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豊田市図書館の22冊

豊田市図書館の22冊

 010.21『現代日本の図書館構想』戦後改革とその展開

 007.3『複素数「解」の時代

 162『宗教は世界を救えるか』五大宗教の光と影

 699.21『その時ラジオは』太平洋戦争下

 781.4『「ラジオ体操」でからだが若返る!』大人のためのかんたん健康法 腰痛、肩、首こり、息切れ、倦怠感、肥満などがすっきり解消!

 010.2『図書・図書館史』此処に無知終わり、「知」始まる

 410.4『数学ガールの秘密ノート』式とグラフ

 302.27『イスラーム基本練習帳』

 361.4『社会心理学講義』<閉ざされた社会>と<開かれた社会>

 338.92『イスラム圏でビジネスを成功させる47の流儀』

 481.71『群れは意識をもつ』個の自由と集団の秩序

 454.9『地形図を読む技術』地形図でこんなことまでわかるんです! すべての国土を正確に描いた基本図を活用する極意

 391.1『戦争社会学の構想』[制度・体験・メディア]

 443.9『隠れていた宇宙 上』

 443.9『隠れていた宇宙 下』

 232.8『古代末期』--ローマ世界の変容

 104『哲学の道場』

 134.4『対話 ヘーゲル『大論理学』--存在の旅へ

 312.53『アメリカの政治』

 930.27『書くことについて』

 335.21『図解 業界地図が一目でわかる本』最新2014年版 激変する日本企業の勢力地図から海外との提携地図まで!

 335.21『帝国データバンクのパッとわかる業界地図』最新2014年版

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人々の悩みをICTで解消するために

『地域情報化で地域経済を再生する』より 地域再生のグランドデザインを描く

情報化社会が進むことにより生活や仕事の仕方は便利になったが、一方では地域格差が拡大してきている。この地域格差を地域の個性として活かせる場合はよいが、そうでない場合には地域経済は衰退し、若者が地域から出て行く。本ぴでは情報化社会の中で新しい動きを捉え、地域再生のための方法を見付け川したい。

人はそれぞれ異なった生活環境や経済環境で生まれ育っている。この環境の違いがよい方に活かされればよいが、必ずしもそうではない場合もある。身近に接している環境の少しの違いや不確実な情報によって、その人の人生を大きく変えてしまう場合がある。

情報化社会である現代社会では、多くの情報がインターネットなどで発信されており、その情報の発信源となっている大都市に多くの人々が集まり、そこに住む人々が増加している。いわゆる東京、大阪、名古屋への人口の集中現象である。一方では、山や海などの自然の中で育ち、そこで生活している人々は少なくなりつつあり、過疎化が進んでいる。このような人々の動きにも情報が影響している。

ところが視点を変えて情報化社会の動きをよく見ると、自然景観には恵まれているが都市から離れていて経済環境には恵まれず条件不利地域といわれてきた地域においてもICTビジネスが可能になってきた。条件不利地域ではすでに若い人たちが働いており、このような取り組みはICTの普及により全国で増えてきている。

大都市、地方都市、農山漁村にはそれぞれの良さがあり、また多少の不平等はやむをえない。しかし、生活が維持できないくらいの大きな不平等が続いている場合は問題である。

例えば、若者が魅力を感じる就業の場が少ない地方から多くの若者が出て行く。この結果、高齢化と過疎化が進み地域社会が維持できないという深刻な問題が発生している。また高齢者が安心して生活するためには医療機関が近くに必要だが、交通の便が悪くて高齢者には通院が難しい地域も多い。このような不平等な社会や経済環境を改善する手段の一つが情報通信技術(ICT:Information and Communications Technology)の役割である。

これらの社会的な格差や経済的な格差のみでなく、突然に発生した自然災害の復旧活動においてもICTは重要な役割を担っている。 1995年1月に発生した阪神・淡路大震災, 2011年3月の東日本大震災と東京電力・福島第一原子力発電所の事故などにより生活環境と経済基盤が突然に崩壊し、その後の生活や地域経済に大きな被害を与えた(1)。一瞬のうちに崩壊した生活環境や経済基盤は緊急に修復することが必要である。その中でも水や電気などと同様にICT基盤も重要なライフラインとして修復は不可欠である。

このような物理的な環境の格差のみでなく、人はそれぞれ個人的にも不利な要因を抱えているであろう。この不利な環境や要因を少しでも改善したいという欲求は誰もが持っている。改善するためにICTは有効な手段として役立つ。しかし、直面している課題も多く、一つひとつ解決していくことが求められている。本書はこの視点から分析したものである。
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哲学の読書案内

『まんが哲学入門』読書案内 つづき

 (4)本書の内容と密接に関連するちょっと難しい哲学書

  時間

   ☆アリストテレス『自然学』(『アリストテレス全集6』岩波書店)1988/03 131.4

   ☆アウグスティヌス『告白録』(教文館など)2007/07 132.1/132.1

   ☆カント『純粋理性批判』(光文社古典新訳文庫、作品社など)2001/07 134.2/134.2

   ☆ベルクソン『時間と自由』(岩波文庫など)2009/01 135.4/135.4

   ☆フッサール『内的時間意識の現象学』(みすず書房)1967/00 134

   ☆道元『正法眼蔵』(河出文庫など)1996/06 188.84/188.84

   ☆西田幾多郎『絶対矛盾的自己同一』(『西田幾多郎哲学論集Ⅲ』岩波文庫)1998/04 121.63/121.6

   ☆ハイデッガー『存在と時間』(ちくま学芸文庫、岩波文庫など)2013/04 134.96/134.9

   ☆入不二基義『時間は実在するか』(講談社現代新書)2002.12 112

   ☆内井惣七『空間の謎・時間の謎』(中公新書)2006.1 421

  存在

   ☆アリストテレス『形而上学』(岩波文庫)1994/03 131.4/131.4

   ☆バークリ『人知原理論』(岩波文庫)1958.4 

   ☆パスカル『パンセ』(講談社文庫など)2001/09 135.25/135.2

   ☆ライプニッツ『ライプニッツ著作集8、9』(工作會)1990/12 134.1

   ☆ハイデッガー『哲学への寄与論稿』『ハイデッガー全集第65巻』創文社)2005/06 134.96/134.9

   ☆西田幾多郎『場所』(『西田幾多郎哲学論集I』岩波文庫)1987/11 121.6

   ☆九鬼周造『偶然性の問題』(岩波文庫)2012/11 112/112

   ☆三浦俊彦『可能世界の哲学』(NHKプックス)2012/11 112/112

   ☆ルイス『反事実的条件法』(勁草書房)2007.12 116.3

   ☆ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(岩波文庫)2003/08 134.97/134.9

   ☆ウィトゲンシュタイン『哲学探究』(『ウィトゲンシュタイン全集8』大像館書店、『「哲学的探求」読解』産業図書)2011.6 134.97

   ☆永井均『なぜ意識は実在しないのか』(岩波書店)2007.11 114.2

   ☆大森荘蔵『物と心』(東京大学出版会)1999/03 108/108

   ☆パーフィット『理由と人格』(勁草書房)1998.6 151.4

   ☆ブーバー『我と汝』(岩波文庫など)1979/01 134.99

   ☆フッサール『デカルト的省察』(岩波文庫)2001/02 134.95/134.9

   ☆ライプニッツ『モナドロジー』(中公クラシックス所収)2005/01 134.1/134.1

   ☆レヴィナス『全体性と無限』(岩波文庫など)2005/11 135.5/135.5

   ☆鈴木大拙『日本的霊性』(岩波文庫など)2008/03 181/181

  生命

   ☆アリストテレス『ニコマコス倫理学』(京都大学学術出版会など)2012/01 131.4/131.4

   ☆ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』(中公クラシックスなど)2004/08 134.6/134.6

   ☆ニーチエ『ツァラトウストラ』(ちくま学芸文庫など)2010/11 134.94/134.9

   ☆フランクル『夜と霧』(みすず書房)1985/01 946/946

   ☆内村鑑三『後世への最大遺物』(岩波文庫所収)1983/06 198.994/198.994

   ☆田辺元『懺悔道としての哲学』(岩波文庫)1993/06 121.6

   ☆田中美津『いのちの女たちへ』(パンドラ)2004/11 367.1/367.2

   ☆アレント『人間の条件』(ちくま学芸文庫)1994/10 114/114

   ☆加藤秀-『〈個〉からはじめる生命論』(NHKプックス)2007.9 490.15

   ☆ベルクソン『創造的進化』(ちくま学芸文庫など)/ヨーナス『生命の哲学』(法政大学出版局)/マトゥラーナ&ヴァレラ『オートポイエーシス』(国文社)/ネス『ディープ・エコロジーとは何か』(文化書房博文社、絶版)2001/10 135.4
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