以前からGレーザーを極軸合わせに使えないかと考えていたところ・・・、星まつりで自作で作って販売されていた方がおられました。そうこうしているうちに、先日も紹介したASA社の赤道儀もGレーザーを内臓しており、それでおおまかな極軸合わせを行った後に、8ポイントスターアライメントにより精度の高い極軸合わせをすることができているそうです。それにより20分以上にも及ぶノータッチガイドを実現しています。とは、言ってもこれは8000ドル以上の赤道儀のことです。
私が新たに製作したいと考えているのは、極軸望遠鏡を内臓していないポータブル赤道儀のことで、これに使うことで極望を使わずに割合正確な極軸合わせができるようになり、大変楽になることです。とりあえず、今回の渡米で再度購入した「Astro Trac AG」用を製作し、その後に「Toast Pro」、「CD-1」用などを製作していきたいと思っています。今話題の「MusicBox EQ」用も作ってみたいですが、これの場合は極望用の2穴を少し広げて、そこにGレーザーを差し込んで使用するのがいいでしょう。これについては、ご自分でボール盤などを持っていればできるでしょうからやってみられたらいいでしょう。暗いさなかであの2穴に北極星を導入するのは結構面倒なものです。
とりあえず帰国したらデザインして製作してみて、良かったらブログにアップします。安価にできるものでしたら、多くの方にご提供ができれば・・・と思いますが、作ってみないとわかりませんし、Gレーザー自体にある程度のコストがかかりますので数千円などではできないでしょうから、やはりある程度以上の価格で売られているポータブル赤道儀でないと買う気にはならないでしょう。良いものができてご要望があれば、もちろん製作をお受けいたします。