません。繋がらない場合は、あ〜して、こ〜してとか書いてありますが、それでも全然ダメなのですが、何度も限りなくやっていると、突然思い出したように繋がります。しかし不思議な事に、一度繋がると次からは一発で繋がるようになるのは、他のスカイウォッチャーの機材では同じです。
とりあえず接続さえできれば、外での観測では自動導入も問題なくできているので、心配は要らないのですが、今回は突然に厳しい使い方というか、その能力をマックスで使うやり方なので、ちょっと心配だったのでその搭載を想定して動かしてみました。
動作は特に問題なかったですが、鏡筒とのバランスが良くないと、クランプを締めていてもスリップして回転しないような事がありましたが、バランスをきちんと直してから動かしてみたら問題なく動いてくれました。そもそもクランプのきき方があまいようで、本体側に負荷をかけないという意味で多少はスリップするように設計されているのかもしれません。とりあえずこの状態できちんと動いてくれているので、鏡筒が双眼鏡に入れ替わっても問題なく動いてくれるでしょう。現状、この状態で左右の機材総重量が6kg近いので、ほぼマックスの搭載で使っています。ビクセンのポラリエもそうでしたが、初期の頃の搭載重量は2kgでしたが、今は6kgに訂正しているくらいなので、この架台も同様と考えると、10kg程度でも大丈夫かもしれません。ただその場合でもバランスの取り方次第で変わるので、可能な限り駆動軸には負荷をかけない使い方が必要です。
まぁ、そうは言ってもAZ-GTiXで電視観望の基本セットを考えた場合には、10万円でお釣りがくる程度で揃うので、これから始めたい方々にはかなりお得かもしれません。
ところで、スカイウォッチャー繋がりでお知らせがありますが、今月中に当店に展示機として同社のAZ-EQ8R赤道儀が入ります。長野県にお住いの方で実機を実際に見たい方には、好都合かと思います。店舗として展示しているのはシュミットさんなどのサイトロンジャパンの営業所だけでしか展示されていないので、そういう意味では貴重な一台です。できれば展示だけでなく、実際に動かして使ってもらいたいので、庭に設置してもいいのですが、そのスペースが無いのでどうするか悩んでいるところです。何れにせよ、また来たらお知らせします。