古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

再診

2018-03-10 | Weblog・人生・その他

 3月7日、9時過ぎ10分ほど自転車を転がして西部医療センターに行きました。3ヶ月ごとに前立腺がんの検査をすることになっています。受付を済ませ、尿の検体を採り血液を採取して泌尿器科の受付に行ったのは9時半。ここまではいつもの手順です。ここから石の問診までの時間が長い。持参してきた本の「河のほとりで」を待合室で読み始めました。

大いなるかな心や

天の高きや極むばからず しかも心は天の上に出ず

地の厚きや測るべからず

しかも心は地の下に出ず

我国に臨済宗を伝えた栄西の言葉です。

今年は臨済宗の祖、臨済禅師の1150年遠忌だそうです。

ところで、臨済宗の「済」の字には「河の渡し場」なる意味がある。

河北省の「済河」を臨む場所に臨済院を立てて禅を広めたので臨済禅師と呼ばれた

臨済は「河の畔」とも読めると言います。一つ雑学が増えたかな

 

日本の臨済宗の本山は京都の妙心寺です。

そういえば、今年の1月末、京都の妙心寺を訪れました。

旅行初日

http://blog.goo.ne.jp/snozue/d/20180205

2日目

http://blog.goo.ne.jp/snozue/d/20180206

 

12時、再診の時間になりました。

「PSAは0,003です。順調です。この治療を続けましょう。」という

「以前、肺に転移のおそれがあるから画像診断をやりましょうと肺のCTを採りましたが、もう画像診断はやらなくてもいいですか?」と聞くと、

「PSAの値が大きくなれば、そのチェックが必要ですが、これだけ小さければ、その必要性はないと思います」とのことでした。

お腹にいたい皮下注射をして終り。次回は5月30日に再診するとのことでした。


取りつくしまのない?病気

2017-11-10 | Weblog・人生・その他

先月27日は毎月恒例の住宅シニアクラブのウオーキングでしたが、、体調が悪く欠席しました。 体調が悪かったのは、「脊柱管狭窄症」が出て腰が痛く、痛いだけでなく、歩くと転倒してしまうのです。

参加されたのは3名の女性です。私がいけなかったので、行先の地図と、昭和美術館の入場割引券を差し上げて、みなさんだけで行って頂きました。

 整形外科病院へ行き、相談しましたが、「これは加齢現象です」、「加齢現象は病気ではないんで、治療はできません。」と、痛み止めは処方してくれましたが、治療はしてくれません。「80歳を超えれば歩くのが不自由になるのは当たり前」、「歩けなくなれば杖をつかう。」ととりつくしまがありません。年をとるということはこういうことかと、がっくりしました。

「うまく歩けないのは、脚の筋力が落ちたか、脳の細胞が劣化して脚へ適切な信号が行かないからではないですか?」

「それはそうですが、水泳が出来るのなら、筋力が不足している筈はない。脳も身体の一部ですから、筋肉が加齢で劣化すると同様、頭脳の細胞も委縮します。しかし、それを調べるには、脳神経外科病院に行ってもらう必要があります。」

「ここの先生は、不必要な治療は極力やらない方針らしい。

 

その後、処方された薬を飲んでいたら3日目に全身に発疹が出てかゆくて仕方がない。

処方してくれた薬局の薬剤師に言うと、「すぐ飲み薬は止めて!三日飲んだのなら三日止めていたら治ります」という。

整形外科病院に行き、「発疹が出てかゆい」と苦情を言うと、「すぐ飲み薬を止めなさい。アレルギーがあるのです。アレルギーがあるかどうかは、飲んでみないとわから無いからやむを得ない」という。

 その後、治まっては来ましたが、問題は、今後ウオーキングの世話人は出来ないことです。とりあえず、今月だけは計画をまとめましたが、来年以降は世話役を交代させていただくことにしました。


前立腺がんの再診

2017-10-22 | Weblog・人生・その他

前立腺がんの診断に.1.5か月ごとに診断に行っている。その都度、血液と尿の検査をする。

9月の診断で、尿検査に異常が出た。潜血が+3である。今までなかった症状です。

「何故かな?何かこころあたりありますか?」、「いいえ」

「では半月後再度チェックしましょう」10月5日再診した。やはり鮮血が+3である。

「原因を調べないといけない。膀胱内にカメラを入れて検査しましょう。」

10月20日午後、雨がぱらつく空模様の中、自転車を転がして西部医療センターへ。まず腹ごしらえを、と4Fのレストランに行き、日替わりランチ500円を頼みました。最近、齢の所為か。和食好みになった。和食と言えば味噌汁です。喫茶店に行っても、珈琲のモーニングサービスは、お握りと赤だしの味噌汁をオーダーしている。、ここの日替わりランチには、定番で暖かい赤だしの味噌汁が出るのです。食事を終え、再診受付機会に診察券を通すと、本日の指示をうちだす。最初は検査室で尿の検体採取です。その後、1時過ぎ、泌尿器科の受付に行く。「待合室で待つ」よう言われ、2時まで待った。

「膀胱内鏡検査」という部屋に呼びこまれ、下半身の」着衣を取りタオルで覆って医師を待つ。

「出血があるので、何か起こっていないか、今の治療をそのまま続けていいか、カメラを膀胱に挿入して診てみましょう」

「麻酔はかけるのですか?」、「麻酔なしでやってみます」

これは痛いだろうな!

「最初、一寸、ちかっとしますが左のテレビに画像が写りますから、見ていてください」。

いたあい!思わずお腹に力が入る。「力を抜いて。」と看護師が言う。痛くてテレビを目を開けて見られない。

「尿道が狭くなっていますね。」、「前立腺を削った跡が膨らんできて狭くなっています」

「撮って」との医者の合図ごとに「カシャ、カシャ」看護師がシャッターを切る。

「診察結果をお話ししますのでしばらく外で待ってください。」診察は直ぐ終わったが、猛烈に尿意を感じた。着衣してトイレに走る。

尿意の割には出ない。しかし、暫くは尿意が強くその都度トイレに走ったが、少ししか出ないのです。

診察室に呼び込まれた。膀胱内の写真を見ながら話を聞く。

「前立腺肥大の手術してますね」。「もう10年以上前である。「平成14年ですから15年になりますね」デスプレイの診断録を見ながらいう。

「膀胱内は綺麗で出血の様子はないですね」。「前立腺がんの細胞から出血はしてないですか」。「その状況は確認されません。腎臓からくる尿も血で濁っている状況ではありません。」

CTで腎臓も5月にチェックしていますね」。その時の画像を呼び出して「小さな石が見られるが、これが出血の原因と思えるほどではない。」と独り言をいう・

「今日の尿検査の結果は同だったのですか?」

「潜血は「+-」です。前が⁺+3だったので、良くなっています」。「特に異常は認められないので、今の治療を続けて良いということになります。次回は12月13日です」。診察料金1750円を払って3時前診療を終えました。カネと暇をかけて診察した結果異常ありません。検査しなくても良かったとのでは?と思わないでもないが、異常ありと判定されるよりはいいということか!

 


初夏の花を見に行く

2017-06-24 | Weblog・人生・その他

 

 

 6月23日は住宅のシニアクラブのウオーキングでした。

9時半前、集合場所のエレベータホールに行くが誰も来ない。「あれっ、どうしてこないの?」。Yさんが来た。「今日は暑くなるでしょう。32度になるって。私暑いのに弱いの。悪いけど休ませて」という。「そうか、雨の日はダメだけど、お天気が良すぎるのもだめか」。

そのうちにHさん(男性)が来た。「今日は参加者が少ないみたい」。

しかし、9時半ぎりぎりに女性のKさん、Yさんが来た。4人になった。「4人でいくか」と出掛けることにしました。地下鉄で今池。②出口を出ると、「東部医療センターは右の路、二つ目の角を左」と案内が出ていた。今日の目的地千種公園は東部医療センターの隣です。20分ほど歩いて、医療センター。改築中でした。北隣が千種公園です。ゆり園の傍のベンチに座って休憩を取りながら雑談。

 千種公園は、毎年10000株のゆりが5月下旬から6月下旬にかけて花を咲かせ地域の名所になっています。

「ゆりをバックに記念写真とろうよ」

2~3枚カメラに収めたあと、「次へいこうか」

公園の真ん中にサルビアの花が綺麗に咲いていた。

「徳川園まであるこう」と、千種公園バス停を西へ行き都通1丁目を北に、古出来町から西へ行き、新出来から北へ向かうと「徳川園→」の標識がでている。そこを西へ折れると、徳川園裏の小さな公園に出る・ここまで30分、意外に近い。

ここのベンチに腰を下ろしてお握りを食べる」。南に階段がある。「この階段を上がると徳川美術館ですよ」と小生。「この階段から行ったことないな、北口から園に入ったことはあるけど」、とHさん。

「Kさん敬老パスもってる?」と聞くと「持ってますよ。敬老パスは便利ですね」「Kさん、敬老パス持ってるの。そんな年に見えない」とHさん。

「持ってますよ」とKさんが応ずる。

休憩を終えて西へ少し歩くと徳川園の裏口(北口)。敬老パスを見せて100円で入場。花菖蒲の前で記念撮影。ベンチに腰を下ろし雑談。

風が涼しい。

「意外と熱くないね」。

「ここから大曽根までどれくらい?」

「1kmですよ」。

「4月に市役所からここまで歩いたね。市役所までもおんなじくらい?」

「いや、市役所までは2kmあるから、大曽根までの倍あります。

 徳川園の花々を見た後、黒門口(正門)から大曽根まで歩きました。

地下鉄で帰宅、1時に住宅に帰り着きました。

初夏の花々を見たウオーキングでした。

 


お迎えがきます

2017-06-21 | Weblog・人生・その他

毎年6月22日が夏至と思っていましたが、今年は何故か6月21日が夏至でした。

その21日、久しぶりの雨降りです。西部医療センターで、前立せんがんの再診日でした。いつもは自転車を転がして10分ですが、今日はバスに乗りました。城北橋から医療センターまで、乗ってみるとたった2区(帰りは3区)でした。9時少し前に家を出て9時5分ごろに着きました。機械で受付を済ませ、受付票を持って検体採取室へ、尿を採って提出、血液は79番の順番で30~40人ほど待って採ってもらいました。泌尿器科の受付を9時45分にすませ、後は待ち時間。持参した新書を読みながら11時半まで待ち診察室に入りました。名前を告げると「注射をします。そこに寝てください」。ベッドに横たわりお腹にズブリと皮下注射。イタッと思った時には7万円の注射が終わっていました。

「血液検査のPSA値は0.002(ng/ml)で、注射は良く効いています。しかい、前回のCT画像を検討した結果、やはり肺に前立腺がんが転移していると判断しました」。

「どうすればいいですか?」

「今の治療を続けるしかないですね」。「幸い注射の効果は上がっていますので、続けます」。

「効果がなくなることもありますか」。

「あります。その際は薬を変更しますが、その薬も効果がなくなることがあります」。

「そうなったらどうなるのでしょう」。

「お迎えが来るということです」。(いやにはっきり言う医者だと思った)。

PSAが0.002と言うことは抜群に薬の効果があるということだ。

しかし、効果があるということは、前立せんがんを根治するということではない。前立腺がんの働きを弱める。他の臓器への移転を防ぐということである。

生きている限り飲み続ける必要がある。薬が効かなくなることもありうるから、その時は薬を変更するが、それでも効果がなくなれば、その時、癌は他の臓器に転移しお迎えが来るというわけ。

実は、肺へ転移という診断には私自身は納得していない。水泳の練習では、1回練習に行けば1000mを泳いでいる。1000mも泳げるのに肺が悪いということは考えられないと思うのです。

 それでも肺に転移があると言うなら、ものすごく小さながん細胞だということになる。それを見つけ出した医学の進歩は素晴らしいと思う。

そもそも私の前立腺がんは、痛くもかゆくもないのだから、相当初期の小さながんなのだろうと思う。それを簡単にみつけだす。血液検査で簡単に発見するのだから、医学の進歩は素晴らしい。しかし、病気を見つけ出すことと治すことは別で、見つけ出す手段は進歩したが、治療する手段はそれと同じように進歩したわけではない。

 治療できないとなると、手を尽くして延命することしかできない。

 もっとも、いかに医学が進歩しても、ひとを死なないようにすることは出来ない。だから、医学の出来ることは延命効果でしかないということになろう。

 多分私の死ぬときは、前立せんがんが他の臓器に転移してお迎えが来ることになるのだろう。医者の言うとおりである。自分の死因になる病気がわかるということは、奇妙な気分です。

「次回は9月20日、注射をすることにしましょう」と言われて再診を終わった。レストランでランチを摂って、12時20分帰宅しました。


メニエール病

2017-04-12 | Weblog・人生・その他

 
4月11日朝6時に目覚めた。起きようと思い、上を見ると、天井が回っている。
「?」
起き上がると急に吐き気を催した。
トイレに行き、戻したが、何も戻すものがないから、胃液を吐き出した。
歩くと、めまいがしてふらふらし壁にぶつかる。ベッドに戻り、寝るとめまいは治まるようだ。
これは典型的なメニエール病の症状です。
4年ぐらい前に、この症状が出たことがある。病院にいかなくては、と思うが、まともに歩けないから、症状が小康状態になるまで寝ているしかない。
11時頃、少し楽ななったので、向かいの若先生の病院に出掛けた。
すぐ診察室に入れられたが、先生の前でもどしてしまった。
「4年前の症状がでました」先生は直ぐカルテを確認して、「4年前の4月11日です。丁度4年ですね。」、「ここまでどうやって来ました」。
「転倒しないように気をつけてゆっくりゆっくり歩いてきました。」
「この病気は本人は凄く苦しいけど、命には別条ない病気です。飲み薬をだします。注射もしましょう。注射の時に血液検査の検体をとらしてください」」。
「血液検査なら先日西部医療せんたーで検査しました」とデータを見せると、
「これは3月29日のデータです。今朝現在に変わりはないか見る必要があります」。
納得!
「安静にして寝ていれば治る病気ですが、もし明日になっても、発作が治まらなければ、注射をしますからもう一度来院してください」。「わかりました」
「早く治すためには、根を詰める仕事を」やらないことです。たとえばパソコンを打つ作業とか、本を読む作業は、やらない方が治りが速いです」。
パソコンを止めて読書を止めると、自分のすることは水泳だけだが、まさかこの状態で泳ぐことは出来ない!
処置室に移り注射をする前に看護師の前でまた戻してしまった。隣に薬局がある。勘定をすませ薬局まで歩くと、また気分が悪くなり、薬剤師の前で吐いてしまう。まったく醜態である。
というわけで、午後はベッドに横たわりきりでした。本当に安静にするってこういうことだと思いました。
夕食におかゆをつれあいに作ってもらったが、食べた後また吐いてしまう。

 12日朝、目覚めると大分良くなったが、やはり眩暈は残っている。
「もう一度注射してもらう方が良い」と、11時頃向かいの病院に行った。
診察室に入ると、もう昨日の血液検査のダータが拡げられていた。
「血糖値が少し高いですが、他は全く異常ありません。
血糖値も、がんがん戻しているようなときには、身体という者はうまくできていて、血糖値を増やして体の機能を活性化するので、この程度の高さは正常です。」
「昨日先生は、根を詰める作業をしないように、と言われましたが、日頃根を詰める作業をしているとこの病気をおこしやすいですか?」と聞くと、「それがわからないのです。根を詰める作業をする職人がなるかというとそうでもない。
要するに三半規管の不調が原因であることはわかっていても、何が原因で三半規管の不調が生じるかはわかっていないのです。」
と、三半規管の不調を抑える注射を打ってくれた。
 注射の所為か気分がよくなったので、午後自転車を転がして銀行に行ってきた。午後、ずっと気分は良かった。
 これなら大丈夫とpCでメールを打ち増した。
これで明日プールで泳いでみて泳げるようなら、全快です。
高齢になると、いろいろ妙な病気が出ます。
桜は全開ですが、あと何回全開の桜をみられるか。
そう思っていたら、TVのニュースがペギー葉山の訃報を伝えていた。享年83とか。


男性ホルモンを断つ

2017-03-29 | Weblog・人生・その他

3月29日、今日は前立腺がんの再診で西部医療センターに自転車を走らせました。9:09、受付をして、早速、尿と血液の採取。9:45泌尿器科の受付をしました。ここからが待ち時間、いつもなら持参した本を読むのですが、今日はTVで甲子園の野球を見ていました。11時過ぎに順番がきました。
「NOZUEです」。入室すると、「PSAは0.005でした。尿は異常ありません」
「前回のPSAは0.004でしたから増えているのですか?」と小生。
「それくらいは順調とみなせます」。0.001ぐらい増えても誤差の内ということか。
「異常はありませんか」、「とくにありません」。「では予定通り今日は注射をします。次回は5月17日にしましょう」。ベッドに横たわりお腹に皮下注射。
「この注射の目的は何でしょう」。「脳から睾丸に男性ホルモンを出させる指令が出るのですが、その指令をブロックするのです」。
「では、飲み薬と同じ狙いですか?」
「人間の身体はわかっていないことが多くて、脳からの指令をブロックすれば男性ホルモンが出なくなる筈ですが、なぜか睾丸以外から男性ホルモンが産出されるので、それも防ぐには飲み薬が必要です」。
「3か月おきに注射ということは、1回注射すると3ヶ月効果があるということですか?」、「そうです」。
この注射。めっちゃ高くて1回およそ70000円だ(自己負担は7000円)
飲み薬(ピカルタミド)の処方箋を貰い終了。会計を済ませたら11時半。今日は早かった。お腹が空いていたのでレストランに行きランチを頂き、12時帰宅できました。
「新潮45」の4月号にジャーナリストの大江舜さん(68歳)が前立腺がんの闘病記を載せていた。
 男性ホルモンを摂って前立腺がんは大きくなるので、治療では、男性ホルモンを断つ工夫をするということらしい。
『重粒子線照射治療を受けるのだが医者にこういわれる。
「照射前の2か月間ホルモン治療を受けてください。男性ホルモンを断ち、癌を小さくします。照射後も2年間継続です」
「1ヶ月効果のあるリューブリンの注射とピカルタミドという錠剤を毎日飲んでください」
医療費の明細をチェックすると、睾丸切除と同様の効果のある、この化学的去勢注射液、薬価は何と1本約7万円。韓国では性犯罪者の去勢に使われるという。あんまりじゃないかと恨んだが、最近のニューヨークタイムズによれば「大幅な延命効果が実証された」。それなら我慢だ。』
俺って去勢されてる?


ロボットの株式講演を聞いてきました

2017-02-24 | Weblog・人生・その他

22日午後、病院から戻ってベッドに寝転んだら、「そうだ、丸八証券のお姉さんが、「講演があるから、時間があればいらっしゃいませんか」と言っていたと思いだした。
「案内のパンフが郵便できていたはず」と机の上を探すと、
「3時半から名古屋証券所5Fホール、AIロボットパルロのプレゼンテーシヨンと、大平丸八証券取締役の『トランプ政権の行方と第4次産業革命の幕開け』と題する講演だ。
「おもしろそうだな!」と出掛けることにした。
2時半家をでて、3時5分に会場に着く。
会場は満員で、最後列の席だけ空いていたので、そこに腰を下ろす。
パルロ君の講演はもう始まっていた。少し甲高い声が会場に響いていた。
TCWアセット・マネージメントカンパニーが運用する投資信託エヌヴィデア、の説明だった。
昔の投信と異なり、いくつかのタイプがあって(例えば為替変動リスクのあるタイプと無いタイプ、投資先のカテゴリーを選択できるタイプなど)、好みのタイプを選択できる。
つまり、昔の投信は、どういう運用をするかは投信会社任せだったが、今のファンドは、投資家の相場観に基づいて、好みのファンドを選択できるようになっているらしい。
30分ほどで終り、次は大平取締役。
冒頭、「AIの進歩で、人間のやっている仕事のほとんどがコンピュータがこなす時代が近づいているようで、私の講演などロボットがやってくれるのも、間近のようです」と言う。
「講師の仕事がなくなるかどうかは、別として講演の前座ぐらいは、ロボットで充分務まるようになったんだ!」と、思った。
 『今後のマーケット環境について』という資料を基に、株式市場に影響を与える2016年の出来事、2017年に予想される出来事。トランプ政権下で予想されるインフラ投資。IMF,OECDなどの経済見通し。2017年日経平均の推移イメージ。外国人投資家の動向、それに裁定買い残の動向など話す。
それはそれとして分るが、そういうデータの分析なら、まさにAIの得意とするところだから、
ロボットがやるようになっても不思議でない。と、思う。
因みに来月からこの証券会社の店頭にロボットを置くそうである。
4時半に終わったので、会場の裏手にある丸善書店に寄り、新書本2冊を買って帰宅しました。