古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

石山寺・琵琶湖博物館・長浜城

2011-05-30 | 旅行
翌25日、6時前起きて外を見たら、同好の士が大勢いました。窓から見える近江大橋の歩道をジョギングする人が次々に走ってくる。「ここは絶好のジョギングコースなんだ」。
朝食の一階の和室からのぞかれるお庭は、「天の橋立を模したもの」とか。朝食の後は「珈琲をどうぞ」と隣の喫茶室でご馳走になる。
「ここは夜はバーになるんだ。カラオケセットもあるし」とJさん。
出発前に写真を撮ろうと玄関の前に立つと、昨日は気付かなかったのだが、玄関上部が船の前部の形を模している。
8時過ぎ宿を出て、すぐ近くという石山寺を訪れることにしました。瀬田川に沿って10分足らず、瀬田の唐橋。欄干が唐風ですが、さほど大きな橋ではない。「この橋が壬申の乱
で帰趨を決した戦いが行われた橋かな?」。橋を渡り左に行くと石山寺。その昔、紫式部が参篭し源氏物語の執筆をしたと伝えられるお寺で、西国13番札所とか。さほど大きな山ではないが、全山堂塔といった感じのお寺である。階段を登って観音様に参拝、隣に「紫式部の間」があった。蓮如堂があった。石山の名の由来である硅灰石を説明する看板がある。 帰りは近江大橋を通ってみるかと、瀬田川の右岸を走り、有料(¥150)の大橋を渡って湖岸道路に戻る。
 次は、昨夜旅館の女性が薦めていた琵琶湖博物館に寄ることにする。
博物館に上る坂道に番号順にクイズが掲示され、その答が次の番号の掲示板で問題下にあるのが面白い。「琵琶湖が洪水でもっとも水位が上がったのは何メートルか?」。答は「明治29年の洪水で4m」。
湖をテーマとする博物館としては日本最大で、ここの水族館は淡水魚を中心とし、琵琶湖の固有種はすべて見られるという。

 11時になったので、午後所要があるので帰るというHさんをJR守山駅まで送る。その後、長浜城に向かう。
 途中、昼食を済ませ、長浜城に着いたのは2時に近かった。
駐車場が満杯で、近くのグラウンドが駐車場に開放されていた。大河ドラマブームで、賑やかなのだ。グラウンドに車を置き豊公園(秀吉に因む名の公園があるのだ)を通り、お城へ。秀吉が最初に築き、山内一豊が城主であったこともある。
 もちろん元和元年に廃城になったから、再建(1983)のコンクリート作り。NHK大河ドラマに因み、「浅井三代と3姉妹展」をやっていた。
 天守閣に登り、琵琶湖の景観を眺めてからお城を辞去する。雑誌などで評判になっている黒壁スクエヤへ行ってみる。100円駐車場に車を置き、ガラス館を中心にレストランなどが並ぶ町並みを散策。平日なのに人通りが多い。「お江」ブームらしい。 散策を終えると3時半。「いい時間になったね」と帰ることにする。
 長浜ICから北陸道に上がり、米原から名神。一宮で名古屋高速を経て名古屋駅前には5時ちょっと前に着きました。