断腸の思いでした。4月29日、安城市のマスターズ水泳大会を棄権することにしたのです。この日を目的に練習してきただけに、棄権せざるを得ないのは、まことに残念でした。すっかりくさくさしたので、気分を治すべき、ウオーキングに行くことにしました。駅ちかウオーキングが、中村公園駅から名城公園駅までのおよそ8km半のコースで開催されていたのです。
「お天気もよさそうだし」と9時半中村公園駅までいきました。③出口で受付して歩き始めました。出口を出ると、アオキスーパー、それに豊国神社の赤い大鳥居(約24m)です。鳥居から神社までの参道で9の日の市が始まるところでした。毎月9の付く日に売店の屋台が並んで野菜とか五平餅などが売られています。まだ9時半ですから、準備が始まったばかりのようでした。1kmほど歩いて中村公園。公園は、秀吉と清正の生まれた地ということで、秀吉清正記念館という博物館があり、ご両人にゆかりの史料を展示する。
公園は、豊国神社(明治18年創建)を中心にして日本風回遊式林泉庭園です。公園の東側に、常泉寺、妙行寺という日蓮宗のお寺がある。秀吉と清正の誕生地だということなので行ってみる。
妙行寺には、清正が名古屋城の余材を用いて建立したもので、清正の銅像があった。
常泉寺は秀吉の銅像や「秀吉お手植えの柊の木」があっら。
両寺の間に木下長嘯子の邸宅跡がある。
木下長嘯子は、秀吉の妻「ねね」の甥で、文人。若狭小浜城主で関ケ原後京に隠棲。
秀吉や清正もいいけど、もっと近代的な話題はないかな?と名古屋競輪場に行ってみる。中村公園の北側です。この日は競輪はやっていないが中を覗くことは出来る。1週400m、最大傾斜は34度。
競輪の行われていない日も他の競輪場レースの車券は購入できるとか。
競輪場を出て大通りを栄生に向かう。公園北口から本陣通りを歩く。3丁目から斜め北東に曲がり栄生に出た。
中村公園から2.4km歩いて、トヨタ産業技術記念館に来た。元トヨタ紡織の工場跡地を博物館にしたものです。以前(4~5年前)に来たことがあるが、すっかり綺麗に整備されていた。展示は紡織関係と自動車関係の2部門に分かれている。時間的に両方見るのは無理なので、紡織関係のみ見た。原綿から糸を紡ぎ、糸から布を創る原理をお姉さま方が説明し、昔の織機の原理と運転を見せてくれたあと、近代の紡織機の運転デモをデモしてくれた。ここを見学し、いつも思うのは、時間をたっぷりとってみたいということだ。入場料はシニア料金は無料で、出退場自由の入場券を貰えるから何度でも見られるのだが、残念なことに、いつもちょこちょこっとで帰ることになる。今日も同様で12時、帰ることにする。ここまで歩いてかなり草臥れているからだ。この後、駅ちかのコースでは、「ノリタケの森」と円頓寺商店街を歩いて名古屋城に行く予定になっているが、3kmぐらいコースカットして「メグール」バスで名古屋城にいくことにする。正面のバス停ですわって「メグール」を10分ほど待つ。右隣の建物の間を名鉄や新幹線が通り過ぎるのが見えた。
バスに乗ると、10分ほどで名古屋城。
最初に能楽堂を見る。
これも大分前に見たが、久しぶりに見る。
夕方「能楽堂のシャンソンの夕べ」があるようだ。今日ここにくることを決めていたらチケットを購入しておくのだが、購入していない。
能楽堂のあとは名古屋城。今日は西北隅櫓を公開している。天守ははいっているが、ここは入っていない。西北隅櫓、別名清洲櫓は、清洲城の天守閣を解体した材料を使って作られている。
堀の向こうに我が家が見えたので、写真を撮ったが、前の建物に遮られ一部しか映っていなかった。
清洲砦を降りて名城公園駅を目指す。お堀の周りをぐるっと回って名城公園に入り、2㎞弱歩いてゴールの名城公園駅に向かう。
ゴールしたのは、1時半。
いつも駅ちかウオーキングは、12時半ゴールしているから、1時間余分に歩いている.公称のコース距離は8.4kmだったが、途中3kmほどショートカットしてこれだ。コース距離には、公園の中や博物館の中を歩く距離は省いている。それらの距離を加えると多分10kmぐらいは歩いているだろう。珍しく抽選で記念品が貰えた。サントリーのアルコールフリーの飲料1管だった。
さて、名城公園のゴールの痕は家に帰ればいいのだが、公園に大津通りに接して最近「トナリノ」なる建物が作られた。
ジョガーのためのシャワールームやロッカーを創り、1Fに喫茶室(スタバ)やあ2Fに軽食堂などを作ったという。そういえば最近公園周辺の道を歩いていると走っているジョガーを見かけることが多い。「トナリノ」の効果であろうか。
大賑わいだったが、スタバで、アイス珈琲をいただいて3時帰宅しました。