霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

2008-06-27 22:14:03 | 景色
雉は岩手県の県鳥に指定されている。
以前、禁猟区が解除された当初は、たまにしか姿を見ることが無いぐらい減少した時期もあったが、今はこれまでに無いぐらい数が増え、毎日のように声を聞くし姿を見かけることも多くなった。

今年は、草刈りをしている時に二度も卵の入った雉の巣を見つけた。
卵を抱いている母鳥は我が身の危険を顧みずギリギリまで卵を守り続けているため、突然足許から大きな音を立てて飛び出すのでこちらの方が驚かされる。
最初に発見した巣の卵はカラスの生贄になってしまったので、二度目は草刈りを途中で止め、それ以上巣が露出しないように配慮してやった。



そのことをすっかり忘れて近くで草堆肥を積むための木枠を組んでいたら、例によって直ぐ足許から母鳥が飛び出したので一週間前のことを思い出した。
配慮が効果を発揮したらしく、親鳥は巣に戻って卵を抱き続けていたようだ。

今日はあまりにも慌てて飛び出したため、二個の卵が巣から飛び出てしまった。
近くに草堆肥が積まれたお陰で、これまで以上に外敵から襲われる心配が少なくなったので、また戻って卵を抱き続け可愛い雛の誕生に結びつけて欲しいものと願っている。
コメント (5)
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