古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

長久手古戦場周辺を歩く

2017-11-28 | 旅行

11月24日、住宅シニアクラブのウオーキングで、長久手古戦場周辺を歩きました。

今年は冬が早く来たようで、風がとても冷たい。こんな寒い日では誰も来てくれないかな、と思ったのですが、幸い女性4名、小生含め5人が集合しました。

最近、リニモ沿線の整備が進んでいますので、長久手古戦場を歩いて、最近できたIKEA長久手店をみてこようと計画したのです。

地下鉄で本山、乗り変え、藤が丘でリニモに乗り10時半過ぎ長久手古戦場駅に着きました。駅前に古戦場公園、中に郷土歴史館がありました。長久手合戦の経緯が展示されています

天正12年(1584)秀吉と家康が小牧で対陣した。秀吉側の池田勝入が膠着状態を打破しようと、陣を離れて岡崎を攻める別働隊を組んだ。これを知って追った家康が長久手で追いつき撃破した。家康が秀吉を破った唯一の武将として勢威を高め、後の関ケ原で多くの武将が徳川につく遠因となった。この意味で長久手は徳川政権を築いた合戦です。

園内には勝入塚がありました(写真)。池田勝入信輝戦死の地です。

30分ほど公園内を見た後、駅前のイオンモールに行き、4Fのレストランで一緒に昼食を取りました。イオンモールは、凄く広くてどちらへ行ったらよいか迷ってしまいます。食事を終えた12時、バス乗り場に行こうと、1Fに降りたがバス停の位置がわからない。バス停を見つけるのに苦労しました。

バスは、長久手市が運航するNバスで、長久手市民は無料、他市の人は一回100円で安くて良いのですが、1時間に1本ぐらいしかありません。12時半過ぎバスが来たので乗車、10分ぐらいで長久手市役所に就きました。15分ぐらい歩いて色金山公園に登りました。長久手合戦で家康が本営を置いた場所です。

 気温は低いのですが、速足で歩くと寒さは感じません。ところが、早く歩きすぎてみなさんを置いて先に行ってしまいました。

犬山の国宝如庵を模した茶室がありましたので、抹茶を頂こうと待っていましたが、全然見えない。途中の分かれ道で別のルートに行ってしまったらしい。仕方ないので、市役所前のバス停に戻ると、皆に会うことが出来ました。バスの時間が合わなくて古戦場駅まで歩くことにしました。20分程度の歩きで駅に戻りました。

最近できたIKEA長久手店を見ようと、リニモに再乗車、二駅乗って万博公園西口に行きました。(230円)IKEAを見ましたが、大変な賑わいです。3Fまで行ったが、1Fに戻ろうと思った時コースがわからない。店員に聞こうと思ったが客で大混雑、店員も見つからない。やっと床の矢印を見つけて1Fに戻りました。

 1Fで、LEDの電球を一個99円で買い求めました。駅に戻り藤が丘までの切符290円を買い求めホームに行くと、もう皆が待っていました。

藤が丘に戻り駅の売店に入りたいやき大納言を賞味しました。

「お天気h良くて良かったね」、「全然寒くなかったね」。「歩くのに懸命だったから」、「どれだけ歩いたかな。万歩計持ってる?」、「13000歩!」。など、雑談。帰途の地下鉄は栄で乗り換え、5時帰宅しました。


お金の回り道が詰まっている

2017-11-16 | 読書

『人類の未来』(吉成真由美著、2017年4月NHK新書)という本を大学図書館の棚で見つけました。ジャーナリストの吉成真由美さんが世界の碩学5人と対談した記録です。特に面白かったのは、マーチン・ウルフ氏(英フィナンシャル・タイムス紙論説主幹)との「グローバリゼーシヨンと世界経済のゆくえ」と題する対談です。日本経済に関する診たてが面白い。

 

 日本は莫大な負債を抱えてます。そのほぼ全てを日本国民に負っていて日本全体が債権者になっている。国の資産が負債をはるかに上回っていることは確かですが、。政府の負債が政府の支払い能力を上回っている可能性は充分あります。

 この場合、政府が支払い不能を宣告すれば、国民が動揺し急激に買い控えするので、経済が一挙に縮小し、良いアイデアといえない。このような場合、重要なのは、別のやり方、つまり政府がその債権者である国民に妥当な総需要を保障する方向で働くことです。政府がすべきことは、妥当な国内総需要を確保するための政策を志向すること。日本政府は財政のバランスをとることも必要ではあるけれど、それにもまして、経済がうまく機能していくことを、責任をもって最優先する必要があります。

 なぜ25年もの間日本は慢性的な低需要に苦しんできたか。その主な理由は、日本企業の行動にあったとみています。日本企業は巨大な余剰資金貯蔵庫になっており、過剰負債の返済が終わったあとも慢性的に内部留保を続けている。日本企業の内部留保の割合はGDPの8~10%、世界でも最大級の余剰金になります。

 日本政府の課題は、いかにしてこの巨大な過剰金を取り出すか。方法は二つ考えられる。

 一つ目は投資のための画期的な動機を与える。しかし、日本の企業部門はすでに多くの投資を行っている。人口とそれに伴うる労働力が減っているにも関わらずGDPの割合ではすでにかなりの投資を行っている、これ以上の投資は難しい。

 二つ目は企業の利益を吸い上げる。日本では法人税率上げるのが適当だと思います。

 企業が国内に投資しない現実はあるけれども、総需要は上げる必要はあるという場合、解決方法は企業の利益を家計に移し可処分所得とすることです。

「企業雄内部留保という余剰を取り除かないかぎりこの負債はなくならないという事実を踏まえて、日本銀行が国債を直接引き受ける、国際を貨幣化することになる。政府がどんどん国債を貨幣会、市場にお金を拠出しなければならない。

時間は限られている。「いま総需要の拡大に躊躇したりしくじったりすれば、長期的には20年から30年後悪性インフレに陥る恐れがある」というのです。

 私見ですが、経済がうまく機能するとは、お金の周り路に詰りがないこと。そのつまり口に企業の内部留保がなっているとウルフ氏は言っているらしい。、


取りつくしまのない?病気

2017-11-10 | Weblog・人生・その他

先月27日は毎月恒例の住宅シニアクラブのウオーキングでしたが、、体調が悪く欠席しました。 体調が悪かったのは、「脊柱管狭窄症」が出て腰が痛く、痛いだけでなく、歩くと転倒してしまうのです。

参加されたのは3名の女性です。私がいけなかったので、行先の地図と、昭和美術館の入場割引券を差し上げて、みなさんだけで行って頂きました。

 整形外科病院へ行き、相談しましたが、「これは加齢現象です」、「加齢現象は病気ではないんで、治療はできません。」と、痛み止めは処方してくれましたが、治療はしてくれません。「80歳を超えれば歩くのが不自由になるのは当たり前」、「歩けなくなれば杖をつかう。」ととりつくしまがありません。年をとるということはこういうことかと、がっくりしました。

「うまく歩けないのは、脚の筋力が落ちたか、脳の細胞が劣化して脚へ適切な信号が行かないからではないですか?」

「それはそうですが、水泳が出来るのなら、筋力が不足している筈はない。脳も身体の一部ですから、筋肉が加齢で劣化すると同様、頭脳の細胞も委縮します。しかし、それを調べるには、脳神経外科病院に行ってもらう必要があります。」

「ここの先生は、不必要な治療は極力やらない方針らしい。

 

その後、処方された薬を飲んでいたら3日目に全身に発疹が出てかゆくて仕方がない。

処方してくれた薬局の薬剤師に言うと、「すぐ飲み薬は止めて!三日飲んだのなら三日止めていたら治ります」という。

整形外科病院に行き、「発疹が出てかゆい」と苦情を言うと、「すぐ飲み薬を止めなさい。アレルギーがあるのです。アレルギーがあるかどうかは、飲んでみないとわから無いからやむを得ない」という。

 その後、治まっては来ましたが、問題は、今後ウオーキングの世話人は出来ないことです。とりあえず、今月だけは計画をまとめましたが、来年以降は世話役を交代させていただくことにしました。