古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

小泉さんにだまされた?

2007-09-28 | 経済と世相
 27日午前、郵便局に出かけ「定額小為替」を¥1500求めました。¥1000と¥5001枚づつで手数料が¥20でした。10月下旬のマラソン大会を申し込むためですが、10月から郵便局の民営化で手数料が上がると聞きましたので、今月中に買ったのでした。
 窓口で「この手数料は来月から上がるんですか」と聞くと「ええ、そうなんです」、「いくらになりますか?」
 「1枚につき¥100になりますので、¥1000と¥500ですと¥200になります。」と言う。
 ¥1500送るのに、手数料が¥200になるのでは、庶民の簡単な送金手段の意味はなくなる。
 値上げするのなら、額面を¥1000、¥500と固定せずに、客の要求する金額で発行するようにすべきじゃないの?

 民営化すると良いことばかりと小泉さんは言ってたけど、値上げが続発するなんて一言も言わなかった。
 値上げの内容を聞くと、「通常払い込み」(振替口座に送金)手数料は、現在、1万円まで¥100、10万円まで¥150、百万円まで¥250。これが3万円未満が¥120、3万円以上が¥330(ATMを使う場合、3万円以上で、現行¥110が¥390)。
 普通為替は現行が1万円まで¥100、10万円まで¥200、100万円まで¥400。民営化後は3万円未満で¥420、3万円以上¥630になるという。
 「民営化すると、利益に応じて法人税を政府に納入することになる」と小泉さんは言ってたが、郵便局の上げる利益は、手数料を値上げして国民の懐から取り上げたお金で、それを政府に納めるということは、国民の懐から政府にお金を移すことじゃないの?
 ゆうちょ、簡保、郵便局(窓口)、郵便など4会社に分けるって言うのも、外資にとっては、簡保と郵貯のみが魅力的だったのが本当の理由かな?
 郵貯は年10兆円ペースで減少していると言う。その分が投信に回って外国に投資され、サブプライムローンとかの穴埋めに使われてる?
 国民新党みたいに、「郵便局民営化の凍結」を訴えたい。

 もっと不愉快なことは、「郵政民営化」を理由にして、衆院の3分の2を取ったのに、その3分の2で、国民投票法案を成立させたり、更に、洋上給油も参院で通らなければ、3分の2で再可決の構えも見せていることだ。
 国民は、小泉さんに見事に騙された?
 福田内閣に期待することは、衆院解散のみです。

プールの往復11万回

2007-09-25 | 水泳
 24日レインボーカップの最終日です。午後、家を出て会場には1時10分頃。今日の出場予定は、3時半100mバタフライです。直ぐサブプールへ行きました。「NOZUEさん!」と声がかかる。プール仲間のN女史です。「泳いだ?」「いや、今来たばかり!3時半の予定だから」、「あらそう」ニコニコしているので「ベスト出ましたか?、「ええ」(その後掲示板で確認したら、2位ではあるが1位と並んで大会新記録だった)。プールに入ったら、「NOZUEさん!」とまた声がかかる。Fさんだ(今日はよく女性から声がかかる)。「水泳大会、ホームページ見ましたよ」。
 アップで300m泳ぐ。300mにしたのは理由がありますが後述します。
 サブプールから上がり、観覧席に行くと、男子100mフリーが始まった。この種目は最も出場者が多く、56組ある。この後のバタフライまで1時間半ぐらいかかるだろう。1時間観戦して、プールサイドに下りる。コース表を見ると、2組7コースになっている。「ええ、2組なの?」、いつも一組だが、75歳以上が今日は7名いて1組になっている。「さすが100mになると出場者が多い!」。
 2組の顔ぶれを見ると、70歳台いずれも音に聞こえたバタの猛者だ。
 女子のバタフライが始まった。80歳の女性が2分29秒で泳いだ。場内放送が「80歳代の日本新記録です」と伝える。プール仲間のT女子が泳ぐのを応援した。終わって上がってきたT女子に「頑張りましたネ」と声をかけたら息をはずませながら、「泳げるかしらん?と思った。でも、(終わってから未だ泳いでる人が)もう一人残っていた!」。
 召集所に並ぶ。スタッフが「水着・ゴーグル以外、身体から外すように」
「入れ歯も外すの?」、「入れ歯はOKです」に笑い声。
 予定より5分ぐらい遅れたが、スタート台の前のいすに座り1組のレースを見る。75歳の泳者が1分35秒で泳いで「75歳代、世界新記録」のアナウンス!
 飛び込み台に上った。スタートの笛で飛び込む。今日も水が冷たい。27度ぐらいだろう。いつもは75mまで1掻き1呼吸で行くのだが、今日は作戦を変え、最初から2掻き1呼吸で飛び出す。どうしても苦しかったら、50mターン後75mまで1掻き1呼吸にして最後の25mは頑張って2掻き1呼吸に戻すつもり。
 50mまでなんとか2回1呼吸で行ける。これなら最後までこのまま行こう。フィニッシュは2分16秒18。昨年は2分20秒余だから4秒縮めている。長水路としてはベスト記録だ。

 個人的には、このとき大(?)記録を作った。平成5年以降1日平均1km以上を泳いでいるが、この100mレースのフィニッシュで、累計5500kmを泳いだ(そうなるよう昨日の練習と今日のアップを調整)。
 14年9ヶ月の成果です。25mプールの往復回数で計算すると、1kmは20往復だから11万往復!
 その昔、「飲んだビールが5万本!」とかいう流行り歌があったが、「プールの往復5万回!」を2セットやって、まだ1万回のお釣りだ。
 サブプールで、ゆっくり300m泳いでから上がる。着替えしてから記録発表を見る。
50m毎のタイムは、1’04”85、1’11”33、合計2’16”18
 5位の入賞メダルを頂いて帰宅したのは5時過ぎでした。以上、小生の水上運動会の記録です。

自己記録更新!

2007-09-23 | 水泳
 22日は、レインボーカップ・マスターズ水泳大会の初日です。お城周辺のジョギングで5kmほど走った後、10時半家を出て11時過ぎ会場の日本ガイシ・アリーナ・プールに着きました。直ぐデッキシーリング(当日の出場確認)を済ませて、ロビーで途中コンビニで買ってきた弁当を平らげました。出場予定時刻は3時です。
 着替えをしてサブプールに行き、平泳ぎで100mを4本、それにバッタのターンを確認してアップを終了し、競泳プールサイドに行きました。女子の200m平泳ぎが始まったところ、プール仲間のJさんを応援。3分58秒でゴールしたので、プールから上がってきた彼女に「4分切れたネ」と声をかけたら、「そーっ」と嬉しそうに私にハイタッチ。
 フロアにバスタオルを置いて、腰を下ろして観戦していたが、暑くなってきたので、コースの割付表を見てから、2時ごろ選手控え室に行く。ここは冷房が効いている。
 腰を下ろしていると、隣に座った人がいる。見ると、「200mバタフライ1コース9組藤沢」と記入した札を持っている。私は「1組10コース」だ。声をかける。「藤沢さんですネ。」「ええそうです」
 「私は隣の10コースを泳がせて頂きます」と、私の札を見せた。「よろしく」と彼が答えて、しばし話が弾んだ。
 三重県の津から見えたと言う。私と同じ歳だが、申告タイムが4分30秒(私は5分50秒)だから、凄い選手だ。「すごい早いんですネ」、「いや一昨年胃腸の手術をやって、それ以来遅くなりましたよ」と自分のお腹を指し示す。見ると切腹の痕が縦に20センチぐらいの太いスジになっている。 
 凄い人が居るものだ!こんな大手術の後、200バタを4分半で泳ぐんだ。
 召集場に並んだら「頑張ってください」と後ろの列から声がかかった。見ると、以前同じ水泳クラブにいたOさん、2組で泳ぐようです。
 進行が15分ぐらい予定より早く、2時45分出番が来た。70歳以上は3人、1組では私と隣で、他のコースは60,65歳グループ。もう一人の70歳台は3分40秒の申告で次の2組に出場。
 スタート台に上る。「よーいっ」、ドッキ、ドッキ、自分の心臓の音が聞こえる。
 「ピーッ!」スタートの笛で飛び込んだ。冷たい!、この水温なら絶対にベストタイムが出ると思った。5mの線を見て腕を回し始める。慌てるな!50mターンの時に、呼吸が弾まない速度で行け!と自分に言い聞かせる。
 ターン!呼吸はまったく乱れていない。この調子でいい!
 100mターン、少し呼吸が弾んできたが、粘れ!粘れ!と言い聞かせる。150mをターンした。大丈夫だ!十分腕が回り下半身は水を押している。プールの中央、25m線が見えた。ここからラストスパートだ!1掻き1呼吸を2掻き1呼吸に切り替える。凄く苦しくなったが、後わずかだ!タッチ!5分21秒15!
 もちろん組の中では一番遅かった(今回はレベルの高い選手ばかりだった)が、昨年は5分50秒だったのだ。昨年より28.8秒早かった。今大会に参加の三千余名の選手の中で、前年の記録を28秒も縮めた選手は他にいないだろう!場内アナウンスが「水温27.1度」と伝えていた。
 長水路での自己記録更新です(25mプールでは、18日の練習で5分12秒7を出している)。
 サブプールに行き、ゆっくりダウンの泳ぎをしてからプールを上がった。
 結果の発表まで、観覧席で女子200mフリーのレースを見て、4時過ぎ発表場に行って確認しました。
 50m毎のタイムが掲示されていました。
 1’14”30、1’24”87、1’22”07、1’19”91、トータル5’21”15
 やはり175からの25mの頑張りが効果あったようです。銅メダルを頂いて、5時前帰宅しました。

白骨温泉そして高山

2007-09-11 | 旅行
 車から降りると、硫黄泉特有の臭い。標高1400mというだけにひんやりする。名古屋より10度ぐらい低いだろう。

 旅館のお姉さんに「ここは松本市なの?」、「昨年合併したのです」
そう言えば、「→上高地」の表示が、到着少し前に見られた。上高地に近いのだ。
「源泉は無色ですが、空気に触れると白色に濁ります。24時間かけ流しの湯です」
 早速、夕食前に入浴。鎌倉時代以降、北陸人が鎌倉往還の途次疲れを癒したという湯を楽しむ。
「大菩薩峠」では机龍之介が湯治で逗留したことになっている。

 一行14名、宴会になったが、さすがにみな70歳近くになると飲む量は大人しくなっている。

 「星が綺麗ですよ」。寝る前に露天風呂に行ったKさんの言葉だったが、いささか酒量を過ごした小生は、風呂は省略して寝込んでしまった。

 翌朝、6時風呂に入った後、朝食までの時間、近隣を散策した。趣のある古家があるのだが、自動販売機の無粋な色が気に入らない。

 自動販売機のメーカーは、環境に配慮したデザインを工夫すべきだ。

 9時半頃出発。1台は平湯でバスに乗り、上高地に行きたいという。上高地ではマイカー規制が実施されていて車では入れないそうだ。

 我々2台で高山に向かう。

 11時、高山に着いて、駐車場に車を入れ、宮川の畔を散策。名物の朝市は午前中行われていたので、露店を冷やかすことが出来た。もう一箇所、陣屋前で朝市が行われるのだが、昼食を済ませ、陣屋まで歩いた時には、昼を過ぎて朝市は終わっていた。

http://www.asaichi.net/

 1時過ぎ、帰途につき、荘川で東海北陸道に上がり、ひるがの高原のSAで、もう1台と別れる。

東海環状道を経由し、豊田東で東名道。三好ICで下りて赤池駅前には4時過ぎ。ここで解散、帰宅は5時でした。

名古屋はやっぱり暑かった。

高野槇そして白骨温泉

2007-09-10 | 旅行
「今度は白骨温泉に行きませんか。途中、関の新工場も見学しましょう」
 O君から連絡が入りました。
「それはいいね。参加します。」

毎年1回、昔の労組役員の仲間で旅行会をやっている。その話です。

関の新工場とは、岐阜県関市の工業団地(関テクノハイランド)にD社の子会社が今年2月に完工、操業を始めた自動車用ベアリング専用の加工工場です。

 「白骨温泉」って、どんな所だったっけと、インターネットで調べました。(
http://www4.kcn.ne.jp/~t-yoko/33-nagano/33-shirabone-shintaku.html)
[松本市安曇

「白骨」という特異な名前は、もともとは「白船(しろふね)」と言われていた。この白船は、温泉に含有されている石灰成分が、木製の湯船に付着して白くなることに由来している。
明治時代の「大日本地名辞典」には、白船・白骨の両方で紹介されている。その後、中里介山の長編小説「大菩薩峠」で、「白骨の巻」として登場したので、全国的にこの名が知れ渡り、「白骨」の名が定着した、というのが通説のようだ。]とあります。

 台風9号が通過した7日、9:15 地下鉄赤池駅前で落ち合い、仲間4人が1台の車に同乗、関市の工場団地に10時40分。ほかの2台は既に着いていて、社長のBさん(D社の執行役員)が玄関で待ち構えていました。

 社長自ら、説明・案内をしてくれた。

 生産設備の機械色がアイボリーで塗装されている。昔は、白系の色は汚れが目立つということで使われなかったが、「汚れが目立った方が機械の管理状態が良く分かってよい」という発想になったようだ。

 細かい部分で、こうした発想の進歩が見られている。願わくば、こうした発想の進歩が早くあって欲しい。

 工場前の庭に、操業開始を記念して「高野槙」が植えられていた。

ご存知、悠仁親王のおしるし。親王殿下の誕生を記念したもの。

12時頃まで見学してから辞去。途中、昼食を取り、白骨を目指した。

 いやぁ、実に遠かった。県道で飛騨金山へ。41号線(名古屋→富山)に入り高山を通過、158号線(福井・松本線)を経由して、平湯、安房峠の有料トンネル(¥750)を通り、長野県。宿に到着したのは5時少し前でした。カーナビの音声案内が「目的地周辺に到着しました。音声案内を終了します」とアナウンスした後、尚も林間の勾配のきつい上り坂をくねくねと曲がって上がる。突然、十数軒の温泉宿が現れる。温泉以外何もない郷です。(続く)

世界陸上女子マラソン

2007-09-02 | マラソン
 やっと世界陸上のメダルを取ってくれました。

 土佐選手の最後の粘りは、彼女の走りではいつものことですが、凄い!の一語です。

 2年前の名古屋女子マラソンを制した原選手に期待していたのですが、大阪城の手前で脱落。どんな優秀な素質の選手でも、やはり42kmは走ってみないと分からない!

 30度近い暑さの中で、しかも70%ぐらいの湿度の中で、42kmを走りぬくのは大変です。実際、途中で倒れて酸素吸入をしている選手が映りました。

 土佐選手のタイムが2時間30分55秒でしたから、冬のマラソンと比べると7~8分遅い。1週間前の男子マラソンでも日本選手の記録は2時間17分くらいでしたからね。

 大阪マラソンのコースは、6年前の2月、大阪シテイハーフマラソンで走りました。公会堂の近くからスタートし、大阪城周辺を周回して長居陸上競技場まで走りました。つまり、今日のコースの後半の部分を走ったのです。

 陸上競技場が見えてきてから、ゴールまでが、ものすごく遠いと感じられるんですよ。ゴール前に競技場の外周コースを一周しなくちゃならないんです。

 TVの放映を見ていて、一番実際が分かると思うのは、上空から選手を映した映像です。この映像で、選手の足の回転を見ると、如何に早いかが良く分かります。

 久しぶりにマラソンをTVで楽しむ事が出来ました。
かかりつけの病院の看護師の言ったように、マラソンは女子が面白い。

 来週日曜は北海道マラソンの放映があると思います。マラソンのシーズンが始まります。

私も来月は福井ハーフマラソン(7日)にエントリーしています。

追伸:6年前の大阪シテイマラソンの記録を読み直してみました。
http://blog.goo.ne.jp/snozue/m/200102
(左サイドバーの2001年2月をクリックしてください。)




私撰8月の十大ニュース

2007-09-01 | 経済と世相
 記録的猛暑の8月が終わりました。私撰10大ニュースです(順不同)。
 たった一月の間に、よくもこんなに事件が発生するもの!と感嘆しました。

1.朝青竜 二場所出場停止処分の後、治療(?)でモンゴル帰国
2.阿久悠 世を去る
3.安倍改造内閣発足
 岸さんの孫、鳩山さんの孫、与謝野さんの孫と、党で内閣を支える吉田茂さんの孫。
 お孫さん内閣は一体何をやる内閣なの?
4.防衛相と事務次官、大喧嘩。
 でも、大臣交代で送別の辞は丁重に事務次官。どうなってんの?
5.米国で橋崩落
 インフラにガタが来てるのは、道路だけ?
6.那覇空港でボーイング737炎上
 同型機を点検したら、新型機(国内ではメンテしてない)でワッシャーなしのボルトを発見。
 これって、真夏の怪談?
7.多治見で暑さの日本最高記録を更新、74年ぶりとか。
8.円高株安。東証今年の最安値。
 低金利が投機資金を増やして、バブルを作ったり壊したり?
9.日銀市場に1兆円の資金提供。
 米国の真似をする時は実に機敏です。
10.「緑のオーナー」元本割れ。
 これって国の詐欺じゃない?

 この他、名古屋で若い女性が、見も知らぬ男性3人組に、拉致・強盗殺人・死体遺棄に!犯人たちはインターネットサイトで知り合ったとか、世相を物語るようです。
 農水相の更迭は、あまりに出来事が多すぎて選外になりました。