新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

2007年11月10日の京都教室

2007年11月10日 15時20分40秒 | Weblog
だいぶ書き慣れてきましたので
唐突ですが、
今週から書き方を改めてみたいと思います。
とりとめのない文章ではね。



この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。



もくじ
1.準備運動
2.五歩拳(ウーブチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.今日の講義
5.気功
6.陳式太極拳36式


1.準備運動
  ・・・。
  
2.五歩拳(ウーブチュエン)
  今日は五歩拳の各型の動きを1つずつ、
  確かめながら動いていました。

  8つの型があるんですね。
  
  2007年10月13日の京都教室で7つ書きましたが、
  起勢(かつ収勢)を忘れていました。
  これ、足は並歩でいいとして、拳の構えはなんて言うんだろ。
  収拳?
  
  起勢以外の型は足7つ、手4つ
  [足] 弓歩、弾踢、馬歩、歇歩、独立、俯歩、虚歩
  [手] 冲拳、亮掌、穿掌、挑掌
  なんかいい練習になってますね。
  
  今日のクローズアップは、質問したことを。
  二.弾踢 冲拳(ダンティ チョンチュアン)から
  三.馬歩 冲拳(マーブ チョンチュアン)へ移る時の動作について。

  【問】体の回転はどうやっていますか?
  【答】腰の回転です。
  【問】軸足は跳ねますか? 
  【答】跳ねます。

   腰の回転を生み出すには、何をしているだろう。
   軸足の回転はカカトじゃない。 
   ここからまた潜っていくことになりそうなので、
   とりあえず打ち切りましょう。
   メモ1: 三.馬歩 冲拳


3.楊式太極剣32式
  今日のテーマは肩のリラックス。
  
  ・肩は上がらない。
  ・同じ高さで腕が回る。
  
  これがポイントということです。

  いつもの基本練習に続いて、套路を2回やりました。
  
  私が今日覚えなおした点は次の2点。
  
  基本練習
  ・起勢の次の型?かな。
   左手から剣を右手に持ち替える時の構えです。
   【修正前】左手の甲が右胸に密着するほど窮屈にしていました。
   【    後】それぞれの腕に弧が残るように肘と手首を曲げる。
        (よって窮屈にならない)

   ひじをたたみすぎていたんですね。
   なぜそうするとよいかは、また潜って(考えて)みましょう。
   いつか閃くかも。

  もう1つは
  第三組24番 虚歩 点剣(シュイブ ティエンチェン)
  の初動で転腰とともに右後方に振り向く動作です。
   【修正前】振り向くと同時に剣と右手を返していました。
   【   後】振り向いた時は右手で剣を切り上げる。
        それから返して、コンパクトに回し剣尖で刺す。

  2007年7月21日の京都教室
  の頃、全くわかっていないことでした。
    


4.今日の講義
  震脚(チェンジャオ)について説明がありました
  その前に先生の一言。
  「遅れてきた人もいるのでもう一度説明します」
  ハイ。それ私です。


  ふくらはぎを使って、かかとを上げる。かかとを下ろす。
  呼吸のように、吸って、吐くように。
  
  地についた時、かかとから衝撃が上がってくる。

  ふくらはぎを使って、かかとを下げると    「トン 」
  ふくらはぎの力を抜いて、かかとを下ろすと 「ドスン」
  
  股関節から上の力が抜けていると、
  腹部に振動が伝わる。              「ドスン。ブルブルブル」

  といった感じ。


  もうひとつ。
  「長拳と太極拳の違い」
    
    長拳は伸び切る。 
   太極拳は伸び切らない。

   ということです。

   ならば、、
    長拳をやって自分の体の100%を知り、
    太極拳で少しだけためる間合いを知る。
 
    そうしたら、
    「途切れないしなやかさ」を備えた動きに近づいていけるかな? 


5.気功
  樹木(タントウ)から両掌の労宮を丹田へ。。
  
  今日は周りを見てみた。
  みんな左手が上になってた。
  右手が上は私だけ?
  

6.陳式太極拳36式
  さくらコースとすみれコースに分かれました。

  
  基本練習は進歩。
  そのあと48式太極拳の動きを教わりました。
  どこの何かもわかりませんが、
  進歩に上半身の動作を重ねていくような印象を受けました。
   メモ2: 48式太極拳(の一部)


  さて、今日は4段を通して動いた後、
  先週の復習です。

  31.上歩七星
     (1)上歩架拳
       前型(30.雀地竜 俯歩穿拳)から
       右足を前に進め、右拳を左拳に(外から)重ねる動作。
       下半身は左足に重心が乗った虚歩の型。

     (2)内旋撑掌
       背面特に腰の力みを解放し両腕の内旋を開始。
       ・・・と先週は書きましたが、
       この辺りの感覚をもっと知るためには、
       一度48式の動作(上記の部分)にどっぷりはまってみた方が
       よい気がしました。

       ひじの力みを解き(ほどき)、
       半胸(ハンシュン)となり、両腕の内旋により作られる
       ソフトボール大の空間に相手を引き込む。

       「解き」には呼吸が重要です。
       直前までの吸気を緩やかに吐き始めることで「解き」を行います。
       
       ここでゆっくりやりすぎて吐き切ってしまうと、
       次の動作ができません。空っぽになってタメが残ってない。 

       ひじから先が反転してできたソフトボール大の空間を、
       相手に向けて押し出すような両掌の押し出しに合わせて、
       タメ残した吸気を解放するように。
       
       力まず静かに、しかし速やかに。
       下半身は虚歩のまま、重心を制御する。
       
       相手に向けて押し出す力とペアである反作用を
       自分の重心で受け止めます。

       そのために、見た目には前方へ力を押し出すようなこの型は
       吸気の解放とともに胸から腹、足、地面へと
       力を伝達させるような気がしています。

       様々な要素が結集して「内旋撑掌」となるような印象ですね。


  ではまた来週
コメント
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