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エルドアンが 変えたトルコ

エルドアンが 変えたトルコ 長期政権の力学
トルコ大地震――与野党の復興選挙

トルコ南東部のガズィアンテップ県内およびカフラマンマラシュ県内を震源とする、それぞれマグニチ ュード七・八と七・五の連続した二つの地震では、国内での犠牲者は四万五〇〇〇人、負傷者は一一万五〇 〇〇人に達した。 これはトルコ共和国が一九二三年に成立してから起きた地震のなかで最大の被害である。 隣国シリアでも犠牲者は八〇〇〇人、負傷者は一万五〇〇〇人と報告されている。
たしかに、今回の地震の規模はこれまでになく大きい。国内の被災地は一〇県に及ぶ。 トルコ企業財界連 合の試算では、その復興費用はトルコのGDPの一〇分の一に相当する八四〇億ドルに達するという。

今回の地震の規模が非常に大きかったとはいえ、被災地や社会メディア(SNS)では政権への批判が噴 出した。政権に対する最大の批判は、地震発生から二日ものあいだ人命救助がおこなわれなかったことであ る。また、民間による救済活動も、政府機関である災害緊急事態管理局(AFAD)の許可待ちを続けさせ られ、そのAFADも大統領の指示待ちとなっていた。

現体制ではそもそも大統領に絶対的な権限がある。 初動の遅れの批判に反論したアカル国防相は、地震三〇分後に国軍が救助活動準備を完了し、一時間後に大統領に状況報告をおこなったと述べた。これは、大統領が国軍派遣の判断を下さなかったという証言でもある。大統領の指示が遅れた理由については、閣僚たちが震災対応策を大統領に提示すると、大統領の許可なしに会議を招集したために叱責された、との情報も漏れ伝わった。

政権が情報統制により批判を防ぐことは難しかった。二月八日に初めて被災地を訪れたエルドアンは被災者に対して、「これは(アッラーの神が定めた) 運命の計画のなかにあるものだ」と述べたが、二一日の被災地再訪問の際には、「地震に冬の厳しい条件も加わり、震災後最初の数日には(対応に不足や支障があ ったことは知っている)と、厳しい世論に配慮せざるをえなかった。

AKP政権は、これまでも公共インフラ・プロジェクトを特定の建築請負業者に競争入札や監査なしに任 せ、それが長期停電、炭鉱火災、列車衝突事故、山火事延焼などにつながった。今回の地震の被災地でも、 これらの企業により建設された空港、住宅や政府施設の多くが崩壊した。

だが、違法建築は親政権企業だけがおこなっているわけではない。環境都市省の二〇一八年の資料によると、トルコの建築の半数以上が建築法に違反している。建築法が違法建築を抑止できない大きな理由は、建築恩赦法が頻繁に出されるために、法を遵守しないほうが得であるという認識が広がったことである。

建築恩赦法は一九八三年から二〇〇一年までの一八年間に六つ、AK政権下の二〇〇二年から二〇二二年までの二〇年間に八つ成立した。もともと建築恩赦法は、農村からの国内移民が都市周縁の公有地を不法古拠して建てた住宅を対象にしていたが、その後、建築法令に違反した集合住宅やホテルも対象になった。

建築恩赦法の対象者は当初は自宅所有者だったが、その後は建設業者や賃貸物件所有者が多くなった。そのため、違法建築と知らずに入居や滞在して被災することが、今回の地震でも多く見られた。その一方で、建築恩赦法を批判してきたのは都市計画や建築工学の専門家に限られていた。

野党も建築恩赦法には賛成してきたし、安価な違法建築住宅に住む市民のあいだにも同法への期待は常にあった。前述の建築恩赦法のすべてが、総選挙または統一地方選挙の前後一年のあいだに成立したことも意 味深い、それらには有権者に向けられた、一票の「お願い」と「お礼」が込められている。違法建築容認の 責任は政権のみにあるわけではない、

エルドアンが主催したAKP中央執行委員会は、災害後に経済の悪化が進むことを懸念し、選挙を遅くとも 6月18日に実施する方向を固めた(その後、エルドアンは3月1日、選挙 5月月一四日に実施すると宣言した)。

ところで、今回の地震はエルドアンの支持基盤の地域で起きた。直近二〇一八年総選挙での政権与党 (AKPとMHP)の得票率は全国平均で五三・七%だが、被災一〇県のうち七県では六〇~七〇%台であ る。

そのためエルドアンは、地震の被害をめぐる政権への非難が妥当でないと支持基盤に訴え、そのつなぎ止めに望みを託している。政権への非難をそらす手法として、彼は責任転嫁と争点ずらしを用いている。

まず、責任転嫁では、住宅倒壊の直接の責任者を捕まえて、違法建築容認という政権の責任を回避することである。ボズダー司法相は、被災一〇県で「地震関連犯罪調査局」の設置を宣言、また建設業者や監査業 者など二〇〇人近くが逮捕拘束されたと述べた。

つぎに、争点ずらしでは、世論の批判が集中している救助活動の遅れではなく、復興対策に注目させることである。遅くとも四ヶ月後に実施される選挙であれば、復興の実現がなくてもその希望を売ることができ る。エルドアンは二月九日、被災者へ五〇〇ドル相当の現金支給、一年以内の二〇万戸の住宅建設を約束し た。二二日には、被災地域での従業員解雇を三ヶ月間禁止するとともに雇用者の費用軽減策を打ち出した。 エルドアンは政権に近い五大建設企業に復興支援のための献金を約束させるとともに復興事業を先導する ことを求めた。 親政権企業としては、復興事業に全面的に関与して現政権を支えることは自己の利益につながる。

選挙はこれまで野党により、強権政治を終わらせるための体制変革選挙」と位置づけられてきた。エル ドアンはそれを「復興選挙」に変えた。早期復興が現政権の再任にかかっていると主張することで、被災地の与党支持者をつなぎ止めることに賭けた。

はたして地震二週間以降におこなわれた五社のアンケート調査結果では、AKPの支持率は前月比で平均して一ポイント程度の低下にとどまった。他方、六野党協力は大統領統一候補を決められず、復興対策について明確なメッセージを打ち出せなかった。

しかも三月三日、六野党のうち世論支持率が二番目の善良党 (ivi) のアクシェネル党首が候補決定をめぐり同協力からの離脱を表明し、野党陣営は分裂の危機に至った。エルドアン曰く、「われわれは人命を重視するが、野党は党利を重視する」。野党はエルドアンを救命したかに見えた。

しかし六野党協力は三日間で不和を解消し、クルチダロール共和人民党(CHP)党首擁立で合意した。 その鍵は、世論調査で人気第一位と第二位のアンカラ市長とイスタンブル市長を選挙後に副大統領に任命するという取り極めだった。

これは「クルチダロールでは選挙に勝てない」とのiyの懸念への対応だった。だが、結果として、野党のドリーム・チーム結成となった。また、民族融和的なクルチダロールが大統領候補となったことで、クルド政党の支持を得られる可能性も高まった。もしこのチームが政権を取れたのなら、真価は、その震災復興策でまず問われただろう。

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1.1.1 存在と無:存在と無から私のすべてが始まった 存在を問いていたが 答えであった
存在と無が混在:何もない世界 あるのは瞬間 あるは希望 ないをめざす
存在は答え:存在は不思議 存在から考える 全ては私のためにある 全てを無視できる 
無は問える:死すべきもの 何でもできる 行動はしない どこでも行ける
存在は問えない:存在は存在 他者に求めない 真理は内にある 多くの真理がある
1.1.2 孤立と孤独:この世界に放り込まれた 絶対孤独でただひとり 他者はいないから承認は求めない
放り込まれた:生まれてきた 存在感がない 生きていくしかない 安易に言わない
絶対的孤独:存在しなくなる 狭い世界に生きる 死しか見えない 宇宙空間に浮遊
他者はいない:他者の存在 誰もいない 存在を感じない 社会は他者の世界
孤立を楽しむ:承認を求めない 自分を律する 本当の自由を得る 孤立死は当たり前
1.1.3 問いと答え:数学は答えのない問いができる 数学から生きる目的を探ってきた
数学に無を問う:風呂場で叫ぶ 数学科に行こう! 大学がない環境 哲学という選択肢
不変から全てをつくる:インバリアント 真理そのもの 超経由での思考 存在のなぞ
問いを発する:数学は無を表現する 答えは必要としない 不変からの論理 全体を空間配置
答えを探るプロセス:20代・30代は数学 40代・50代は社会学 60代・70代は歴史学 預言の書とす
1.1.4 数学は問える:数学は無から全体を作ることができる 真理があるとするとそれは数学にある
数学は問う:考えるだけ 数学者にはなれない 今の数学は無意味 新たな数学を作ろう
本質を見ていく:点からトポロジー 真理は単純なもの 真理は数学にある 本質へのアプローチ
無から全体を作る:全体を創造する楽しみ 変化の先にある 多様体で表現 近傍の考え
未来が見える:トポロジー思考 変化の先に未来 連続性と不変性 今が未来かも
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