古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

犀川マラソンの記

2007-05-04 | マラソン
 5月3日は、「マラソンに挑戦する会」(金沢)20Kmに出場しました。
 駅前のホテルを7時15分前に出て徒歩で会場の犀川緑地公園に7時過ぎに着き
ました。絶好のマラソン日和です。
 受付を済ませ着替えした後、「4001番はいないかな?」と見回し、見つけました。フルマラソン完走日本一の小島義一さんです。「おはよう」と一年ぶりの挨拶。「東京マラソンはどうでした?」「あれ、だめ、抽選で外れた!」「そりゃ残念でしたネ。僕走りましたが、雨に降られて大変でした。」、「応援に行ったんだけど寒い日で、食べ物はなくなっちゃうしなァ」。さすがにバナナも無くなっちゃったこと気付いている!「頑張ってください」握手して左右に別れた。
 7時40分からの開会式。金沢中央走ろう会の名物会長の天野耕兵衛さんが今年は引退したらしく新会長の挨拶の後、特別表彰でフル完走回数日本記録の男子小島さん(1090回)、女子の迫田法子さん(727回、福岡県)、及び今日で47都道府県のフルマラソンを完走するという武藤さんという男性が表彰された(私も47都道府県のマラソンを完走したが残念ながらフルではない)。
 8時、全部門(5Km、10Km、20Km、30Km、フル)580名のランナーがスタートした。大豆田大橋(まめだおおはし)を起点に上流1Km(御影大橋)折り返し下流4Km(北陸道ガードの先)折り返しで周回する。
 今日の目標は、10Km1時間の速度で走り通すことです。60歳台前半までは
ハーフを2時間を切って走っていました。ところが65歳以後、どうしてもハーフ2時間が切れない。更に最近は10Km1時間で走ることがきつくなってきた。「もしかしたら、20Kmも2時間を切れないのでは?」
 20Kmという距離はあまり走っていないので、記録を調べたら3年前のこの
犀川のマラソンが1時間53分34秒だった。
 犀川沿い比較的平坦なコースで、今日のように無風(少し気温は高いが)の状況
で、2時間切れないならもう時速10Kmで走れないということになる。
 去年はここでフルを走った。あの時は雨上がりでみみずがいっぱい路面に出てきたと思い出して、路面を見ていると、いるいる!去年ほどではないが、所々で地面にへばりついている。それが直径10mmは十分ありそうな肥満型。犀川のみみずは栄養が良い。
 この大会は11回目の出場なのでコースは熟知している。下流を折り返し、7.5Kmへんで小島さんが大きく手を振って歩いてくるのに遭う。
 手を振って行き違えるが、足を痛めて走れなくなっても尚、歩いてでも42Kmを完走するという執念は一体どこから生ずるのだろうと思った。
 スタート地点に戻って時計を見ると丁度1時間を指している。「ギリギリだ!」
と、走り続ける。
 次に小島さんとすれ違ったのは、14Km前あたり。
 2度目の下流折り返し、腕の時計は1時間36分を少し過ぎた。「ヤバイ!ギリギリ!」そんなに調子は悪いとは思えないのに、スピードが乗らない感じだ。
 ゴールの500mほど前の給水場で最後の水を取ろうとした時、小島さんが来た。「頑張ってください!」と声をかけると「はァい、ありがとう!」と大きな声で答えて元気に歩いていった。
 フィニッシュして着番カードを貰い、受付の際受け取った完走証と一緒に記録掛に渡すと、着番カードと照合して「2時間01分52秒」と記入してくれた。
 時速10Kmは難しくなった。筋肉の老化は否定すべくもない!3年前の記録と比較すると、Kmあたり24.9秒遅い。つまり1年にキロ当たり8.3秒遅くなっているわけだ。
 その後、ホテルまで歩いて帰り、シャワーを浴び11時チェックアウトしました。

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1 コメント

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心配 (こっそり)
2007-07-12 12:23:35
更新がないようですが、どうかされましたでしょうか?
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