補助金

この10年間「自立できる農業」、「補助金に振り回されない農業」を目指して来たつもりだったが、
収入に占める補助金の割合は就農前の予想を遥かに上回っている。

先般の研修で中小企業診断士の講師が「大多数の農業法人は、営業利益が赤字で補助金でようやく
経常利益を出している」と説明していたが、我が家もそれに近いのかもしれない。
それぐらい農業収入に占める補助金の割合は大きい。


(選別を終えた黒平豆)

大豆の作付にも補助金が出るが、黒豆は「数量払いの補助金」の対象にはならないことを今年初めて
知った。
にもかかわらず単に「産直の需要が多い」ことだけを意識して黒豆を例年以上に多く作付けしていた。
切り替えの出来ない石頭が「健全経営に反する」愚かな判断をしてしまった。