古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

マラソン選手の足

2011-05-31 | マラソン
 昨夜、10時からNHKテレビで「デイープ・ピープル」なる番組を放映していました。元女子マラソンの、有森裕子、千葉真子それに山下佐知子の3人の鼎談でした。ご覧になった方も見えると思いますが、面白い内容でしたので一部を紹介します。
足の話です。3人の足の形をクローズアップして見せてくれました。有森さんも千葉さんも、マラソン大会のゲストランナーで見えることが多いので、ご本人に直接会ったことはありますが、素足を見たことはありません。
まず、千葉さん。通常マラソン選手は足を酷使するので、(俗な言い方ですが)ゴツイ足をしています。ところが、彼女の足は丸みを帯びて実に女性らしい綺麗な足です。ただ、足裏のくぼみ(土踏まず)が高いので、やはりマラソン選手だな、と思いました。
有森さん。こういう足の形は初めて見ました。小指が実に長くて隣の薬指にめり込んでいるような形です。不思議な形です。
山下さん。ご本人は「外反母趾」みたいと笑っていましたが、親指のすぐ下(足首側)の部分の筋肉が外に張り出してコブみたいになっている。その結果、親指が外反母趾みたいに内側を向いているのです。多分これは着地の時、親指の下の部分の筋肉で路面を強く押すので、ここの筋肉が発達したのでしょう(この言い方をするなら有森さんの足は内反小趾で、小指が親指の方向に曲がっている)。
実は、小生の足は山下さんの足の形にそっくりです。

女子マラソンの選手はみな小柄な人が多い。でも足(足裏の面積)は大きいのですよ。足が大きいほうが、単位面積当たりの衝撃力は小さくなるから有利です。
だから、マラソンをやると足は大きくなる。47歳からジョギングを始めましたが、それまで25.5の靴を履いていましたが、今は26.5ぐらいでないと足が窮屈です。47歳から足が大きくなるのか?と思われるかもしれませんが、足の指が長くなるのです。それに、親指下のコブのせいか、4Eぐらいの幅広でないと履けない。

以上、マラソンと足の形についてですが、以下は余談です。

山下選手はバルセロナのオリンピックで、4位入賞でしたが、ゴールした直後、「有森さんが銀」と聞いて「良かった!」と、実にうれしそうな顔をしたことが、19年前のテレビで見て記憶に残っています。