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プルとプッシュとケータイ

ネットワーク会社とケータイの進め方のミーティングを行いました。と言っても、彼らはノーアイデアであったので、今の感想を一方的に述べました。

一つはプルからプッシュに変えていかないといけない。その時に、ケータイは非常に有用なビジネスツールになるということです。固定のパソコンだけでは、必要な時に、必要な情報が届かない。かといって、別個のものではいけない。サファイアネットワークの中にケータイを入れ込む必要がある。

二つ目には、プッシュするために個人を認証する必要があるということです。個人が勝手に参画するインターネットの世界と異なり。インフラの世界では管理者が行わないといけない。これは手間ひまのかかる仕事です。幸い、ポータルで、その土台を作り上げています。それを活かしていけばいいです。

3つ目はケータイに出すのは、ポータルコンテンツだけではなく、メールもそのターゲットにしていくということです。そのメールは地上で行っているものを根底から変えることにではなく、そのインフラをうまく活用していくものでないといけない。インフラというのは、そう変わるものでないので、別の仕組みでいいとこ取りするやり方が最適です。

この三つに関しては、パートナーは確定していないが、私の中のイメージを固めて行きます。そのために、アナログの道具を準備しています。それはホワイトボードです。ペンとイレーザーは無印で買ってあるので、ホワイトボードがあれば、設計できます。そのためにいい場所を見つけたのです。

それは、「Mu-Box室」です。小さめの会議室をMu-Box専用にした部屋です。このビルの中で販売店へのネットが唯一つながっています。ポータルとかライブラリの発信基地になります。その壁面が、ホワイトボードなんです。だから、この部屋で、アナログ手法で設計することにしました。

設計のポイントは「皆に見えないものを見えるようにする」ことです。サファイアネットワークで狙っていることをいかに具体的に説明し、そのために必要なパートナーの資質を明確にするかです。設計の中に、トポロジーの概念を入れ込んでいます。近傍系とか接続とを用いて、販売店全体を多様性を持った空間と規定しています。そのカタチを表していきます。
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