お彼岸の季節は枝豆販売の「書き入れ時」でもあることから、連休前に「墓参り」を
済ませることにした。
自宅の前方500mほど先にある我が家の墓参を済ませてから、実家の父が眠る赤荻の
要津院に向かった。
住職は小、中、高の先輩で七つも年上だが、たまたま叔父と同級生で親交もあったこと
から顔見知りだった。
高校時代はブラスバンド部の指揮者を務め、小学校の文化祭などに特別参加し、素晴ら
しい演奏を聴かせてくれていた。
大学卒業後、教師を兼務しなからお寺を護り、檀家も増え墓地面積も大幅に拡大し、
更には周囲の環境も整備し、見違えるような「立派なお寺さん」になっている。
20年前、父の葬儀の際に「弔電奉読の順番」を尋ねた際、「身内に近い人が先で、政治家等は
一番最後或いは省略してもいい」と明快なアドバイスをしてくれた。
この春、親戚が亡くなった際の法話の席では、「お寺に墓参りに来て下さい。鳥や木や花に
なった故人に会うことができます。」と滋味深いお話しをされていた。
子供の頃から「尊敬の眼差し」で見ていたが、親分肌で人間味溢れる「お人柄」は未だに健在
のようだ。
墓参りを終えてから、手入れの行き届いた庭の写真を撮ろうとしていたら、たまたまタイミング
よく和尚さんが出て来られたので、挨拶することが出来たのは幸いだった。
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