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てらまち・ねっと



 先日の台風のとき、気象予報の関係で、「気象庁」「気象協会」「ウェザーニューズ」の 3つ を比較するブログを出した。
 2009年10月8日ブログ   ⇒ ◆今日は台風/午前5時過ぎ 愛知県知多半島に上陸/本州を串刺しで進む
 
 今、あのときの台風の位置の速報もしくは予報のことで、「気象庁」と「ウェザーニューズ社」がバトルを演じているらしい。

 私は、腰の重い官庁である気象庁より「ウェザーニューズ社」に分があると見る。

 実際、ふだん利用しているのは、私は後者。

 今回、法律に準ずるかたちで「注意」をした気象庁、その10月9日の「注意」はインターネットには見つからないので、2年前の中越地震のときの 「がけ崩れ予測メール」サービス に対しての業務改善命令の要旨を、このブログ末に転載。

 ところで、自主上映会の案内がされているので、転載・紹介。
 具体的なことは、文中に記載の連絡先にお問い合わせ下さい。
未来を考える 自主上映会のお知らせ
2009.10.09 Friday
「番組情報と、わたしの思いと新しい取り組み」に書いた
DVD上映会を以下の通り開催します!

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ぶんぶん通信 no.1 上映会&まなびあい会

来春公開の長編ドキュメンタリー映画
「ミツバチの羽音と地球の回転」。

「ぶんぶん通信」は、その映画制作過程がいち早く届けられるビデオレターです。
(「六ヶ所村ラプソディー」の鎌仲ひとみ監督の作品です)

「持続可能な未来への意志」と題された「ぶんぶん通信 no.1」は、
原発建設に直面する山口県祝島と国民投票によって脱原発の道を選んだスウェーデンが舞台です。

これからのエネルギーをどうするか。
子どもに残していきたいもの、残したくないもの、守るべきものは何か。
今わたしたちが便利さや豊かさを追求するがために
子どもや子孫にどれだけの負の遺産を残して、子どもたちの未来を汚しているか。

それを真剣に考えるときがきています。

原発や電力会社、自治体や国のせいにしていないで、
みんなが自分自身の問題だと理解してそれぞれ努力すれば解決していける問題だと思います。
自分の生活や生き方や選択が、子どもの未来。

緑に囲まれた気持ちのよい森の中で、
マスコミでは届けられない声にいっしょに耳を傾けませんか?

上映会後は、お弁当を食べながら感想や思いを語り合いましょう。

日時:2009年10月21日(水)
 10:00~12:00(9:45 開場)
場所:三の倉市民の里 地球村 体験学習棟
   (岐阜県多治見市三の倉町猪場37)

参加費:800円(上映料・会場費込み。残りはすべて祝島に寄付させていただきます)
定員:30名

申し込み方法:
   前日までにchiho_77@hotmail.comへ以下の内容を添えてメールでお申し込みください。
    ①お名前 ②連絡先(メールアドレス・携帯電話の番号)
    ③お子さんの同伴の有無 ④簡単な自己紹介(当日みなさんでシェアしたいと思います)
   メールをいただいてから3日以内に受付確認の返信をさしあげます。

備考:・お子さん連れ歓迎です。
    お子さんの様子に合わせて森のお散歩に出られるのもいいですね!
   ・定員になり次第受付を終了します。
   ・上関原発建設中止を求める署名簿、海を守る布メッセージを準備します。
   ・コラボ企画も募集します!
   ・興味はあるけど今回は参加できないという方もご連絡ください。
    次回以降、案内のご連絡をさしあげます。

主催:いっぽこいっぽ
   ※今回の上映会のために名前を考えました。
    子どものことを中心に一歩一歩行動しよう!という意味です☆彡

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●業務逸脱?気象庁とウェザーニューズ大バトル
          サンケイ 2009.10.16 17:53
 2年ぶりに日本列島に上陸した台風18号をめぐり、気象情報会社「ウェザーニューズ」(WN、本社・東京)が気象庁と異なる独自の上陸情報を同社のホームページ(HP)上に掲載したことへの波紋が広がっている。気象庁は「予報業務の範囲を逸脱した」としてWN社に口頭指導。WN社は「予報の範囲に入らない」と説明、両者の主張は平行線をたどったままだ。(豊吉広英)

 8日に上陸した台風18号に関し気象庁は同日5時過ぎ、「愛知県の知多半島付近に上陸した」と発表した。しかし、WN社は気象庁に先駆け同日午前4時過ぎ、「三重県志摩市に上陸した」と、携帯電話サイトの登録会員にメールを送ると同時に同社HP上に掲載した。同社はその後も「伊勢湾を通過」「知多半島に再上陸」といった情報を逐次HPに掲載した。

 WN社は「アメダスのデータや有料会員から組織されるウェザーレポーターの情報などを総合的に判断した」と説明している。

 一般向け気象予報業務が自由化されたのは平成7年。ただ気象庁は、緊急性の高い災害現場で無用な混乱を招く可能性があるとして「防災情報は一元化が重要」という立場をとっている。そのため予報業務の許可条件には、「台風の進路等に関する情報は、気象庁の情報の解説の範囲に留める」と記されている。

今回問題視されたのは、独自の上陸情報が「台風の進路等に関する情報」に当たるか否か、という点だ。

 気象庁は「台風の上陸情報や、『今どこに台風がいる』といった実況についても“進路等に関する情報”にあたる」(民間事業振興課)と判断したという。

 同庁の桜井邦雄長官も15日の定例会見で「バタバタした現場で『どっちがほんまやねん』と考えさせるのは無用なロス」と話した。

 一方、WN社の森下良治広報部長は「規制されているのは『台風がどこに向かう可能性がある』といった予報。『どこに上陸した』という解析情報は、一元化が必要な防災情報に当てはまらない」と主張する。

 防災情報の一元化が適用されるのは、マスコミ報道やインターネットのHPなど、不特定多数の目に触れる一般予報のみ。有料で特定の対象に配信する予報などでは予報も含めた独自情報を提供することも可能という。森下部長はこうした状況を踏まえ「情報の選択肢はあったほうがいいのでは」と訴えている。

 気象庁も、どの情報を一元化とするかの判断にグレーゾーンがあることは認めながらも、WN社に説明を続け、理解を求めていく方針という。

 識者はどう考えるのか。

 防災システム研究所の山村武彦所長は「今回はWN社と気象庁の見解の違いがわずかだったが、大きく違うと混乱が生じる。混乱を防ぐためにも気象庁の主張は理解できる」との見方を示している。

 一方、東京女子大の広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)は「台風がどこに上陸したという過去の話では混乱を招きようがないし、権威を持ったところが情報を一元化するという時代でもない。気象庁は縄張り意識を持たず、競争原理が働く状況を作るべきだ」と指摘している。

●台風上陸地「愛知だ」「いや三重」 官民バトル大荒れ(1/2ページ)
     朝日 2009年10月19日17時31分
 日本列島を縦断した台風18号の上陸地点をめぐって、気象庁と民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」の間で論争が繰り広げられている。防災上の混乱を避けたいと台風の進路情報の一元化を迫る気象庁と、分析に自信をみせ、譲る気配のない同社のバトルは収まりそうにない。

 18号は今月8日、強い勢力を保ったまま約2年ぶりに上陸し、東海や関東、東北を縦断した。36都道府県で住宅が壊れたり浸水したりして、127人がけがをし、5人が死亡した。

 気象庁は8日午前5時過ぎ「愛知県知多半島付近に上陸」と発表したが、ウェザーニューズはその約20分前、「同4時ごろ、三重県志摩半島に上陸」と同社が運営する一般向けのインターネットサイトに掲載。この日、サイトの閲覧数は4千万回にのぼった。

 この食い違いを気象庁は見逃さなかった。民間事業者が予報する場合には、気象業務法に基づいて「台風の進路等に関する情報は、気象庁の情報の解説の範囲にとどめる」と条件をつけていることを盾に、さっそく9日付で同社に再発防止を指導した。

 これを受けて、同社は14日夜、インターネットで特別番組を流し、真っ向から反論した。気象庁の発表した18号の進路が、志摩半島を迂回(うかい)したように見えることを「奇跡のカーブ」と皮肉ったうえで、「三重県に上陸したと考える方が自然」などと主張した。同社の気象予報士や森田清輝取締役らも交代で出演し、番組は2時間に及んだ。

 両者とも、気圧や風向きの変化などのデータをもとにして進路を解析している点に変わりはないが、同社がこだわる背景には、昨年から活用している「サポーター」と呼ばれる有料会員からの情報の存在が大きい。現地から天候の情報をメールで寄せてもらい、解析に役立てる。18号でも8日午前4時前後には、「急に風が弱まった」「台風の目に入ったようだ」などの情報が相次いで現地から届き、「志摩半島上陸」と判断したという。

●“その場にいるユーザーからの投稿”に助けられた台風一過
            2009年10月08日 23時23分 更新ふぉーんなハナシ
台風18号が日本列島を縦断した10月8日。台風の進路に位置した地域では交通網に多大な影響があり、通勤・通学に苦労した人も多かったのではないだろうか。台風一過の出勤で一番役立ったのは、“現場からの声”だった。

 10月8日、記録的な勢力の台風18号が日本列島を縦断した。東京都内では、JRの主要各線が朝から運転を見合わせ、私鉄や地下鉄も運休や遅延が発生した。また、平常通り運行していた私鉄や地下鉄も、振替輸送の乗客が殺到して駅から人があふれるなど、交通網は大混乱を来した。運よく仕事や学校を休めた人もいたようだが、すし詰めの電車で死にそうな思いで移動した人も多かったに違いない。

 こうした交通網がマヒした状態で、最も頼りになる情報は、ケータイで投稿し、ケータイで入手する“渦中にいる人の情報”だ。今回の台風で、身を持って体験することができた。

 電車に遅延が発生した場合、たいていは運転士さんや車掌さんが今の状況を知らせてくれるが、車内放送では、自分が乗っている電車や路線の情報はかなり早い段階で分かるものの、ほかの路線や乗り換える予定の電車がどうなっているか、といったことまでは分からない。

 そんなとき、電車に遅延が発生すると知らせてくれるドコモのiコンシェルや、さまざまなコンテンツプロバイダやポータルサイトが提供している運行情報メール配信サービスなどが便利だが、鉄道会社がどれだけ情報を頻繁に更新してくれるかによって、情報の入手性が大きく変わってくる。状況に変化がないと数時間更新されない場合もあって、単に2時間状態が変わらないのか、2時間前と変わっているのに更新されていないのかが分からず、余計不安になったりする。

 さらに、今回の台風のように広範囲に影響を及ぼす自然災害の発生時には、情報を提供しているWebサイトにアクセスが集中するため、メールが届いた後の更新情報が確認できないようなケースも発生する。今朝も、iコンシェルはひっきりなしに運休、運転再開、遅延などの情報を知らせてくれたが、有料会員登録していたコンテンツプロバイダのサイトの1つにはつながらず、JR東日本のケータイサイトにもアクセスできないような状態だった。

 しかし、Twitterとジョルダンライブ!のおかげで、混乱の中でもどの路線がちゃんと動いているかが手に取るように分かり、移動する際にとても助かった。Twitterでは、電車に乗っている人たちが「○○線は止まってる」「○○線が動き出したけどまた止まった」「車内放送で○○といっていた」などとつぶやいてくれたおかげで、鉄道会社の運行情報よりも詳細な状況が把握できた。またジョルダンライブ!でも、ユーザーがケータイから投稿した運行状況が確認でき、どういうルートで移動するのが効率がいいか、という判断ができた。

 運行情報がなかなか更新されなかったり、ケータイサイトやPCのWebサイトがアクセスしにくくなっていたりする中で、混雑や遅延の情報(場合によっては写真付き)が次々と入ってくるTwitterやジョルダンライブ!のような仕組みは、非常に役立ち、重宝する。ウェザーニュースが取り組んでいるゲリラ雷雨防衛隊の例を見るまでもなく、ユーザーが情報を提供する側に回ると、企業や団体だけではとてもできないことが実現できる。

 読者諸氏も、今度こうした交通網のマヒに遭遇したら、自分でもケータイで状況を報告しつつ、ほかの人の情報をうまく集めていってはいかがだろうか。そんなことを思った台風一過だった。

●ウェザーニューズが6日続落・気象庁から注意と報じられる
           サーチナ >【経済ニュース】 V 2009/10/16(金) 11:32
  ウェザーニューズ <4825>が6日続落。
民間気象情報で世界最大手、9月28日引け後に10年5月期第1四半期(09年6-8月)営業利益が3億5300万円(前年同期比43.9%減)だったことから突っ込んだが、本日は、台風18号についてウェザーニューズが独自に上陸地点を発表したとして、気象庁が9日、気象業務法に基づいて同社を注意していたことがわかったと報じられていることから売りが継続。

  ウェザーニューズが株価は10時47分現在1201円(▼69円)。(情報提供:ストックステーション)

●気象庁、ウェザーニューズ社に注意
          2009年10月15日19時33分 読売新聞
 日本列島を縦断して大きな被害をもたらした台風18号について、民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)が独自に上陸地点を発表したとして、気象庁が9日、気象業務法に基づいて同社を注意していたことがわかった。

 同庁は「台風などの防災情報は、混乱を防ぐために一元化しなければならない」としているが、ウェザー社は「利用者のニーズに応えるため、早く発信しようとしただけ」と主張している。

 台風18号は、同庁の発表では8日午前5時頃、愛知県の知多半島に上陸したことになっているが、ウェザー社はこれに先立つ同4時頃、三重県の志摩半島に上陸したとする情報をホームページに掲載している。

 同庁では、「防災情報は気象庁の解説にとどめることを条件に許認可を与えた」としており、同庁の桜井邦雄長官は15日の定例会見で、「台風が今まさに迫っている状態で、複数の情報が出て混乱させるのは望ましくない」としている。これに対し、ウェザー社は「情報を可能な限り早く発信しようとしているだけ」としている。

 ウェザー社は2007年8月、新潟県中越沖地震の被災者向けにがけ崩れの危険性を知らせるメールを配信したことが許認可の範囲外と判断され、同庁から業務改善命令を受けている。

●ウェザーニューズ「業務逸脱していない」と上申書 口頭注意の気象庁に宣戦布告!?
      サンケイ 2009.10.19 19:57
 8日に上陸した台風18号をめぐり、気象庁と異なる独自の上陸情報を自社のホームページなどに掲載した気象情報会社「ウェザーニューズ」(WN、本社・東京)に同庁が「予報業務の範囲を逸脱した」として口頭注意を行った問題で、WN社は19日、「予報業務は逸脱していない」などとする上申書を同庁に提出した。

 上申書では、WN社が発表した「台風18号が志摩半島に上陸した」とする解析内容に技術的な問題はなかったと主張。同庁が「逸脱した」と指摘する「台風の進路等に関する情報は、気象庁の情報の解説の範囲に留める」とする予報業務の許可条件については、予報と観測は異なるとした上で、「台風の(上陸)位置は観測されたデータを中心に解析したもの」「観測に基づいて行う解析は予報業務許可の条件には抵触しない」などと訴えている。

 WN社の森下良治広報部長は「これまで、気象庁の注意はすべて口頭で行われ、それに対するこちら側の回答も口頭で行っていた。今回は文書で見解を示すことで、気象庁の考えを明確に伺いたいと思った」と話している。

 一方、気象庁民間事業振興課は「台風は、予報に限らず上陸情報についても複数の情報が出るのは混乱の元。情報の一元化が望ましいとWN社に伝えた」と説明。29日に同庁で行われるWN社をはじめとした予報業務許可業者対象の講習会で、改めて見解を明らかにするとしている

予報業務許可事業者に対する業務改善命令について
報道発表日 平成19年8月16日
概要
株式会社ウェザーニューズに対して、業務改善を命じました。

本文

気象業務法に基づく予報業務許可事業者である株式会社ウェザーニューズが、平成19年新潟県中越沖地震の被災地を対象に「がけ崩れ予測メール」サービスを行っています。同社に対し、このサービスの内容について確認したところ、予報業務許可を得ていない地象の予報であったため、当庁はこれを取り止めるよう再三指導してきましたが、現在も継続して実施しています。これは、予報業務の範囲を変更しようとするとき気象庁長官の認可が必要であることを定めた気象業務法第19条に違反しています。
なお、同社からのメールの送信実績の報告から、本サービスは被災地に混乱を引き起こす可能性があるものです。
この事実を踏まえ、気象業務法第20条の2に基づき、同社に対し、気象業務法の遵守および予報業務の運営を改善するために必要な措置についての業務改善を命じました。

全文については、下記の「資料全文」をご参照ください。


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