霜後桃源記  

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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

一関市幹部のコンプライアンス違反は確信犯 その二

2024-02-29 21:41:30 | 社会
 厳美の「道の駅」は農事組合法人である。
   農業組合法人の設立目的は、組合員が生産した農産物を販売して利益を得る
ことにある。
   しかしながら、現理事長は「組合員の生産した餅米よりもJAの方が品質が
良く、お客様の評判もいい」などと「事実無根の真っ赤な嘘」を主張し、レス
トランで使用する米や餅米は創業以来今日までJAからのみ仕入れている。
   これは農協法の明文に反する違法行為であることから、昨日当ブログで紹介
した不当行為と併せて市長に質問状を出したところ
「当該農事組合法人では、平成24年度にレストランで提供する餅料理の品質
 を一定以上に保つ必要から、構成組合員のモチ米生産者と数回にわたり
 協議を行い、モチ米の品質基準を定め、基準を満たす1等米の購入につい
 て、理事会に諮り決定したとのことであり、その後、品質基準を満たした
 モチ米は構成組合員から優先的に購入し、不足分についてはいわて平泉農業
 協同組合より購入しているとのことです。」と回答して来た。
 残念ながら、これも当時の農林部長と担当課長(現農林部長)が謀議して事実を
捏造して市長決裁を得たものであった。
   生産者との協議は一度だけで、その場では「組合員からの購入を拒絶した」の
であり、また、「品質基準」など存在せず「JAからのみ購入するという理事長
方針」があるだけなので、組合員が「品質基準」をクリアすることなど永遠に
有り得ないのである。
   従って、「不足分」どころかレストランで使用する「全量」をJAから購入して
いるのである。
 現農林部長は平成29年3月23日の本市長回答が違法、不当であることを熟知し
つつも今なお固執し続けている。
 そして、「法律の番人」であるはずの裁判所は、事実無根欺瞞満載の市長回答
を全面的に採用し、法律に優先する過ちを犯してしまったのである。


 
 写真の新聞記事は本年2月20日の地元紙のもの。
 「何故、警察ではなく市役所発表なのか」また「何故、名前を出さないのか」
との疑念を抱かざるを得ないが、今回は脇に置く。

 市役所職員の不祥事は母数の割には比較的頻繁に発覚し、その都度、市長は
「法令順守を徹底する」とコメントするのが常となっている。
 しかし、市の幹部職員がコンプライアンスに反していたのでは職員に示しが
つくはずもない。
「先ずは隗より始めよ」ではないのか。
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