古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

株主総会

2018-06-30 | 経済と世相

28日は、株主k総会のピ-クのようでした。今年もD社の株主総会に出掛けました。毎年出席しているので、今年いかないと「あいつ死んじゃった」と思われかねない。市バスで大津橋。バス停を降りて西へ。産業貿易館の西側が会場の名古屋銀行協会です。玄関には例年のゆにD社の社員が案内に立っていました。エレベータで前社長にあって、挨拶、会場の5Fに上がると、受付で出席票を貰う。43番でした。9時40分、開会の20分前です。

今日はむちゃくちゃ蒸し暑い日です。入り口で冷たいジュースを頂き、中に入って開会を待ちました。

 会長が議長席について、「報告事項のビデオの説明後、議案の説明、続いて質問の受付をします・・・」と始めた時、「議長」と一人の株主が手を上げた。Kさんだ。

「議事進行に意見があります」と発声したが、議長は無視した。「「株主様の発言は議案説明尾後に・・・」というが、Kさんはなお発言を求める。「議事進行は議長である私の指示に従ってください。不規則発言は退場をお願いする場合があります」と議長は強気だ。

 質問の時間になって、やはりKさんが最初に手を挙げた。今度は議長もkさんを指名。

「報告事項と議案は分けて審議してください。質問者は質問が終わったら、席に戻ってくださいと言うが、回答内容に合点が行かない場合もあるので、席に踊らず回答後発言しても良いのでは?」と、議事進行に注文を付けたのち、役員選任について意見を述べた。

「会長は20年以上(社長時代を含め)になる。若い人を育てて。新しい役員を出すべきべないか」

 次に小生が手を挙げて質問。

「『自動車の来るべきパラダイムシフト(エンジンからモーターへ)に的確に対応します。』として29年度は飯野ホールデイングとATAキャスチングテジュノロジージャパンの二社を統合し、新しい事業尾柱に育てます。」とあるが、この2社の事業分野は将来メタルに代わりうる事業分野になるのですか。関連して電気二重層キャパシター用電極シートの成長見込みについてご説明ください」。議長は社長の回答を求めた。

「飯野ホールヂングは、エンジン回り、ミッション周りの部品を作り、パイプの曲げ加工に独自の技術を持つ」とのこと。ATAの説明は良くわからなかった。どうやらタイの会社をお吸収合併」したらしいが、細部が聞き取れなかった。分かりにくい所をすぐ再質問できないから、質問後元の席に戻るのは良くないとKさんは言ったのだ。

社長が回答後、さらにもう一問質問した。

「IOT活用し新生産システム導入を歌っているが、具体的にはどのようなシステムを考えているのか。」

これも社長が答えたが、どうもすっきりしない。

すっきりしない回答だったので、別のアブ主から意見が出た。「IOTの取り組みが全くすすんでいないのでは?」

私が期待したのは、「第一ステージは作業者が日報を像作なくとも設備から自動的に日報が得られる。第二ステージはその得られた日報のデータが、生産計画に直ちに反映される。第三ステーjは、それらのデータから最も効果的な改善個所がわかる。現在は(例えば)第一ステージに取組中である。というような回答だったが・・・

 そこでさらにKさんが「役員改選」んいついて発言する。

「海外に積極的に事業展開しているが、監査は実際に現地に行って見聞きしないと実態がわからないのではないか。常任監査1名のみでは無理がある」もっともな発言だ。

 最後に元専務のWさんが発言を求めた。

「会長は高齢になったと言っても人生100歳の時代で、加齢による能力の衰えは個人差があるのだから頑張ってもらいたい」と、本日唯一の応援のメッセージ。会長もほっとしたに違いない。しかし、業績はまあまあで、期末の配当は15円。中間配当と合わせて一株当たり30円だから、最後はしゃんしゃんと拍手で終わった。

もともと日本の株主総会は、事前に大株主の賛同を得て、決議事項は成立することになっている。その意味で、総会は儀式に過ぎない。儀式で終わらせたい経営側と、討議をして実質的な結論を得たいという株主との意見の違いが目立つ総会でした。日本の株主総会も儀式であることが許されない時代がちかずいているのかも?12時10分終了。

 

 

 


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